ゴールデンウィーク中の交通事故と安全対策

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連休中の交通事故防止
安全運転でいきましょう

[目次]

このページに掲載している数値等は、警察庁政府統計総合窓口から出典した2次情報です。数値を再利用される場合は出典元データーをご使用ください。

GW期間中の交通事故状況

今年のゴールデンウィーク中の死者数(全国)は37人でした。昨年に続いて外出自粛等で交通量が減少した影響と期間の違いもあり、前年より10人少なくなっているものの、1日平均では0.6人の差です。

また高速道路(全国)の通行量は昨年の約2倍、コロナの感染がなかったおととしとの比較では、約57%ということです。

2021年の死者数

  • 4月29日~5月5日の死者数
    (交通事故日報からの暫定数)
  • 昨年との比較(曜日は異なります)
  • 昨年は5月6日までGWです。
2021年 昨年 2021年 昨年
4月29日(木) 5 5 5月4日(火) 6 3
4月30日(金) 10 8 5月5日(水) 2 2
5月1日(土) 4 7 5月6日(木) /// 6
5月2日(日) 5 9
5月3日(月) 5 7
合計 37 47

5年間のGW中の死者数

期間の平均は61人、1日平均では7.3人が亡くなっています。(2017年~2021年|平日を含む)この数字に入らないように事故に気をつけたいですね。

期間 死者 1日平均
2021年4月29日~
5月5日(7日間)
37人 5.3人
2020年4月29日~
5月6日(8日間)
47人 5.9人
2019年4月27日~
5月6日(10日間)
66人 6.6人
2018年4月28日~
5月6日(9日間)
84人 9.3人
2017年4月29日~
5月6日(8日間)
71人 8.9人

GWはどんな事故が起きてるの?

期間中の事故は下記の3つが目立ちます。

  1. 高速道路での事故
  2. 車両(二輪車を含む)単独の事故
  3. 家族で乗車中の子どもの死傷事故

GW期間中に死傷者の発生した事故、飲酒運転などの事故について掲載しています。2021年および2019年と2018年の記録です。(2020年の掲載はありません)

交通安全・事故防止

連休中は過労による運転も多くなります。特に高速道路の利用は時間に余裕をもった計画が大切です。また2021年のGWは、5月5日までの週間天気予報をみると、全国的に雨の日も目立つようです。安全運転でいきましょう。

自動車の安全点検

  • タイヤの状態(空気圧・溝の深さ・摩耗・亀裂の有無)普段点検しない方は、GW前にガソリンスタンドなどで点検しましょう。
  • 高速道路を運転する前には、小石などがタイヤの溝に挟まっていないかも確認しましょう。本線に合流するまでの加速で、挟まった小石が飛び後続車に当たるケースもあります。また後続車は先行車との車間距離を、できるだけ開けたほうがいいですね。
  • ブレーキ液、バッテリー液、ウインドウォッシャー液の量(噴射状況も確認)
  • エンジンオイル、冷却水の量
  • ランプ類の点灯、点滅およびレンズの汚れ、損傷
  • ブレーキペダルの踏みしろおよびブレーキの効き具合
  • パーキングブレーキの引きしろ
  • 非常停止板、発炎筒の確認(使用期限は4年)
  • すべてのガラス(外側・内側)を綺麗にしましょう。汚れは視認性を悪くするだけでなく、運転疲れの要因になります。
バッテリーあがりが最多

JAFによると出動件数で多いのは、エアコンなどの使い過ぎによるバッテリーあがりが約33%、タイヤのトラブルが約17%(高速道路は約2万6千件で約35%)です。またタイヤのトラブルが増えており約39万件です。10年前より約36.6%増加しており、トラブルの多くはパンクということです。

JAF(年会費4,000円で、ほとんどのサービスが無料)
申し込みから、最短2日後から利用可能(詳細はHPへ)もしもの事故や車両トラブルだけでなく、昨今増えている災害時にも役立ちます。

「ゴースト汚れ」って知ってますか?

雨の日や夜間に気づくフロントガラスの汚れです。

窓ガラスの汚れ

晴れた昼間は視界良好でも夜に気づくフロントガラスの汚れ。事故の間接原因にもなります。

雨の日はガラス(外側)についた油膜などの汚れが原因になり、車外の気温が低い場合は、ガラスの内側に結露やくもりが発生しやすくなります。運転中に歩行者の発見が遅れるなど、ヒヤリハットが増えるといわれています。

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時間にゆとりある計画
  • シートベルト、チャイルドシートの着用を徹底。高速道路での後部座席のシートベルト非着用時の死亡率は、着用時の約9.2倍!
  • 渋滞に備えて簡易トイレなども準備。事故渋滞も予想されます。
  • SA/PA内では、子どもから絶対に目を離さないこと。期間中は混雑することが多く、特に注意が必要です。
  • 高速道路で明け方は「魔の時間帯」と呼ばれ、死傷事故がもっとも多く発生しています。少しでも眠気を感じたら、無理な運転は避けてSA/PAで休息をとりましょう。

