ゴールデンウィーク中の交通事故と安全対策

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連休中の事故防止と安全対策

データー出典:警察庁 交通事故総合分析センター

ゴールデンウィーク中の死者数は66人(交通事故日報による暫定数)

[目次]

GW期間中の事故状況

GW中の死者数。2015-18は平日を含む

期間 死者数
2019年4月27日~5月6日 66人
2018年4月28日~5月6日 84人
2017年4月29日~5月6日 71人
2016年4月29日~5月5日 77人
2015年4月29日~5月5日 77人

2019年10連休中の死者数(暫定数)

月日 死者数 月日 死者数
4月27日 7人 5月2日 7人
4月28日 10人 5月3日 7人
4月29日 7人 5月4日 4人
4月30日 3人 5月5日 12人
5月1日 3人 5月6日 6人

2019年4月27日~5月6日(10日間)では、全国で66人が亡くなっています。
※前年の同じ期間(平日を含む)と比較して27人少ない。

おもな死傷事故(概要のみ)

GW期間中に複数の死傷者を出した事故、飲酒運転などの重大事故について掲載しています。

連休中のおもな交通事故
2019年4月27日(土)~5月6日(月)10連休の死者数は、全国で66人(交通事故日報からの暫定数)です。もっとも多く発生した日は5月5日で12人。高速道路での事故が目立ちました。

交通安全・事故防止

連休中は過労による運転も多くなります。特に高速道路の利用では、事前に渋滞予測などを確認して、時間に余裕をもった計画が大切です。

損害保険各社は、10連休の期間(2019年4月27日~5月6日)中は、旅行などで車の利用が増えることで、交通事故が普段より2万~2万5千件増加するおそれがあるとして、コールセンターの受付体勢の強化を行うとのことです。

(1)自動車の安全点検

ガソリンスタンドや整備工場での点検はお早めに。連休直前は混雑するかも。

  1. タイヤの状態(空気圧・溝の深さ・摩耗・亀裂の有無)
  2. 高速道路を運転する前には、小石などが挟まっていないかも確認しましょう。本線に合流するまでの加速で、挟まった小石が飛び後続車に当たるケースもあります。
  3. ブレーキ液、バッテリー液、ウインドウォッシャー液の量(噴射状況も確認)
  4. エンジンオイル、冷却水の量
  5. ランプ類の点灯、点滅およびレンズの汚れ、損傷
  6. ブレーキペダルの踏みしろおよびブレーキの効き
  7. パーキングブレーキの引きしろ
  8. 非常停止板、発炎筒の確認(使用期限は4年)
  9. すべてのガラス(外側・内側)を綺麗にしましょう。汚れは視認性を悪くするだけでなく、運転疲れの要因になります。

JAFによると出動件数で多いのは、エアコンなどの使い過ぎによるバッテリーあがりが約33%、タイヤのトラブルが約17%(高速道路は約2万6千件で約35%)です。特にタイヤのトラブルは約39万件(2017年|全体)で、10年前より約36.6%増加。トラブルの多くはパンクです。

JAF(年会費4千円。ほとんどのサービスが無料)
※手続き後、最短2日後から利用可能(詳細はHP)

 

雨の日や夜間に気づくフロントガラスの汚れ。「ゴースト汚れ」に注意!

窓ガラスの汚れ

晴れた昼間は視界良好でも夜に気づくフロントガラスの汚れ。事故の間接原因にもなります。

ゴースト汚れ

(2)時間にゆとりある計画

  • シートベルト、チャイルドシートの着用を徹底
    高速道路での後部座席のシートベルト非着用時の死亡率は、着用時の約9.2倍!
  • 渋滞に備えて簡易トイレなども準備
  • SA/PA内では、子どもから目を離さないこと
  • 高速道路で明け方は「魔の時間帯」と呼ばれ、死傷事故が最も多く発生しています。少しでも眠気を感じたら、無理な運転は避けてSA/PAで休息をとりましょう。

(3)5月は二輪車の交通死亡事故が多い

愛知県警が実施している過去5年間の事故分析(県内)によると、5月は二輪車の死亡事故がもっとも多くなっています。死亡事故全体に占める比率は、25.3%(年平均は17.6%)です。ツーリングライダーの増える時期で、他の都道府県も共通するかもしれません。

