春の火災予防運動 2020年(令和2年)

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2020年「秋の全国火災予防運動」は、
こちらからのページをご覧ください。>>

3月の火災発生件数は4,198件で年間でもっとも多く、1日平均では135件です。年間の1日平均より31件も多くなっています。春は空気が乾燥し風の強い日も多くなります。
火災の怖さは近隣への被害拡大、1度に多くの人が犠牲になるケースも少なくないことです。

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春の全国火災予防運動は
令和2年3月1日(日)~7日(土)

火災予防運動

火災発生件数は3万7981件(1日の平均は104件|2018年)

 

[目次]

出典:消防庁

春の全国火災予防運動

  • 主唱:消防庁
  • 期間:令和2年3月1日(日)~7日(土)
  • 標語:ひとつずつ いいね!で確認 火の用心

「全国火災予防運動」は年度単位で実施され、標語は昨年の「秋の火災予防運動」と同じです。

重点目標

  1. 住宅防火対策の推進
  2. 乾燥時及び強風時火災発生防止対策の推進
  3. 放火火災防止対策の推進
  4. 特定防火対象物等における防火安全対策の徹底
  5. 製品火災の発生防止に向けた取組の推進
  6. 多数の者が集合する催しに対する火災予防指導等の徹底
  7. 林野火災予防対策の推進

火災予防運動のポスター

消防庁が公開している火災予防、防火対策のポスター、リーフレットをまとめています。
それぞれPDFで表示・印刷できます。
※ポスターは、当サイトでPDFにしています。
職場や店舗、学校、ご家庭に掲示することで、火災予防が期待できると思います。

春の火災予防運動ポスター(2020年)

ポスター

全国火災予防運動(2020年)ポスター

年間ポスター

大規模倉庫の火災の教訓リーフレット

倉庫の火災の教訓

外国人来訪者と障害者の避難誘導

避難誘導

▲4種類を同梱しています。

訪日外国人向けリーフレット

各リーフレット(PDF)はページ数が多いため、ダウンロード(表示)に時間がかかる場合があります。

火の用心!

年間の総出火件数は3万7981件(2018年)。毎日どこかで104件(平均)の火災が発生しています。防火・消火設備の点検、避難経路の安全確認を!

  • 火災予防

▼消防車のサイレン(再生ボタンで音が出ます。ご注意ください!)

買い物や散歩中に消防車のサイレンを聞くと、まさか私の家ではと心配になるわねー。

お散歩の途中に、お家に戻ったこともあるしね。

サイレン+警鐘「ウ~・カンカンカン」は火災出動、「ウ~、ウ~」だけの場合は、火災以外の出動(交通事故などの救急現場で、消防隊員の応援が必要な時など)ということです。

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全国山火事予防運動

  • 主唱:林野庁・消防庁
  • 期間:令和2年3月1日(日)~7日(土)
  • 標語:守りたい 森と未来を 炎から

ポスター

林野庁が公開している「山火事予防運動」のポスターです。PDFで表示・印刷できます。

山火事予防運動のポスター2020年

山火事予防運動のポスター

火災の発生状況(2018年)

2018年(平成30年)に、全国で発生した火災の発生件数は3万7981件です。死者数は1,427人、負傷者数は6,114人です。1日あたり約104件の火災が発生し約3.9人が死亡、約16.8人が負傷しています。(2019年のデータは、2020年9月ごろに発表されます)

数値の出典:消防庁の資料(PDF)

発生状況

総出火件数は37,981件

  1. 建物火災:20,768件
    (うち住宅火災は11,408件)
  2. 車両火災:3,660件
  3. 林野火災:1,363件
  4. 船舶火災:69件
  5. 航空機火災:1件
  6. その他:12,124件

死傷者数は7,541人

  • 死者数:1,427人
    (うち住宅火災は946人。※自殺を除く)
  • 負傷者数:6,114人

発生件数あたりの死傷者数でみると、26.6件に1人が死亡し6.2件に1人が負傷しています。

住宅火災の内訳

  • 一般住宅:7,201件
  • 共同住宅:3,365件
  • 併用住宅:453件

住宅以外のおもな建物

  • 特殊複合用途:1,841件
  • 工場・作業場:1,751件
  • 事務所:719件
  • 飲食店:542件

店舗の火災は多数の死傷者が発生することも少なくありません。管理者は消火設備および非常口の点検(出入口に物を置かない)を!
飲食店では排気ダクトの清掃・点検を行いましょう。ダクト内に溜まったほこりなどに、調理中の火が燃え移る火災も発生しています。

事業所・工場などでは配線(ネズミなどにかじられたり、荷物等で踏まれてないか)、配電盤の点検(漏電チェック)、防火設備の点検が必要です。特に水害被害を受けた建物では、十分な点検を行いましょう。

火災の発生が多い月

  1. 3月:4,198件(11.1%)
  2. 2月:4,027件(10.7%)
  3. 4月:3,955件(10.4%)

火災の発生が多い時間帯

  1. 14時~15時:13.3%
  2. 12時~13時:12.8%
  3. 10時~11時:12.7%

1万人あたりの出火件数

※人口1万人あたりの出火件数(全国平均は2.97件)

  1. 島根県:4.47件
  2. 長野県:4.45件
    ※10万人あたりの死者数はワースト1
  3. 高知県:4.25件
  4. 山梨県:4.16件
  5. 三重県:4.02件
  6. 宮崎県:3.99件
  7. 熊本県:3.94件
  8. 茨城県:3.92件
  9. 岡山県:3.91件
  10. 長崎県:3.89件

全国でもっとも少なかったのは、富山県で1.59件(全国で2件以下は富山県のみ)です。総出火件数においても170件で全国でもっとも少なくなっています。また10万人あたりの死者数でみると、長野県と青森県が2.22人でもっとも多く、もっとも少ないのは高知県で0.55人です。(全国平均は1.12人)

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出火原因の1位は放火(疑いを含む)

全火災の確定原因の1位は「たばこ」ですが、「放火」は疑いを含めるともっとも多く、建物火災では「こんろ」がもっとも多くなっています。火の消し忘れ、油火災にご注意を!

