横断歩道での一時停止率(歩行者妨害)2020年

スポンサーリンク
スポンサーリンク

一時停止率の全国平均は21.3%
(約8割のクルマが停止しない)

JAF(出典)の調査[2020年]によると「歩行者のいる信号機のない横断歩道での車の一時停止率」の全国平均は21.3%です。もっとも低かったのは宮城県で5.7%、次いで東京都(6.6%)、岡山県(7.1%)の順です。もっとも高かったのは長野県で72.4%です。

JAFのデーターを元に都道府県ランキング、前年との比較。また警察庁の統計情報から、取り締まりの状況を掲載しています。

[目次]

都道府県順

改善(前年の停止率との比較)アイコンなどは当サイトで掲載したものです。

停止率の改善

都道
府県
2020年
停止率%
2019年
停止率%
前年比 改善
北海道 22.4 24.6 -2.2 悪い
青森 12.9 4.4 +8.5 良い
岩手 23.2 13.7 +9.5 良い
宮城 5.7 7.4 -1.7 悪い
福島 27.0 8.7 +18.3 大きく改善
秋田 21.8 17.4 +4.4 良い
山形 24.8 20.4 +4.4 良い
新潟 49.4 36.2 +13.2 大きく改善
長野 72.4 68.6 +3.8 良い
茨城 27.3 17.2 +10.1 大きく改善
栃木 14.2 13.2 +1.0 良い
群馬 13.9 8.2 +5.7 良い
埼玉 12.4 11.6 +0.8 良い
千葉 26.7 31.0 -4.3 悪い
東京 6.6 5.8 +0.8 良い
神奈川 23.4 22.7 +0.7 良い
山梨 35.8 26.0 +9.8 良い
富山 10.7 5.3 +5.4 良い
石川 29.3 29.8 -0.5 悪い
福井 19.7 10.4 +9.3 良い
岐阜 19.7 16.0 +3.7 良い
静岡 54.1 52.8 +1.3 良い
愛知 32.5 28.8 +3.7 良い
三重 27.1 3.4 +23.7 大きく改善
滋賀 18.7 11.3 +7.4 良い
京都 19.9 5.0 +14.9 大きく改善
大阪 11.8 16.5 -4.7 悪い
兵庫 57.1 43.2 +13.9 大きく改善
奈良 19.0 16.1 +2.9 良い
和歌山 15.9 8.9 +7.0 良い
鳥取 22.0 24.8 -2.8 悪い
島根 43.2 41.2 +2.0 良い
岡山 7.1 13.4 -6.3 悪い
広島 27.9 17.5 +10.4 大きく改善
山口 18.0 9.0 +9.0 良い
徳島 11.8 9.0 +2.8 良い
香川 12.1 9.4 +2.7 良い
愛媛 14.5 14.2 +0.3 良い
高知 13.4 7.8 +5.6 良い
福岡 31.4 33.6 -2.2 悪い
佐賀 18.1 20.9 -2.8 悪い
長崎 35.0 19.1 +15.9 大きく改善
熊本 25.7 11.0 +14.7 大きく改善
大分 15.7 15.0 +0.7 良い
宮崎 31.3 23.4 +7.9 良い
鹿児島 18.3 13.1 +5.2 良い
沖縄 18.0 29.8 -11.8 悪い

停止率が高いランキング

長野県は5年連続で停止率が1位!

ダントツの停止率だね。

止まってくれると嬉しいね。

左右をしっかり確認して渡ろうね。

全国平均(21.3%)より高い都道府県です。

順位 都道
府県
2020年
停止率%
2019年
停止率%
1 長野 72.4 68.6
2 兵庫 57.1 43.2
3 静岡 54.1 52.8
4 新潟 49.4 36.2
5 島根 43.2 41.2
6 山梨 35.8 26.0
7 長崎 35.0 19.1
8 愛知 32.5 28.8
9 福岡 31.4 33.6
10 宮崎 31.3 23.4
11位~23位をプルダウンで表示
順位 都道
府県
2020年
停止率%
2019年
停止率%
11 石川 29.3 29.8
12 広島 27.9 17.5
13 茨城 27.3 17.2
14 三重 27.1 3.4
15 福島 27.0 8.7
16 千葉 26.7 31.0
17 熊本 25.7 11.0
18 山形 24.8 20.4
19 神奈川 23.4 22.7
20 岩手 23.2 13.7
21 北海道 22.4 24.6
22 鳥取 22.0 24.8
23 秋田 21.8 17.4
スポンサーリンク

