今年の夏は暑い?(2021年)気温予想

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6月~8月の気温は全国的に
平年並か高い予想です。

気象庁の「暖候期予報」によると、2021年6月~8月(3か月間)の平均気温は、北日本・東日本・西日本で平年並または高い確率ともに40%、沖縄・奄美で高い確率が50%と予想されています。

今年の夏の気温予想

[目次]

このページに掲載している数値等は、気象庁および消防庁から出典した2次情報です。数値を再利用される場合は出典元データーをご使用ください。

暖候期予報(6月~8月)

「暖候期予報」による夏の気温予想(見通し)です。3月24日時点で内容に変更はないということです。

2021年の夏の気温予想

夏の気温予想(6月~8月)季節予報からの出典

  • 夏の天候は北日本・東日本・西日本で、6月から7月は平年に比べ曇りや雨の日が多く、その後は北日本の天気は数日の周期で変わり、東日本・西日本は平年と同様に晴れの日が多い予想。沖縄・奄美では5月から6月は平年に比べ曇りや雨の日が多く、その後は平年と同様に晴れの日が多いと予想されています。
  • 降水量は全国的に平年並または多い確率ともに40%の予想です。

夏の気温推移(過去10年間)

2011年~2020年の6月~8月(3か月間)の地域別の気温平年差(℃)です。2018年は東日本と西日本で「災害級の暑さ」といわれた夏。この年は春まで「ラニーニャ」が続きました。

  • 数値は地域平均気象データから出典し、グラフにしたものです。
  • スマホでは少し見にくいかもしれませんが拡大表示します。
  • 平年値(基準)は過去30年(1981年~2010年)の観測データーです。10年毎に見直されるため2021年に新しくなります。(気象庁によると5月19日頃)発表後に下記データーも更新します。

夏の気温推移グラフ(過去10年間)

ラニーニャ後の夏が同じようになる傾向はみられませんが、気になるところ。過去10年の夏をみると平年の気温を下回ったのは、2014年と15年の西日本のみ。冬の気温との相関関係より、近年は猛暑が常態化してる印象ですね。

穏やかな夏になって欲しいね。暑いの苦手!

最近暑すぎだね、大雨やカミナリも心配。

月別の気温推移を見てみると・・

2011年~2020年の6月・7月・8月、および残暑が続く9月の地域別気温推移です。

グラフを表示する

6月の気温

6月の気温推移グラフ(2011年~2010年)

▲昨年の6月は全国的に暑かったですね。

7月の気温

(2011年~2020年)

▲東日本・西日本の7月は、2年連続で「梅雨寒」が続いています。

8月の気温

8月の気温推移グラフ(2011年~2020年)

▲昨年は全国的に大変な猛暑。東日本と西日本は災害級といわれた2018年より暑くなり、東日本の8月は3年連続で気温が上昇しています。

9月の気温

9月の気温推移グラフ(2011年~2020年)

▲東日本は2年連続で厳しい残暑が続きました。最近の9月はまだ夏ですね。

1か月予報(5月14日まで)

4月15日発表分

気温予想

4月17日から1週間の気温は、北日本で高い確率が60%、東日本で平年並または高い確率ともに40%、西日本で平年並の確率が50%、沖縄・奄美で平年並または低い確率ともに40%と予想されています。前回(4月8日)の予想確率と比べ、北海道と東北で平年より高い確率が上がり、九州[北部]で平年並から高い予想に変わっています。

2021年4月17日~4月23日の気温

4月17日~4月23日の気温

2021年4月24日~4月30日の気温

4月24日~4月30日の気温

2021年5月1日~5月14日の気温

5月1日~5月14日の気温

  • 4月1日~14日の気温(地域平年差比)は、北日本と東日本で+1.4℃、西日本は+1.6℃、沖縄・奄美は+1.2℃です。
  • 4月24日~30日の予想が大きく変わっています。前回(4月8日)の予想確率と比べ、北海道から東海まで平年より高いから、低い予想に変わっています。

3か月予報(4月・5月・6月)

3月24日発表分

気温予想

4月の気温は北・東・西日本で平年並または高い確率ともに40%と予想されています。前回(2月24日)の予想に比べ、北海道と東北は低い確率が30%から20%に下がり、関東・甲信から九州まで平年並から平年並または高い予想に、沖縄・奄美は低いから平年並の予想に変わっています。(画像は拡大表示します)

