奈良県の熊(クマ)目撃・出没情報

目撃・出没・事故の情報

ツキノワグマ

▲動物園で飼育されているツキノワグマ(メス・推定4歳)

県内のツキノワグマの生息域は、旧西吉野村、旧大塔村、天川村、野迫川村、十津川村、下北山村、上北山村、川上村、黒滝村、下市町、旧五條市(吉野川以南、吉野町の吉野川以南の地域)推定生息数は100頭~250頭程度と見られています。東北や北陸のクマと比較してやや小型です。

目次

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近年の出没件数

  • 数値は環境省HPから出典
  • 環境省の集計は年度単位
年度 2024 2023 2022 2021 2020
出没 143 58 70 20 53

昨年度は過去5年でもっとも多くなっています。(近畿6県は過去5年でもっとも多い)2021年と2022年は新型コロナによる行動制限が多く出され、レジャー等による外出が控えられたことにより目撃件数が少なかった影響もありそうです。

2025年

警察、市町村等が発表した目撃・出没情報(一部痕跡を含む)。県内すべての情報ではありません。※一部メールでお寄せいただいた情報を含み、クマと断定されていないものも含まれます。

発表された場合に掲載します。

2024年

  • 5月17日: 東吉野村大字狭戸の奥狭戸住宅付近
  • 5月19日: 奈良県天理市の路上

2023年

年間の目撃は58件と発表されています。

2022年

  • 9月24日午前10時12分頃:奈良県天川村山西山西地区から大塔町殿野へと延びる破線道(地理院地図)において、山西地区林道から沢伝いに登って、稜線までの距離、約半分を過ぎた辺りで(沢から尾根へと移る地点)、踏み跡を右に回り込んだところクマに遭遇された。
    距離は約10メートル。クマは尾根を下ってきた様子で、クマとは目線が合わず運良くこちらの方が先にその存在を確認。増水した沢の音で、クマの方も事前にこちらの存在に気がついていなかったということです。
    ※メールでお寄せいただいた情報です。
  • 7月27日午後8時頃:香芝市の「JA二上経済センター」付近で、ずんぐりした黒い影を目撃された。走り方が犬とも猪とも違った為、調べたところ、ツキノワグマの子供と類似していたということです。(親熊は見えなかった)目撃された方は、市役所にも連絡されたということです。※メールでお寄せいただいた情報です。(追記:ツイッターで生息域でないのでは?というメッセージをいただきました。市役所にも連絡されたということで、念のため掲載しています。クマと確認された情報ではありません)

2021年

  • 11月19日午前11時10分ごろ:下北山村池原ダムへ尾鷲方面から車で走っていたら、道の端に熊1頭を目撃された。車を見ると崖を登って逃げて行ったということです。トボトトンネルの10メートルくらい手前、そんなに大きくなかったということです。
    ※メールでお寄せいただいた情報です。
  • 6月8日に発表された内容:吉野熊野国立公園大台ヶ原周辺

2020年

  • 10月11日午後1時ごろ:国道169号線を車で走行中、池原ダム付近の平成の森へ入る道との交差点で体長60センチほどの子熊らしき動物を目撃された。(体色は黒くコロコロとした動きで4足歩行し舗装路を歩いていた)。サルやタヌキ、イノシシなのどの動きとは違うため熊の可能性。
    ※メールでお寄せいただいた情報です。

2019年

吉野郡野迫川村(池津川、北股、今井、桧股の各地区)で、8月30日までに7~8頭のクマが目撃されているということです。

2018年

  • 9月24日午前5時50分、および午後2時30分ごろ:吉野郡十津川村芦廼瀬川上流部、白谷林道。国道425から林道ゲート入って200m付近(体長1m超の大型のクマ)
    ※メールでお寄せいただいた情報です。
  • 9月2日:吉野郡野迫川村中津川(紫園を越えて中津川に上がって行く道の途中。車を運転中に小熊に遭遇、ガードレールを越えて林の下に逃げていく姿を目撃)
    ※メールでお寄せいただいた情報です。
  • 7月8日午後6時30分ごろ
    ※メールでお寄せいただいた情報です。

奈良奥山ドライブウェイ(春日山原始林)を春日山方面へ向けて反時計回りにトレッキング中に、鶯の滝へ続く赤い橋を渡らずに過ぎ、カーブのあたり(コンクリート造りのガードが続いている辺り、山桜の少し手前辺り)で遭遇。

ガードを越え、坂の下へドサッドサッとくだり、こちらを警戒していました。暗かったのでほぼシルエットしか見えませんでしたが、鳴き声や動き方から猪や犬ではありませんでした。後ろ足を軸に、右へ左へこちらを伺う動きでした。大型バイクをふかすような鳴き声を確認。

目撃情報があれば掲載します。

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    クマを目撃したら・・

    目撃情報の多い市町村の連絡先です。

    下記または管轄地域の警察署(状況に応じて110番)へ

    • 五條市:五條市農林政策課(電話:0747-22-4001)
    • 野迫川村:野迫川村役場(代表電話:0747-37-2101)

    .

    クマ出没チラシ(回覧用)

    5種類(多言語含む)あります。それぞれPDFで表示・印刷(各A4サイズ)できます。

    ⑤ 多言語(英語、韓国・中国・スペインなど10か国語。翻訳ツールによるもの)

    ①~⑤をまとめてダウンロード
    (zip形式 5.43MB)

    ▲PDFとpptファイル(PowerPointで編集できます)を同梱。PDFはスマホに保存したあと、マルチコピー機のあるコンビニ等で印刷することもできます。

    クマと遭遇を避けることが優先
    それでも遭遇したら・・

    クマ棚を見たら生息エリア

    「クマ棚」はツキノワグマが木にのぼり栗や柿などの実を食べるとき、枝をたぐり寄せます。このとき折れた枝が木の上に積み重なった状態です。木の比較的高い場所に、大きな鳥の巣ように枝が重なり集つまった状態を見た場合は注意が必要。

    クマと遭遇したら
    (段階別の対処)

    ▲クマ棚の写真や痕跡も掲載しています。クマの接近防止に爆竹(花火)

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