ゴールデンウィーク中の交通事故と安全対策

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連休中の事故防止と安全対策

出典:警察庁 交通事故総合分析センター

[目次]

このページの内容は、昨年までに公開した情報を含んでいます。

GW期間中の事故状況

2020年ゴールデンウィーク中の死者数は47人(交通事故日報からの暫定数)です。もっとも多かったのは愛知県の5人。

2016年-18年、20年は平日を含む

期間 死者数
2020年4月29日~5月6日(8日) 47人
2019年4月27日~5月6日(10日) 66人
2018年4月28日~5月6日(9日) 84人
2017年4月29日~5月6日(8日) 71人
2016年4月29日~5月5日(7日) 77人

2020年連休中の死者数

月日 死者数 月日 死者数
4月29日 5人 5月4日 3人
4月30日 8人 5月5日 2人
5月1日 7人 5月6日 6人
5月2日 9人
5月3日 7人

おもな死傷事故(概要のみ)

昨年、おととしのGW期間中に複数の死傷者を出した事故、飲酒運転などの重大事故について掲載しています。

高速道路の通行量は大きく減少

国交省の高速道路交通量増減データー(5月6日の速報値)によると、NEXCO全体での平均交通量は25%(小型車20%、大型車55%)と発表されています。国交省のページ(外部リンク)

交通事故死者数(2020年)

「交通事故日報」からの暫定数

死者数 前年比
1月 262人 -3人
2月 247人 +37人
3月 239人 -22人
4月 213人 -53人
5月6日まで 34人 -5人

交通事故の発生状況(最新)

交通安全・事故防止

連休中は過労による運転も多くなります。特に高速道路の利用では、事前に渋滞予測などを確認して、時間に余裕をもった計画が大切です。

自動車の安全点検

  • タイヤの状態(空気圧・溝の深さ・摩耗・亀裂の有無)
  • 高速道路を運転する前には、小石などが挟まっていないかも確認しましょう。本線に合流するまでの加速で、挟まった小石が飛び後続車に当たるケースもあります。
  • ブレーキ液、バッテリー液、ウインドウォッシャー液の量(噴射状況も確認)
  • エンジンオイル、冷却水の量
  • ランプ類の点灯、点滅およびレンズの汚れ、損傷
  • ブレーキペダルの踏みしろおよびブレーキの効き
  • パーキングブレーキの引きしろ
  • 非常停止板、発炎筒の確認(使用期限は4年)
  • すべてのガラス(外側・内側)を綺麗にしましょう。汚れは視認性を悪くするだけでなく、運転疲れの要因になります。
バッテリーあがりが最多

JAFによると出動件数で多いのは、エアコンなどの使い過ぎによるバッテリーあがりが約33%、タイヤのトラブルが約17%(高速道路は約2万6千件で約35%)です。またタイヤのトラブルが増えており約39万件(2017年|全体)です。10年前より約36.6%増加しており、トラブルの多くはパンクということです。

JAF(年会費4千円。ほとんどのサービスが無料)
※手続き後、最短2日後から利用可能(詳細はHP)

雨の日や夜間に気づくフロントガラスの汚れ。「ゴースト汚れ」に注意!

窓ガラスの汚れ

晴れた昼間は視界良好でも夜に気づくフロントガラスの汚れ。事故の間接原因にもなります。

ゴースト汚れ

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時間にゆとりある計画

  • シートベルト、チャイルドシートの着用を徹底
    高速道路での後部座席のシートベルト非着用時の死亡率は、着用時の約9.2倍!
  • 渋滞に備えて簡易トイレなども準備
  • SA/PA内では、子どもから目を離さないこと
  • 高速道路で明け方は「魔の時間帯」と呼ばれ、死傷事故が最も多く発生しています。少しでも眠気を感じたら、無理な運転は避けてSA/PAで休息をとりましょう。

5月は二輪車の交通死亡事故が多い

愛知県警が実施している過去5年間の事故分析(県内)によると、5月は二輪車の死亡事故がもっとも多くなっています。死亡事故全体に占める比率は、25.3%(年平均は17.6%)です。ツーリングライダーの増える時期で、他の都道府県も共通するかもしれません。

交通取締りの目立つ場所

連休中の取り締まり重点箇所

  • 高速道路の料金所付近:シートベルト・チャイルドシート
    ※後部座席もお忘れなく!
  • 高速道路を降りて一般道へ合流する場所:一時停止
  • 山間部・郊外の道路:スピード違反(普段取り締まりの少ない場所でも実施されます。バイクのツーリングは注意)

2019年の交通違反取り締まり総件数は731万7964件で、違反別でもっとも多かったのは「一時不停止」で132万8154件です。前年より約8倍も検挙数が増えた違反は・・

高速道路での安全運転

他の運転者が必ずしも安全運転をするとは限りません。高速道路での運転が不慣れな人、免許を取得したばかりで運転が未熟な人もいます。路上の落下物にも注意が必要です。

高速道路の運転で1秒間に進む距離は、80km/hで約22.2メートル、100km/hでは約27.8メートルです。また2019年3月1日から「新東名」と「東北道」の一部区間で、普通車の最高速度が120km/hになります。1秒間で約33.3メートル(3秒で100メートル!)も進む速度です。

停止距離(路面乾燥時)は、80km/hで約76メートル、100km/hでは約112メートルです。

SA/PA内での事故に注意

パーキングエリアでの事故

サービスエリア、パーキングエリア内での事故にも注意が必要です。ドライバーも油断しやすく、子どもの飛び出しに気をつけましょう。SA/PA内での車両と人の事故は、高速道路で「その他」に含まれ、過去5年での年間平均は約89件です。

高速道路での死亡事故(年間)

2018年に高速道路で発生した交通事故死者数は173人で、前年より4人増加しています。

おもな事故の類型

  • 追突:47件
  • 衝突:接触:46件
  • 車両単独:68件

渋滞などで減速・停止する場合は、早めにハザードランプを点滅させ後続車に知らせましょう!
追突事故に注意

高速道路では2008年に着用が義務化されていますが、着用率は86.0%と発表されています。

通行帯違反は60,775件(2019年)

高速道路において、追い越し車線を継続して走行すると通行帯違反となり、取り締りの対象となります。違反となる走行距離は2kmが目安といわれ、警察官の判断で検挙されるということです。(普通自動車の反則金は6千円、減点は1点です。)

路上の落下物に注意

高速道路の落下物は年間30万件以上です。2017年10月には、岡山県の「中国自動車道」で、母娘の乗った軽乗用車が路上に落ちていたタイヤに乗り上げ走行不能になり、路肩に避難していたところ、直後に走ってきた大型トレーラーもタイヤに乗り上げて横転し、母娘の2人が巻き込まれて亡くなる痛ましい事故も発生しています。

#9910

運転中にスマホなどで電話することは禁止

  • 車両のトラブル等で路肩に停車した場合は、ハンドルを左に切った状態でエンジンを止める。(ハザードランプは点滅状態を維持)
  • 左側のドアから出てガードレールの外側へ避難。
  • 安全を十分確認しながら、停止表示器材を車両から50~60mほど離れた後方に設置。
  • 発煙筒は付近にオイル漏れなどがないことを確認して使用する。
  • 携帯電話等で警察やJAFなどに連絡。

落下物による事故は、落とした人の責任です。タイヤの点検、積載物、積載方法の十分な点検を!(国交省の調査では大型トラックのタイヤ脱落は、増加傾向とのことです。運送業界の人出不足が一因としてみられています)

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