ゴールデンウィーク中の交通事故と安全対策

大型連休中の交通事故死者数は、毎年110人前後です。事故防止と安全対策をまとめています。

警察庁が発表している資料等から、平成28年までの事故状況、平成29年までの高速道路の事故状況や特徴をまとめています。(データー出典:警察庁

GW期間中の事故(平成30年)

多数の死傷者が出るなどのおもな事故。(報道された事故から要約のみ記載)

  • 5月5日:大阪市東成区の国道で乗用車と軽自動車が衝突し、はずみで歩道に乗り上げた乗用車が自転車にぶつかる事故。この事故で自転車の男性(40代くらい)と、車に乗っていた男女(10代から20代)の7人が負傷。
  • 5月5日:北九州市八幡西区の県道で、乗用車が道路わきの電柱に衝突する事故。乗用車には男性3人が乗っており、このうち2人が死亡し1人が意識不明の状態。(いずれも20代とみられています)
  • 5月5日:山梨県富士河口湖町で、乗用車が道路脇の木に衝突し男女2人が死亡。
  • 5月3日:北海道石狩市の国道231号で、乗用車がトンネルの入り口に衝突する事故。この事故で男女3人が病院に運ばれ、2人が死亡し1人が負傷しています。
  • 5月3日:神奈川県三浦市で家族4人が乗った軽乗用車が道路脇の柱に衝突する事故。この事故で6才の女の子が死亡し、父親と8才の男の子が重傷。
  • 4月30日:兵庫県丹波市の「北近畿豊岡自動車道」で、車3台が絡む事故。この事故で男性1人が死亡し女性1人が重傷を負い、ほか女性1人と子供3人が軽傷を負っています。
  • 4月30日:千葉県葉県山武市の「圏央道」で、軽乗用車が反対車線にはみ出して大型トラックと正面衝突し、軽乗用車を運転していた男性が死亡する事故。
  • 4月29日:大阪市大正区の交差点で、回送中の大型バスに高校2年の男子生徒がはねられ死亡。
  • 4月29日:兵庫県豊岡市の国道482号線のトンネルで、車7台が絡む事故(7人が負傷)。
  • 4月29日:神奈川県の「東名高速道路」で多重事故が発生し、1人が死亡2人が負傷。
  • 4月28日:千葉県の「京葉道路」で、乗用車やバイクなど4台が関係する多重事故。バイクの男性が死亡。

GW期間中の事故データー(過去5年)

平成29年(2017年)は、警察庁の「連休中の事故発生状況」について、データーの発表はありません。(広報室に確認済)

近年の交通事故死者数

死者数
平成29年 データーなし
平成28年 118人
平成27年 113人
平成26年 122人
平成25年 110人
平成24年 86人

平成24年~平成28年のGW期間中における交通事故死者の平均は110人です。同じ期間のお盆(106人)多くなっています。(期間は各10日間)
※年末年始は、平成26年~平成28年の平均で66人。

平成28年(2016年)の事故状況

人身事故の発生件数は9999件で、負傷者は1万2768人。

  • 期間:4月29日~5月8日(10日間)
  • 人身事故件数:9999件(前年比:-2703件)
  • 死者数:118人(前年比:+5人)
  • 負傷者数:1万2768人(前年比:-3281人)

行楽者の死亡事故

  • 件数:24件
  • 死者数:26人

死亡事故が多く発生した日

  1. 5月3日:16人
  2. 4月29日と5月6日:15人

死者数の多かった年代

  1. 65歳以上:55人
  2. 40歳代:13人
  3. 50歳代:10人

GW期間中の交通安全

連休中は過労による運転も多くなります。特に高速道路の利用では、事前に渋滞予測などを確認して、時間に余裕をもった計画が大切です。

「中日本高速道路」によると平成30年のGWでは、東日本、西日本エリアとも渋滞のピーク(下り線)は5月3日(木)です。

高速道路の渋滞予測(日本道路交通情報センター)|外部リンク

SA/PA内での事故に注意

パーキングエリアでの事故

サービスエリア、パーキングエリア内での事故にも注意が必要です。ドライバーも油断しやすく、子供の飛び出しに気をつけましょう。
SA/PA内での車両と人の事故は、高速道路で「その他」に含まれ、過去5年での年間平均は約89件です。

時間にゆとりあるプラン(計画)が大切

  • 普段より入念な車の点検・整備
  • シートベルト、チャイルドシートの徹底
  • 渋滞に備えて簡易トイレなども準備
  • SA/PA内では、子どもから目を離さないこと

高速道路で明け方は「魔の時間帯」と呼ばれ、死傷事故が最も多く発生しています。少しでも眠気を感じたら、無理な運転は避けてSA/PAで休息をとりましょう。

お出かけの地域ごとの事故状況

事故件数や死傷者数は毎年減少傾向が続いていますが、地域毎に事故の特徴は大きく違っています。昨年の事故状況について、都道府県ごとにまとめています。
知らない街の知らないリスクを確認。
例えば10万人あたりの死者数でみると福井県は愛知県の約2.2倍、長崎県は死者数の4人に3人が高齢者、滋賀県の交通死亡事故は県外の人が約24%など・・
地域別の事故状況(平成29年)

平成30年3月末までの状況はこちらから>>

自動車の安全点検

  • タイヤの状態(空気圧・溝の深さ・亀裂の有無)高速道路を運転する前には、小石などが挟まっていないかも確認しましょう。
  • ブレーキ液、バッテリー液、ウインドウォッシャー液の量(噴射状況も確認)
  • ランプ類の点灯、点滅およびレンズの汚れ、損傷
  • ブレーキペダルの踏みしろおよびブレーキの効き
  • 非常停止板、発炎筒の確認(使用期限の確認も)
  • すべてのガラス(外側・内側)を綺麗にしましょう。汚れは視認性を悪くするだけでなく、運転疲れの原因になります。
ゴースト汚れ

夜の運転で汚れに気づくことも。「ゴースト汚れ」と言われています。

JAFによると連休中のトラブルで多いのは、渋滞中のエアコンなどの使い過ぎによるバッテリーあがりが約30%、タイヤのトラブルが約20%です。

5月は二輪車の交通死亡事故が多い?

愛知県警が実施している過去5年間の事故分析(県内)によると、5月は二輪車の死亡事故がもっとも多くなっています。死亡事故全体に占める比率は、25.3%(年平均は17.6%)です。ツーリングライダーの増える時期で、他の都道府県も共通するかもしれません。
愛知県警の公開資料(PDF)|外部リンク

連休中に交通取締りの目立つ場所
  • 高速道路の料金所付近:シートベルト・チャイルドシート
  • 高速道路を降りて一般道へ合流する場所:一時停止
  • 山間部・郊外の道路:スピード違反(普段取り締まりの少ない場所でも実施されます。バイクのツーリングは注意。)
高速道路での事故状況・トラブル時の対応

平成29年に高速道路で発生した交通事故の死者数は169人で、負傷者は15,387人(重傷者は705人)です。近年の事故原因や交通違反の取締まり状況をまとめています。

高速道路での事故防止・安全対策

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