(4)交通取締りの目立つ場所

連休中の取り締まり重点箇所

  • 高速道路の料金所付近:シートベルト・チャイルドシート
    ※後部座席もお忘れなく!
  • 高速道路を降りて一般道へ合流する場所:一時停止
  • 山間部・郊外の道路:スピード違反(普段取り締まりの少ない場所でも実施されます。バイクのツーリングは注意)

(5)地域ごとの事故の特徴を知る

事故件数や死傷者数は毎年減少傾向が続いていますが、地域毎に事故の特徴は大きく違っています。観光などで初めて訪れる場所は、交通事情を知っておくことが安全運転に役立ちます。

都道府県ごとの交通事故の特徴(2018年)

  • 愛知県は16年連続で死者数が全国ワースト1
    人身事故件数、負傷者数もワースト1です。
  • 福井県は10万人あたりの死者数が全国でもっとも多い(2年連続)
  • 千葉県は交通事故の増加数が全国ワースト1
  • 山形県は2年連続で、前年より10人以上死者数が増加(全国で唯一)
交通事故の発生状況(2019年) 都道府県ごとの事故の特徴(2018年) 交通マナーランキング

2018年の死者数増減(前年比)

都道府県ごとの増減

▲拡大表示



高速道路での安全運転

他の運転者が必ずしも安全運転をするとは限りません。高速道路での運転が不慣れな人、免許を取得したばかりで運転が未熟な人もいます。路上の落下物にも注意が必要です。

高速道路の運転で1秒間に進む距離は、80km/hで約22.2メートル、100km/hでは約27.8メートルです。また3月1日から「新東名」と「東北道」の一部区間で、普通車の最高速度が120km/hになります。1秒間で約33.3メートル(3秒で100メートル!)も進む速度です。

停止距離(路面乾燥時)は、80km/hで約76メートル、100km/hでは約112メートルです。

(1)SA/PA内での事故に注意

パーキングエリアでの事故

サービスエリア、パーキングエリア内での事故にも注意が必要です。ドライバーも油断しやすく、子どもの飛び出しに気をつけましょう。
SA/PA内での車両と人の事故は、高速道路で「その他」に含まれ、過去5年での年間平均は約89件です。

(2)高速道路での死亡事故(年間)

2018年に高速道路で発生した交通事故死者数は173人で、前年より4人増加しています。

おもな事故の類型

  • 追突:47件
  • 衝突:接触:46件
  • 車両単独:68件

渋滞などで減速・停止する場合は、早めにハザードランプを点滅させ後続車に知らせましょう!
追突事故に注意

後部座席のシートベルト非着用時の死亡率(2018年)では、高速道路が3.4%で着用時(0.37%)の約9.2倍と発表されています。

高速道路では2008年に着用が義務化されていますが、着用率は86.0%と発表されています。

(3)追い越し・通行帯違反は21万件以上

交通事故の統計(2018年)によると、一般道を含めた追い越し・通行帯違反の取締り件数は212,015件です。

高速道路において、追い越し車線を継続して走行すると通行帯違反となり、取り締りの対象となります。走行時間に定めはなく、警察の判断になります。
(普通自動車の反則金は6千円、減点は1点です。)

(4)路上の落下物に注意

高速道路の落下物は年間30万件以上です。2017年10月には、岡山県の「中国自動車道」で、母娘の乗った軽乗用車が路上に落ちていたタイヤに乗り上げ走行不能になり、路肩に避難していたところ、直後に走ってきた大型トレーラーもタイヤに乗り上げて横転し、母娘の2人が巻き込まれて亡くなる痛ましい事故も発生しています。

#9910

運転中にスマホなどで電話することは禁止

  1. 車両のトラブル等で路肩に停車した場合は、ハンドルを左に切った状態でエンジンを止める。(ハザードランプは点滅状態を維持)
  2. 左側のドアから出てガードレールの外側へ避難。
  3. 安全を十分確認しながら、停止表示器材を車両から50~60mほど離れた後方に設置。
  4. 発煙筒は付近にオイル漏れなどがないことを確認して使用する。
  5. 携帯電話等で警察やJAFなどに連絡。

落下物による事故は、落とした人の責任です。タイヤの点検、積載物、積載方法の十分な点検を!(国交省の調査では大型トラックのタイヤ脱落は、増加傾向とのことです。運送業界の人出不足が一因としてみられています)

 

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