サーフィン中にサメに襲われ負傷する事故(豊橋市の伊古部海岸)

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豊橋市の遠州灘岸でサーフィン中に
サメにかまれて負傷した事故

遠州灘岸=伊古部海岸または表浜(通称)

愛知県の水産課によると、2023年9月28日(木)午前8時ごろ、愛知県田原市赤羽根町中瀬古沖約30mでサメの目撃があったということです。(種類などは不明)

豊橋市の伊古部海岸でサメによるサーファーの事故
[目次]

サメによる事故の概要

2021年

  • 日時:2021年10月15日午前7時ごろ
  • 天候:晴天(外気温:18.7℃|気象庁のデーター)
  • 場所:愛知県豊橋市の伊古部海岸の沖合
  • 状況など:サーフィンをしていた男性(40代)がサメにひざ下を噛まれ、負傷したということです。種類や大きさなどは不明ということです。

この付近では9月12日に田原市のロングビーチの岩場付近(70メートルほど沖)で、サメとみられる背びれと尾びれが目撃されています。シュモクザメの場合は、群れで泳ぐことも多いため、しばらくは十分な注意が必要です。シュモクザメの特徴など>>

2014年

  • 発生日時:2014年6月9日午後4時ごろ
  • 天候:晴天(外気温:25.0℃|気象庁のデーター)
  • 発生場所:愛知県豊橋市西七根町の太平洋岸
    (通称:遠州灘伊古部海岸)の沖合い約30m付近で、水深1m程度の浅瀬。
  • ケガをされた方:蒲郡市在住の男性(43)
  • ケガの状況:30針を縫う怪我で1週間入院。
  • サメの種類:不明(体長は1メートルくらい)

消防本部によると、浅瀬で波を待っている時に噛みつかれたそうです。水深1mのごく浅い場所までサメが寄って来ての事故であり、十分な注意が必要です。

▲西七根町付近の地図(渥美半島伊良湖岬に続く太平洋側です)

遠州灘(表浜)の写真

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近年のサメによる死傷事故(推定・可能性を含む)

日本近海の危険なサメ

日本近海には、およそ100種類のサメが確認されています。(愛知県周辺では約20種類)この中で、人に危害を与える可能性のあるサメは下記の種類です。

愛知県でサメによる死亡事故は、30年近く前(1995年)に愛知県伊良湖沖で、潜水でミル貝を採っていた男性(47)がホホジロザメ(推定6m)に襲われ亡くなる事故が発生しています。

サメの習性と対策

  • 朝や夕方は特にサメが出没しやすいため、なるべく避ける。
  • ケガや生理中などで出血している場合は、海に入らない。また海の中で小便や大便はしない。サメの嗅覚は100万倍に薄めた血液でも反応するそうです。また数キロ先からでも血の匂いで近づいてくることもあります。(意見が分かれていますが、そこまでの嗅覚はないそうです)
  • 光るアクセサリーの装着や目立つ色の服は避ける。
  • サーフボードで浮いていると、カメなどのエサと間違われて襲われる場合があります。

サメなどの海に住む生物の多くは、視力がよくありません。色の違いを区別する色覚もほとんどないといわれています。(目立つ色とは、光の反射を受けやすい色です)嗅覚は発達しています。サメの嫌がるニオイは、死んだサメの臭いということです。

遠州灘の海岸は事故が多い場所

今回事故が起きた場所は、太平洋遠州灘で豊橋から伊良湖岬へと続く、渥美半島沿いの海岸です。地元では伊古部海岸または表浜海岸と呼ばれています。年間を通じて波が高くサーフスポットになっています。

ウドと呼ばれる「離岸流」が発生しやすい場所

海岸周辺ではウドと呼ばれる「離岸流」が発生しやすい場所です。離岸流は、波打ち際から沖合に向かってできる流れのことで、幅10m前後で生じる局所的な強い引き潮です。遠州灘は離岸流が発生しやすく、波打ち際であっても強い波に足をすくわれ、数十メートル先の沖合いまで流されることがあります。このため遠州灘全域では、海水浴などの遊泳は禁止されています。

もし離岸流に流されたら?

離岸流は非常に強い流れのため、流れに逆らって泳ごうとしても困難です。万一離岸流に流された場合、パニックになることが一番危険です。

離岸流

離岸流の幅は、広くて10m程度です。流れに逆らわずに流れが収まったところ(離岸流から離れたところ)で、海岸線と平行に泳ぐようにして、岸に泳ぐようにします。

安全対策など

海で泳ぐ場合は営業期間中の海水浴場を利用しましょう。

  • 開設前や終了後はライフセーバーも不在になります。
  • サメよけの防護ネットなどが設置されていない場合もあります。
  • もしもの水難事故には、救助などの対応が遅れるケースもあります。
  • ケガなどで出血している場合は、海に入らないようにしましょう。
  • サメは海水温が高いと北上しやすいそうです。

サメの目撃時間帯

2015年から2022年9月17日(2019年をのぞく)までに、全国で目撃時刻が分かっている時間帯です。情報は自治体の発表(HP、ツイッター等)、報道、メールでお寄せいただいたものです。(当サイトでの記録であり、専門的調査に基づく統計ではありません)

※10時頃は10時までに、15時頃は15時以降に含めています。

10時まで 10時~15時 15時以降
25件 30件 13件

2014年以降の負傷事故は報道分だけで少なくとも6件あり、発生時刻は10時までが3件、15時以降が3件です。日時は不明なものの可能性のある死亡事故は、これ以外に2件です。

近年の出没場所(地域別)

2023年~2024年は
こちらをご覧ください。

2015年~2022年の記録

サメの出没場所

サメの出没場所

サメの出没場所

サメの出没場所

近年の死傷事故

2014年以降でサメによるものと断定または推定されたもの、可能性のある事故を含めると報道されたものだけで、少なくとも8件発生しています。
死傷事故の一覧(全国)

安全対策

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