交通事故の発生状況 平成29年(2017年)

全国の交通事故件数や特徴について、警察庁が発表している「交通事故月報」等から、おもなデーターまとめています。

※平成30年2月15日発表のデーターからまとめています。暫定値または速報値であり、今後修正される場合があります。出典:警察庁

平成29年の発生件数と特徴

(1)1年間に発生した交通事故(人身)は47万2,165件で、死者数は3,694人(1日平均で約10.1人)です。1949年(昭和24年)以降でもっも少なくなっています。

(2)負傷者は58万4,541人(1日平均約1,601人)で、総人口(※)でみると約217人に1人が負傷していることになります。また重傷者は3万6,895人です。
※平成29年6月1日現在の確定値(1億2676万6千人)

(3)死者数のうち65歳以上の高齢者は、2,020人(54.7%)です。また飲酒運転による死者数は201人(前年比-12人)です。

(4)死者数で事故後30日以内に死亡した人を含めると、4,431人です。(3月31日発表分)

人身事故の発生状況

※11月までは交通事故月報の暫定値。

発生件数(件) 死者数(人) 負傷者数(人)
1 37,720 282 46,423
2 37,086 288 42,555
3 41,113 303 50,514
4 37,571 244 46,301
5 38,471 282 47,715
6 38,390 276 46,909
7 38,614 314 47,328
8 39,858 310 50,074
9 37,386 299 46,043
10 41,367 343 50,630
11 40,239 372 48,780
12 追記予定 381 追記予定

2月15日発表の12月を含む暫定値での合計

発生件数 472,165件
死者数
(24時間以内)
3,694人
死者数
(30日以内)
4,431人
負傷者数 584,541人

交通死亡事故ランキング

※愛知県は15年連続でワースト1です

都道府県 死者数
1 愛知県 200人
2 埼玉県 177人
3 東京都 164人
4 兵庫県 161人
5 千葉県 154人
6 大阪府 150人
7 神奈川県 149人
8 北海道 148人
9 茨城県 143人
10 福岡県 139人

人口10万人あたりの死者数

都道府県 死者数
1 福井県 5.88人
2 愛媛県 5.67人
山口県
3 岡山県 5.07人
4 香川県 4.94人
5 茨城県 4.92人
6 栃木県 4.83人
7 岩手県 4.81人
8 三重県 4.76人
9 鳥取県 4.56人
10 鳥取県 4.56人

※ワースト1の福井県は、一般道での後部座席のシートベルト着用率が14.8%(全国平均:36.4%)で全国でもっとも低くなっています。

※死者数が全国でもっとも多かった愛知県は、10万人あたりでは2.66人で39位です。
都道府県順位(表)(画像)

高齢者の死亡事故比率

都道府県 死者数
1 長崎県 74.5%
2 山形県 68.4%
栃木県
3 奈良県 67.5%
4 新潟県 67.1%
5 秋田県 66.7%
6 鳥取県 65.4%
7 宮城県 65.0%
8 島根県 64.7%
9 大分県 63.6%
鹿児島県
10 山口県 63.3%

※全国平均は54.7%です。

おもな重大事故(死者3名以上)

  • 7月23日:茨城県小美玉市内の高速道路で、普通乗用車①が普通乗用車②に衝突した後、進路左側のガードロープ及び防護壁に衝突。普通乗用車①の運転者及び同乗者2名が死亡。
  • 8月25日:岩手県宮古市内の国道で、普通貨物自動車が進行方向左側へ路外に逸脱して川に転落。運転者と同乗者3人が死亡。
  • 10月19日:岡山市内の県道で、普通乗用自動車①が中央分離帯を乗り越えて対向車線に飛び出し、対向車線を走っていた普通乗用自動車②と正面衝突。普通乗用自動車①の運転者と同乗者2人が死亡。また普通乗用自動車②の運転者が負傷(軽傷)。
  • 11月15日:三重県亀山市内の高速道路で、軽四乗用車が大型貨物車に衝突した後、トンネル側壁に衝突して横転し、後続の普通乗用車が軽四乗用車に衝突。軽四乗用車の運転者及び同乗者2名が死亡。



負傷者数は約58万4千人(平成29年)

交通死亡事故の件数は減少傾向にあるものの、負傷者は58万4,541人で、1日平均では約1,601人が負傷しています。

高齢者では交通事故による骨折などが原因で、寝たっきりになったり認知症を発症するきっかけになることが少なくありません。

高齢者の交通事故

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