おもな原因

全火災での出火原因ワースト10

  1. たばこ:3,414件(9.0%)
  2. たき火: 3,095 件(8.1%)
  3. こんろ: 2,852件(7.5%)
    ※建物火災ではもっとも多い
  4. 放火: 2,784件(7.3%)
    ※建物火災では3番目に多い
  5. 放火の疑い :1,977件(5.2%)
    ※建物火災では8番目に多い
  6. 火入れ: 1,856件(4.9%)
  7. 電灯電話等の配線: 1,642件(4.3%)
  8. 電気機器: 1,405件 (3.7%)
  9. 配線器具: 1,297 件(3.4%)
  10. ストーブ:1,197件(3.2%)
    ※建物火災では4番目に多い

死者が発生した火災の出火原因においても放火(疑いを含む)がもっとも多く、2018年は289件発生し、302人(全死者数の4.7人に1人)が亡くなっています。比較対象は異なりますが、同年の飲酒運転による死者数(198人)の約1.6倍です。

特殊な原因

発生件数は少ないものの、下記のような火災も発生しています。

  • ロボット掃除機:ロボット掃除機が電気ストーブなどにぶつかり、ソファーなどに接触することでの火災。東京都内では、2018年12月、2019年1月の2カ月で2件発生
  • 住宅用のワックス:油の成分が空気中の酸素と反応して自然発火。(フローリングワックスなどを行った時は、使用した布を放置しないこと)
  • 室内飼いのペット:猫のオシッコによる配線のショート、犬が調理器具、暖房器具などのスイッチを押すことが原因となったもの、またウサギ(げっ歯類等)は、電気コードをかじるこで発火の原因になります。
  • 収れん火災:水の入ったペットボトル、鏡、アクセサリーの吸着盤などが太陽光を収束(レンズ効果)させ、可燃物に当たることで発生する火災。太陽の高度が低い秋から冬に多く発生するといわれています。

ひとつずつ「いいね」で確認しましょう!

おやすみ前、お出かけ前の習慣に。長期留守にする場合は十分な確認、放火対策・防犯対策もお忘れなく。

灯油の廃棄は市区町村のHPを参照、またはガソリンスタンドで引き受けてくれます。(有料の場合もあり)側溝などに流すと環境汚染だけでなく、不法投棄(1,000万円以下の罰金刑または5年以下の懲役刑)になります。
エアコンやファンヒーターなどは、フィルターの掃除も行いましょう。

放火が多く発生した月

  1. 2月:519件(10.9%)
  2. 4月:495件(10.4%)
  3. 3月:475件(10.0%)

放火の発生時間帯

  1. 0時~1時:491件(10.3%)
  2. 16時~17時:443件(9.3%)
  3. 22時~23時:515件(9.1%)

※時間帯不明:597件(12.5%)

出火原因の1位は放火

出火原因の1位は放火(疑いを含む)

放火は狭い地域で連続して発生するケースも少なくありません。放火または疑いがある火災が発生した場合は、地域の安心メール等からの情報を活用し、放火を防ぐ対策を共有することが大切です。

「警察白書|2019年版」によると放火の検挙率は、2018年が78.8%(過去5年間の平均では75.8%)です。現住建造物放火罪(人が住んでいる建物・乗り物などへの放火)は、「死刑または無期、5年以上の懲役」と非常に重い罪です。

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火事を起こさないために!

火災のニュース等では焼死と報道されるケースが多くみられますが、焼死に至る約8割は煙や可燃物が燃えることで発生する有毒ガス(一酸化炭素、塩化水素、シアン化水素など)によって、逃げ遅れることが原因といわれています。

寝たばこでは灰皿にたまった吸殻が燃えるだけで、有毒物質を含む大量の煙が部屋に充満します。煙に気づき目が覚めても自由に身動きが取れずに、逃げ遅れるケースも少なくありません。

命を守る7つのポイント

3つの習慣

  1. 寝たばこは、絶対やめる。
  2. ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する。
  3. ガスコンロなどのそばを離れるときは、必ず火を消す。

4つの対策

  1. 逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する。
  2. 寝具、衣類及びカーテンからの火災を防ぐために、防炎品を使用する。
  3. 火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を設置する。
  4. お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる。
乾燥注意報が出たら火災に厳重注意!

各地の気象台が発表する「乾燥注意報」の基準は、地域によって異なります。
例えば東京都23区では「最小湿度25%で実効湿度50%」、名古屋市は「最小湿度30%で実効湿度60%」、 大阪市では「最小湿度40%で実効湿度60%」など

  • 最小湿度=日中で最も低くなった時の湿度(昼過ぎごろが多い)
  • 実効湿度=木材の乾燥湿度(前日、前々日の湿度に影響を受ける)

最小湿度が約25%、実効湿度が約60%以下で火事が発生しやすくなり、また燃え広がる危険性も大きくなります。お住まいの地域のニュース等で「乾燥注意報」が発表されたら、火の取扱には十分な注意が必要です。また2016年の糸魚川大規模火災など、「フェーン現象」による強風が延焼地域を拡大させることもあります。日本では冬から春に発達した低気圧によるもの、秋では台風が通過したあとなどに、発生しやすいと言われています。

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