愛知県の交通事故発生状況・取り締まり(2023年)

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本日は2023年10月02日です。
今日も安全運転でいきましょう。
加害者にも被害者にもならない。

昨年10月の死者数は17人でした。

発生件数・特徴を知り事故抑止

愛知県の交通事故発生状況、最近の死傷事故、公開取り締まり情報などを掲載しています。

愛知県の交通事故

[目次]

2023年のデーターは暫定数で修正される場合があります。このページに掲載している数値等は、下記から出典した2次情報です。数値を再利用される場合は出典元データーをご使用ください。データーの出典:愛知県警および政府統計総合窓口

発生状況(2023年)

発表日時または更新時間により、全国順位と数値が異なる場合があります。暫定数であり修正される場合があります。

10月1日までの累計

発生状況 前年比
人身事故 17,719件 +523件
負傷者数 21,024人 +643人
重傷者数 532人 +61人
死者数(累計) 106人 +11人
死者数(当月) 0人 -1人

この数字に入らないようにしたいですね。

月別の死者数(2023年と2022年)

愛知県の月別交通事故死者数(推移)

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2023年 6 10 19 13 15 9 10 11 13
2022年 13 8 13 9 15 11 11 7 7 17 13 13
前年比 -7 +2 +6 +4 0 -2 -1 +4 +6 // // //

令和(2019年5月~2023年9月)の累計死者数は625人です。

交通安全に関すること

  • 10月は「夕暮れ時の横断歩行者を保護するための強化月間(横断歩行者等)」
  • 「信号機のない横断歩道における車の一時停止率 2022年」の全国平均は39.8%。愛知県は55.2%(前年比+7.6%)で初めて一時停止する車が過半数を超えています。(都道府県ごとの停止率、ランキングはこちらから
    速度違反

令和5年度「交通安全スローガン(標語)」をランダムに表示

すべての標語[表示]

出典:全日本交通安全協会

▼運転者・同乗者に呼びかけるもの

  • 運転は ゆとりとマナーの 二刀流
  • もちましょう 心の余裕と 車間距離
  • 「なにで来た?」 乾杯前の 合言葉
  • 夕暮れの ライトは迷わず 早めから

▼歩行者・自転車利用者に呼びかけるもの

  • 自転車に 乗るなら必ず ヘルメット
  • 反射材 「ここにいるよ!」の メッセージ
  • なれた街 いつもの道でも みぎひだり
  • イヤホンが 危険を知らせる 音を消す
  • 自転車も 車社会の 責任者
  • 前を見て どっちが大事 スマホと命

▼子供たちに交通安全を呼びかけるもの

  • ぺだるこぐ ぼくのあいぼう へるめっと
  • あげた手は いのちをしらせる 警報機
  • あぶないよ いそぐきもちに しんこきゅう
  • 登下校 なれた道でも 気をつけよう
  • 暗い道 たすけてくれる 反射材
  • ちょっと待て 安全確認 ちゃんとした?
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10月の交通事故(特徴)

昨年10月の死者数は17人(年間最多)でした。過去5年をみると、10月はすべて死者数が10人を超えています。(平均14.8人)今年9月は13人が亡くなっており全国最多です。くれぐれもご安全に!

愛知県警は過去5年間の事故を分析し、特徴を公開しています。

学校や職場、ご家庭に掲示することで、事故の抑止が期待できそうです。大きな画像のため画質を落としています。印刷する場合、高画質での閲覧は文字のリンク先(愛知県警)のPDFをご覧ください。

10月の交通事故の特徴
10月の資料(PDF) 11月の資料(PDF)

横断歩道・途中横断の事故防止

道路の途中横断を含めると歩行中死者の7割は横断中に発生。警察庁は歩行者事故の防止ポスターとリーフレットを公開し、配布しています。
ご家庭や学校、職場などに掲示することで、事故抑止が期待できると思います。

横断歩道での死亡事故多発 横断歩道での事故防止
PDFで表示・印刷
(警察庁へリンク)
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(警察庁へリンク)

まとめてダウンロード[zip]

最近の死傷事故

約1週間のおもな事故(発生時の概要のみ)

  • 10月2日:名古屋市中区新栄にある信号交差点で、乗用車同士が衝突する事故。この事故で2人が負傷したということです。
  • 10月1日:名古屋市中村区則武本通3丁目の信号交差点で、道路を横断していた男性(70代くらい)が、軽乗用車にはねられ意識不明の重体ということです。
  • 9月30日:名古屋市昭和区緑町の信号のない交差点で、自転車で道路を横断しようとした高校1年生の男子生徒(15)が、乗用車にはねられ亡くなったということです。