停止率が低いランキング

全国平均(21.3%)より低い都道府県です。

順位 都道
府県
2020年
停止率%
2019年
停止率%
1 宮城 5.7 7.4
2 東京 6.6 5.8
3 岡山 7.1 13.4
4 富山 10.7 5.3
5 大阪 11.8 16.5
6 徳島 11.8 9.0
7 香川 12.1 9.4
8 埼玉 12.4 11.6
9 青森 12.9 4.4
10 高知 13.4 7.8
11位~24位をプルダウンで表示
順位 都道
府県
2020年
停止率%
2019年
停止率%
11 群馬 13.9 8.2
12 栃木 14.2 13.2
13 愛媛 14.5 14.2
14 大分 15.7 15.0
15 和歌山 15.9 8.9
16 山口 18.0 9.0
17 沖縄 18.0 29.8
18 佐賀 18.1 20.9
19 鹿児島 18.3 13.1
20 滋賀 18.7 11.3
21 奈良 19.0 16.1
22 福井 19.7 10.4
23 岐阜 19.7 16.0
24 京都 19.9 5.0

歩行者妨害の検挙件数と罰則

これだけ知れば事故を減らし、違反点数2点+反則金9,000円(普通車)を失うことがなくなるかも!?

取り締まり

2020年の「歩行者妨害」の検挙件数は全国で29万0532件(1日平均は約794件)で、前年より6万1137件も増えています。5年以上連続で増加しており2015年の2.9倍です。

歩行者妨害の検挙数(推移)

警察庁の通達「歩行者優先と正しい横断の徹底に向けた取組の強化について(外部リンク|PDF)」が出されています。歩行者優先の取り組みに関する通達は、2018年以降で3回目です。2021年も取り締まりが一段と強化されそうです。

横断歩行者等妨害等(歩行者妨害)

歩行者のいる信号機のない横断歩道での車の一時停止違反です。歩行者が横断するか分からない場合も、直前で停止できるような速度で進行する必要があり、また歩行者が通行をゆずってくれた場合においても、摘発の対象になるということです。

後続車がいる場合はブレーキを複数回踏んで停止ランプで知らせる、追突の危険性がある場合はハザードランプなどで知らせましょう。また二輪車は特に注意し、出来る限り左側に寄って停止するなどで追突事故を防ぎましょう。

追突される危険がある場合

二輪車等で一時停止することによって、後続車に追突される危険性が高く停止できなかった場合について、警察(#9110)に聞いてみたところ取り締まるかどうかは、個別に判断するということです。警察官の現認が基本ということで、明らかに追突の危険があった場合においては対応が異なる場合もあるということです。(すべての都道府県で同じかどうかは分かりません。同様のケースを黙認するという意味ではなく、歩行者に危険が生じなかった場合などです)※警察の公式見解ではありません。

地球交通事故撲滅本部

警察庁が制作した動画です。「吾輩の人」に怒られるけど、いろいろ教えてくれます!多くの人が知らない、または忘れてしまった内容かも。3分12秒の動画を見れば、事故を減らし違反点数2点・反則金9千円(普通車)を失うこともなくなるかも。[チャンネルは千葉県警]


上記は運転者編 ①(横断歩道に気づいたら)です。

動画は朝に見ると「吾輩の人」の声とBGMで目が覚めちゃうよ!

1日の安全運転にもつながるね。

2020年に「歩行者妨害」で検挙された件数は、全国で29万0532件(1日あたり約794件)。前年より6万1137件も増えています。また同違反が原因の死亡事故は192件発生しています。(死亡事故の原因では5番目に多い)

報道された記事から引用しています。

2021年7月3日に千葉県市原市で小学校低学年とみられる男の子が、信号のない横断歩道を渡っているときに、車にはねられ亡くなる痛ましい事故が発生しています。

2021年7月3日に東京都港区高輪の横断歩道で、6歳の男の子が母親とともに横断歩道を渡っていたところ、乗用車にはねられ、頭を打つなどして重傷を負ったということです。

2021年5月18日に横浜市金沢区で、小学2年生の男の子(7)が信号のない横断歩道を渡っている最中に、ワゴン車にひかれ亡くなる痛ましい事故が発生しています。

取り締まりは厳しいようです!