東京都などでの「緊急事態宣言」の発令に伴い、今年もGW中の高速道路の休日割引(全国)は適用しないと発表されています。

コロナ禍も続いてるし3密を避けないとね。お出かけの際はアルコール消毒(ジェルタイプなど)を携帯したほうがいいね。

5月は二輪車の交通死亡事故が多い

愛知県警が実施している過去5年間の事故分析(県内)によると、5月は二輪車の死亡事故がもっとも多くなっています。死亡事故全体に占める比率は、25.3%(年平均は17.6%)です。ツーリングライダーの増える時期で、他の都道府県も共通するかもしれません。

交通取締りの目立つ場所

連休中の取り締まり重点箇所

  • 高速道路の料金所付近でのシートベルト・チャイルドシート
    後部座席もお忘れなく!
  • 高速道路を降りて一般道へ合流する場所での一時停止違反
  • 山間部・郊外の道路でのスピード違反(普段取り締まりの少ない場所でも実施されます。バイクのツーリングは注意)

ゴールデンウィークの交通取り締まり

2020年(年間)の検挙件数1位は「一時不停止」で約160万5000件、次いで「速度超過」が約116万2400件、「信号無視」が約63万5500件の順です。その他の違反件数 >>

高速道路での安全運転

高速道路は重大事故につながりやすい。

他の運転者が必ずしも安全運転をするとは限りません。高速道路での運転が不慣れな人、免許を取得したばかりで運転が未熟な人もいます。路上の落下物にも注意が必要です。

高速道路の運転で1秒間に進む距離は、80km/hで約22.2メートル、100km/hでは約27.8メートルです。また「新東名」と「東北道」の一部などで、普通車の最高速度が120km/hになっている区間もあります。1秒間で約33.3メートル(3秒で100メートル!)も進む速度です。

停止距離(路面乾燥時)の目安は、80km/hで約76メートル、100km/hでは約112メートルです。降雨時は停止距離が長くなりますが、もっとも危険なのは雨の降り始めで、路面の砂やホコリと雨が混ざり合う状態です。

ハイドロプレーニング現象

降雨時の走行に注意!

高速走行時に発生しやすい「ハイドロプレーニング現象」にも注意が必要です。濡れた路面を高速で走行した際に、タイヤと路面との間にできた水膜により浮いた状態になり、ハンドルやブレーキ操作が出来なくなる現象で、車の性能に関わらず運転者側では制御不能になります。速度規制が表示される前でも、スピードを緩めることが大切です。(タイヤの摩耗、空気圧不足は特に発生しやすい)

SA/PA内での事故に注意

パーキングエリアでの事故 サービスエリア、パーキングエリア内での事故にも注意が必要です。ドライバーも油断しやすく、子どもの飛び出しに気をつけましょう。SA/PA内での車両と人の事故は、高速道路で「その他」に含まれ、過去5年での年間平均は約89件です。

高速道路での死亡事故(年間)

  • 追突:47件
  • 衝突:接触:46件
  • 車両単独:68件
追突事故に注意 渋滞などで減速・停止する場合は、早めにハザードランプを点滅させ後続車に知らせましょう!

通行帯違反は約6万件です

高速道路において、追い越し車線を継続して走行すると「通行帯違反」となり、取り締りの対象となります。違反となる走行距離は2kmが目安といわれ、警察官の判断で検挙されるということです。(普通自動車の反則金は6,000円、違反点数は1点です。)

路上の落下物に注意

  • 車両のトラブル等で路肩に停車した場合は、ハンドルを左に切った状態でエンジンを止める。(ハザードランプは点滅状態を維持)
  • 左側のドアから出てガードレールの外側へ避難。
  • 安全を十分確認しながら、停止表示器材を車両から50~60mほど離れた後方に設置。
  • 発煙筒は付近にオイル漏れなどがないことを確認して使用する。
  • 携帯電話等で警察やJAFなどに連絡。
  • 落下物の緊急ダイヤルは#9910(国交省)必ず安全な場所に停車してから連絡しましょう。

高速道路の落下物は年間30万件以上です。落下物による事故は、落とした人の責任です。タイヤの点検、積載物、積載方法の十分な点検を!(国交省の調査では大型トラックのタイヤ脱落は、増加傾向ということです。運送業界の人出不足が一因とみられています)

#9910

2017年10月には、岡山県の「中国自動車道」で、母娘の乗った軽乗用車が路上に落ちていたタイヤに乗り上げ走行不能になり、路肩に避難していたところ、直後に走ってきた大型トレーラーもタイヤに乗り上げて横転し、母娘の2人が巻き込まれて亡くなる痛ましい事故も発生しています。

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