どんな事故が起きている?
過去1年間の死傷事故

隣県(岐阜・三重・静岡)の
交通事故状況(月ごとに掲載)

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交通取り締まり公開情報

交通取り締まり

出典:愛知県警

毎月11日は「歩行者の日」で、特に取り締まりが強化されます。愛知県警が公開している情報を掲載しています。また2022年度から月に1回、自転車の重点取り締まりが実施されます。

公開情報

地域ごとの警察署管内を確認[表示]
地域 警察署
名古屋東部 千種、名東、守山、愛知、瀬戸、春日井
名古屋西部 西、中村、中川、港、蟹江
名古屋中部 東、北、中、昭和、瑞穂、熱田、天白
名古屋南部 南、緑、半田、東海、知多、常滑、中部空港
尾張 小牧、西枇杷島、江南、犬山、一宮、稲沢、津島
西三河 刈谷、碧南、安城、西尾、岡崎、豊田、足助
東三河 設楽、新城、豊川、蒲郡、豊橋、田原

10月の公開情報

強化
月間
日~火 県内全域 夕暮れ時の横断歩行者を保護するための強化月間(横断歩行者等妨害等違反)
2日 県内全域 自転車利用者による交通違反に対する交通取締り(一時不停止・信号無視・通行区分違反)
27日

28日
金・土 県内全域 飲酒運転取締り(栄地区での飲酒運転集中取締りも実施予定)

速度違反重点取り締まり路線

可搬式オービスにご注意!

可搬式オービス レーダー式車両走行速度測定装置

スピード違反の取り締まりでは「移動可能な可搬式オービス」も運用されており、幹線道路だけでなく、住宅街の市道、豊田市の「猿投グリーンロード」(※)、名古屋高速などでも行われています。※無料になる夜間(22時以降)も実施されているそうです。

スピードの出し過ぎにチューいだがね

危にゃーでいかんわー

反則金とられるだらー

可搬式オービスの取り締まり
公開情報(県内全域)

ピカッと光る可搬式オービスに注意![表示]
  • 予告標識の設置はなし。(愛知県の場合)
  • レーザー方式で測定するため探知機では察知できない。
    ※速度超過で撮影された場合は、フラッシュが光り気づくそうです。
  • 一般道では15キロオーバーで検挙されることも。 (住宅街など30キロ制限の生活道路でも実施されています)
  • 夜間や雨天でも実施される。
  • 短時間で場所を移動できる。
  • 堤防道路やトンネル内でも取り締まりを実施。
  • 名古屋高速でも行われています。
  • 1台の価格は約1千万円するそうです。
  • 愛知県警の保有台数は国内最多。

※従来のスピード違反の取り締まりと違い、その場での違反処理は行われません。1~2週間ほどあとに出頭通知(呼出し状)が届くとのことです。またナンバーを隠す行為(透明なカバーもNG)は法令違反で、50万円以下の罰金が科されます。「道路運送車両法」では、ナンバーが汚れた状態(故意・自然に関わらず)で走行することも禁止されています。

反則金・違反点数[表示]

2019年に検挙された速度違反(全国)は113万7255件で、このうち15km/h以上20km/h未満は約34万3023件、20km/h以上25km/h未満は38万7258件です。
ちなみに15km/h未満は340件で、15km/hを超えると検挙件数が増えます。
ピカッと光ったら・・普通車の罰則(一般道)

速度区分 反則金/罰金 点数
15km/h未満 9,000円 1
15~20km/h未満 12,000円 1
20~25km/h未満 15,000円 2
25~30km/h未満 18,000円 3
30~50km/h未満 罰金6万~10万円 6
50km/h以上 12
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可搬式オービスと従来型取り締まり機に対応(amazon・楽天)

歩行者妨害の取り締まりが強化

歩行者妨害(歩行者のいる信号機のない横断歩道での車の一時停止違反)は、取り締まりが強化されています。2022年の検挙件数(全国)は約33万6000件(1日あたり922件)で、前年より約1万件以上増加!5年以上連続して増加しています。愛知県の摘発件数は全国最多です。罰則は普通車の反則金が9千円、違反点数は2点です。