youtubeに投稿された取り締まり映像です。ほとんどの運転者が見過ごしてしまいそうな状況でも、検挙されることがあるようです。

お気をつけて

横断歩行者妨害

「夏の交通安全運動」期間中は、一段と取り締まりが強化されるかもしれないですね。夏は都道府県ごとに実施されます。現在までに発表されている情報を掲載しています。

道路交通法からの抜粋(要約)

車両等は横断歩道に接近する場合には、横断歩道等を通過する際に歩行者または自転車がないことが明らかな場合を除き、横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前)で停止することができるような速度で進行しなければならない。横断しようとする歩行者等があるときは、横断歩道等の直前で一時停止し、その通行を妨げないようにしなければならない。

横断歩道等での歩行者等の優先
(道路交通法第38条)の全文を表示

車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(以下この条において「横断歩道等」という。)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(以下この条において「歩行者等」という。)がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。

2 車両等は、横断歩道等(当該車両等が通過する際に信号機の表示する信号又は警察官等の手信号等により当該横断歩道等による歩行者等の横断が禁止されているものを除く。次項において同じ。)又はその手前の直前で停止している車両等がある場合において、当該停止している車両等の側方を通過してその前方に出ようとするときは、その前方に出る前に一時停止しなければならない。

3 車両等は、横断歩道等及びその手前の側端から前に30メートル以内の道路の部分においては、第30条第3号の規定に該当する場合のほか、その前方を進行している他の車両等(軽車両を除く。)の側方を通過してその前方に出てはならない。
(横断歩道のない交差点における歩行者の優先)

第38条の2 車両等は、交差点又はその直近で横断歩道の設けられていない場所において歩行者が道路を横断しているときは、その歩行者の通行を妨げてはならない。

 

都道府県によっては警察本部のHPで、取り締まり情報(重点日・内容)を公開、またはツイッターで予告しているところもあります。(検挙件数が全国最多の愛知県はこちら)お住いの地域の警察本部HPを確認されることをお勧めします。特に一時停止率(2020年)が低いところは、一段と厳しいかもしれません。{三重県は取り締まりの強化により、2019年の停止率3.4%(全国最低)から、2020年は27.1%に改善されたということです}

歩行者妨害等が原因の死亡事故

2020 2019 2018 2017 2016
件数 192 207 232 238 252
死亡事故の原因(違反別)では5番目に多いんだって。

法令違反の中でも事故の因果関係がはっきりしており、車両側に違反がなければ事故の多くは防げたかもしれないですね。

違反点数と反則金

違反点数は2点、反則金は下記の通りです。

大型車 普通車 二輪車 原付
12,000円 9,000円 7,000円 6,000円

もし人身事故を起こした場合は、過失責任は重くなり、賠償だけでなく行政処分においても重傷事故(治療期間30日以上)の場合は、付加点数(9点または13点)が違反点数に加わります。また刑事罰も重くなりそうです。

横断歩道の手前から30メートル以内の場所では、ほかの車を追い越したり、追い抜きは禁止です。また横断歩道のない交差点においても歩行者優先です。罰則についても上記と同じです。

歩行中死者の7割は横断中に発生

道路の途中横断を含めると歩行中死者の7割は横断中に発生。警察庁は歩行者事故の防止ポスターとリーフレットを公開し、配布しています。
ご家庭や学校、職場などに掲示することで、事故抑止が期待できると思います。

横断歩道での死亡事故多発 横断歩道での事故防止
PDFで表示・印刷
(警察庁へリンク)
PDFで表示・印刷
(警察庁へリンク)

まとめてダウンロード[zip]

▲上記2種類+A2横サイズを同梱しています。

バス停付近の横断歩道に注意!

  • バス停付近の横断歩道
    バス停付近の横断歩道

夜間や雨の日などは横断歩道を見落とす場合も少なくないと思います。右前方に停車中のバスがあった場合、十分な注意が必要です。(一般車両は信号や危険防止のために一時停止する場合などを除き、横断歩道、自転車横断帯とその端から前後に5メートル以内の場所では、駐停車禁止です)停車中のバスの追い越し、追い抜きは禁止されていませんが、バス停付近に横断歩道があった場合は、その手前から30メートル以内の場所は、追い越し、追い抜きとも違反になります。

道路に♢のマークを見たら、横断報道に気をつけてね。

横断歩道の予告標識も見落とさないようにだね。

さらに交通違反の摘発件数で毎年1位は「一時不停止」で、約160万5000件(1日あたり約4400件)です。その他違反を含めた2020年の取り締まり状況>>

スポンサーリンク
シェアする

過去の記事(一部広告を含む)



事件・事故・災害アーカイブ