子どもの水難事故対策(保護者・引率者向け)

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毎年夏休みの期間は子どもの事故が目立つようになります。警察庁の「水難事故統計」によると2019年(年間)では、中学生以下の子どもが30人亡くなり、このうち約半数の14人は7月と8月に発生した事故です。

[目次]

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悲しい事故を防ぐために!

子どもの単独事故

子どもだけの水遊びは危険

子どもの単独事故で多い原因は、魚釣りや魚とりの最中に川や池に転落する事故、サンダルなどの持ち物が流され、取りに行く途中に深みにはまり溺れる事故です。

保護者など大人の監視がない状況では、溺れたり流されたりした場合に発見や救助が遅れ、重大事故につながります。特に川では雷雨などで急な増水や流れが速くなることもあり、十分な指導が必要です。

子どもだけで水遊びをさせない!

  • 子どもの行動範囲にある川や池・沼などの危険個所を把握。特に「ため池」は農林振興局のデーターによると全国に19万7742箇所あます。
  • 子どもだけで水遊びや魚釣りなどに行かないように指導。(友達を誘わない、誘われても行かない)毎日のように繰り返し指導・確認することが大切です。

 

小学生

自分の行為が命を落とす危険につながることを因果関係で認識するようになるのは、4年生くらいからと言われています。低学年では怖いという感覚はあっても、好奇心や友達に呼ばれた、持ち物を落としたり流されたなどの状況に行動が影響されます。

中学生以上

中学生になると危険を予測した行動ができるようになります。しかし好奇心や冒険心が強く、状況判断を誤ることが少なくありません。

高校生以上では行動に伴う危険を認識しながらも、体力の過信などから無謀な行動による事故が目立つようになります。

子どもの水難事故防止

どのような事故が発生しているか?

子ども(中学生以下)の事故

若者(大学生まで)の事故

家族や友達、グループでの行動

家族での川遊び

家族やグループなど多人数のレジャーでは、子どもたちの行動を常に監視することが大切。河川敷でのBBQなどでチョット目を離した間に、川に入り流される事故も発生しています。

(1)川での事故を防ぐ

  • 目的地に到着するまでにに、子どもだけで川に入らないように指導。
    (危ない理由もわかりやすく伝える)
  • 大人の監視のもとで海や川に入るときは、ライフジャケットを必ず着用。
  • 体重も軽く体脂肪も少ない子どもは、大人のひざ下程度の水深でも溺れることがあります。
  • 溺れた場合に音や声で気づくとは限らない。多くの場合は水を飲んでしまい呼吸困難になるなど、溺れた場合に助けを求めることは困難です。
  • サンダルや浮き輪などの遊具が流されても取りに行かないように言い聞かせる。遊具などが流されると、怒られたり遊べなくなると思い込み無理な行動につながります。
  • サンダルや浮き輪などは、あらかじめ予備を準備する。もし流されても替わりがあることを見せておくと効果的です。
  • 川は気象状況によって水量や流れが大きく変わります。お出かけ前に目的地付近の天候を確認する。現地に到着ししたら状況の確認と危険予測が大切です。
  • 川では河川敷や水辺にいるマムシなどの危険生物にも注意が必要です。

川での事故防止には(公社)河川財団が公開している「水辺の安全ハンドブック(PDF|外部リンク)」がたいへん役立ちます。

 

川での事故原因と対策は、下記ページにも掲載しています。

川に隠れた7つの危険

(2)海での事故を防ぐ

この夏は「新型コロナ」の影響で、海水浴場として営業しないところも増えています。営業していない場合は監視員(ライフセーバー)も不在で、溺れた場合に救助が遅れるなどの危険が大きくなります。

  • 海水浴場として営業していない海、また営業前や期間終了後の海水浴場では泳がない。
  • 毎年お盆過ぎごろから「土用波」と呼ばれる急な高波が目立つようになります。また場所によっては、カツオノエボシなど有毒クラゲの発生が増えてきます。
  • 毎年「離岸流」に流される事故も目立ちます。遊泳禁止の場所には立ち入らないことが大切です。(離岸流による事故防止はこちらから
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子ども向けチラシ

海や川での事故防止簡易チラシです。いずれもPDFで表示・印刷(A4サイズ|タテ)できます。子ども向けは小学校4年生~6年生が対象です。
本文中の人数などは「水難事故統計」からの出典です。

水難事故防止(子供用)チラシ 水難事故防止チラシ(若者向け)
子ども向け
(小学4年~6年生)
若者向け
(川での事故防止)
安全対策ビデオ

保護者やグループでのレジャーを引率する方は、視聴を勧めします。

川の危険ポイントと安全対策

埼玉県警および専門家が監修したビデオ

川の危険ポイントと安全対策
指導者向け
安全な川遊びのために 【第2部 指導者向け】
もしもの時の救急・救命
水難事故の通報先と救命方法 海や川、湖や池でおぼれたり流された人を見つけた場合の対応。緊急通報先と消防庁など救助・救命(AEDの使い方、人工呼吸など)に、役立つホームページを掲載しています。
水難事故発生時の救急・救命

 

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