5月の交通事故の特徴

愛知県は毎月11日が「横断歩道の日」です。 JAFの調査[2022年]によると、愛知県の「信号機のない横断歩道での車の一時停止率」は55.2%(全国平均は30.6%)です。
隣県では三重県が49.60%、岐阜県は57.0%、長野県は82.9%(全国でもっとも良い)、静岡県は60.8%です。

地球交通事故撲滅本部

警察庁が制作した動画です。吾輩の人に「何事だ!・・けしからん!」とかメチャ怒られるけど、いろいろ教えてくれます!多くの人が知らない、または忘れてしまった内容かも。運転者向けに作られた3つの動画(各3分程度で字幕あり)を見れば、事故を減らし違反点数2点・反則金9千円(普通車)を失うこともなくなるかも。[チャンネルは千葉県警]

上記は運転者編 ①(横断歩道に近づいたら)です。

動画は朝に見ると「ドンジャカ・・キュイーン♪・・ドカーン!」のBGMで目が覚めちゃうよ!

1日の安全運転にもつながるね。

バス停付近の横断歩道に注意

バス停付近の交差点

実際のバス停付近の横断歩道

  • バス停付近の横断歩道
    バス停付近の横断歩道

※上記の写真は警察が公開したものではありません。

夜間や雨天の日などは横断歩道を見落とす場合も少なくないと思います。このようなバス停は全国に約9000か所あるそうです。右前方にバスを含め停車中の車両を見た時は十分な注意が必要です。(横断歩道の標識、路面の◇マークも確認)

被害者・加害者にならない!

「携帯電話に事故の連絡が入る」ことがないように・・

  • 子どもの飛び出しに注意

▲オンマウスまたはタップで停止

夜間はハイビームで事故防止

自動車と歩行者の事故が半分になるかも

夜間走行はハイビームで事故防止

千葉県警の分析によると、夜間に発生した自動車と横断歩行者の死亡事故について、ほとんどの前照灯は下向き(ロービーム)になっており、上向き(ハイビーム)であれば半数以上(56%)は、衝突を回避できた可能性が高いということです。

照射距離と歩行者発見までの距離

前照灯 照射
距離
黒っぽい
服装
明るい
服装
反射材
着用
ロービーム 40m 約26m 約38m 約57m
ハイビーム 100m 約65m 約95m 約143m

※ハイビームでの発見距離は、ロービームの距離に2.5を乗じた推定値です。

停止距離{空走距離+制動距離}は、路面が乾燥しておりタイヤの状態が良好の場合は、40km/hで約17.3m、50km/hで約24.5mです。

夜間に運転者が歩行者を確認できる距離は、ロービームで歩行者が黒っぽい服装の場合は、約26mということです。50km/h走行時の停止距離は約24.5mであり、黒っぽい服装の横断歩行者を発見しても衝突の回避が難しくなります。実際は街路灯の有無などで異なる場合もありますが、計算上は50km/hを超えれば事故のリスクが非常に大きくなります。
ハンドル操作等によって回避可能な場合もあるかも知れませんが、路面状況や天候によっては、さらに難しくなる場合もあると思います。40km/h走行で26mを進む時間は約2.3秒、50km/hでは約1.9秒です。

ハイビームは100m先まで見通せるため、適切に使って早くに確認できれば、余裕をもって危険を予測し回避できそうですね。また酔って路上で寝込んだ人、落下物の早期発見にもつながります。対向車を確認した場合はロービームにする必要があるため、漫然運転(※)の防止にもつながりそうです。(ハイビームアシスト機能を除く)

(※)漫然(まんぜん)運転とは、ぼんやりと運転したり、考え事をしながらの運転(集中力や注意力が低下した状態)です。死亡事故(第一当事者)の原因では10年以上連続で、もっとも多くなっています。{法令違反では脇見や安全確認違反などの「安全運転義務違反」に含まれます}

歩行者・自転車は反射材で事故防止

反射材で事故防止

前照灯が下向き(ロービーム)の場合でも、反射材を着用していると約57m先で気づきます。

飲食店向けの簡易チラシ(いずれもPDFで表示・印刷できます)

①は飲食店向けの簡易チラシです。多言語(英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、ベトナム語)を併記しています。高画質ではないため、印刷する場合はA4サイズ(タテ)を推奨します。

②と③は警察庁が配布しているチラシです。

飲食店向けの「飲酒運転防止」チラシ 飲酒運転防止チラシ 飲酒運転防止ポスター
①飲食店向け ②警察庁が配布 ③警察庁が配布

 

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