2021年4月の気温

4月の気温

2021年5月の気温

5月の気温

2021年6月の気温

6月の気温

6月の降水量は多い予想
東日本(太平洋側)、西日本、沖縄・奄美で、湿った空気や前線の影響を受けやすく、平年に比べ曇りや雨の日が多い予想と発表されています。

地域別の気温と降水量

地域ごとに夏の気温と降水量、および4月~6月の気温と降水量の予想、過去5年間の記録も掲載しています。

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3月の気温は平年を大きく上回る
地域平年差

北・東・西日本は統計開始(1946年)以降で、もっとも高い気温でした。沖縄・奄美は2番目に高い気温です。カッコ内はこれまでに、もっとも高かった気温との差です。

  • 北日本:+3.0℃(+0.5℃)
  • 東日本:+3.4℃(+0.9℃)
  • 西日本:+2.9℃(+1.0℃)
  • 沖縄・奄美:+1.7℃(-0.1℃)

2月の気温も東日本は統計開始以降で2番目、西日本は3番目の高さでした。

おもな都市の月間平均気温

カッコ内は平年値との差です。

  • 札幌:3.8℃(+3.2℃)
  • 東京:12.8℃(+4.1℃)
  • 名古屋:12.0℃(+3.3℃)
  • 大阪:12.2℃(+2.8℃)
  • 福岡:13.5℃(+3.1℃)

3月の気温から記録更新って・・今後がとても心配。夏が来る前にエアコンの点検をしないと。

エルニーニョ/ラニーニャ現象

4月9日発表分

エルニーニョ/ラニーニャ監視速報によると、昨年夏から続いている「ラニーニャ現象」は弱まりつつあり、春の間に終息する可能性が高い(80%)。また夏は平常の状態である可能性が高い(70%)と発表さています。(出典:エルニーニョ/ラニーニャ監視速報

エルニーニョ/ラニーニャ監視速報

いつから暑いの?

初めて真夏日(最高気温が30℃以上)を記録する平年値(日)と過去の記録

真夏日を記録する日

平年値(日)以降は真夏日が続きますが、初めて記録した日は、その日以降がすべて真夏日ではありません。(東京都の観測地点は千代田区)

平年値(日) 2020年 2019年
東京都 7月23日 6月9日 5月24日
名古屋市 7月10日 5月2日 5月24日
大阪市 7月5日 6月4日 5月24日
福岡市 7月9日 6月5日 5月24日

いつから暑いの(47都市)

各月1日と15日の最高と最低気温

各月1日と15日について、最低気温と最高気温の平年値を表にしています。※リンク先ページに移動します。

昨年の夏を振り返る

どんな夏だった?

2020年の夏(6月~8月と9月)は6月と8月が記録的な暑さでした。7月は大雨が続き梅雨寒になりました。9月は厳しい残暑が続きました。また大型台風の接近はあったものの、11年ぶりに上陸のなかった夏でした。

6月は暑かった

気温は全国的にかなり高く、東日本は統計開始(1946年)以降でもっとも高くなっています。西日本も2005年と並び暑い日が続きました。

7月は大雨と梅雨寒

曇りや雨の日が多く「梅雨寒」が続き、月平均気温は西日本でかなり低くなりました。東日本も低くなっています。日照時間は東日本で平年の41%、西日本は54%です。

梅雨の降水量は平年値の168%(全地域の平均)でした。また「令和2年7月豪雨」(※)が発生し、東日本・西日本を中心に長期間にわたって大雨が続きました。降水量はかなり多く、東日本(太平洋側)と西日本(日本海側と太平洋側)では、統計開始(1946年)以降で最多の記録となりました。

※気象庁は豪雨の期間を7月3日~31日としています。消防庁の発表よる人的被害は、8月24日現在で死者82人、行方不明4人、負傷者29人です。建物被害は全壊が319棟、半壊は2009棟、一部破損は2230棟です。

8月は記録的な猛暑と少雨

全国的に猛暑が続きました。東日本・西日本ではかなり高く、統計開始(1946年)以降では、東日本で1位、西日本では1位タイの記録でした。降水量は記録的に少なく、統計開始以降で8月としては東日本(太平洋側)で1位、西日本(太平洋側)でも1位タイの少雨でした。また日照時間は全国的に長く、特に西日本(太平洋側)は観測開始以降で1位タイの記録です。

9月は厳しい残暑

北日本から西日本(九州を除く)で、厳しい残暑が続きました。特に北日本で高く札幌市では平年より2.0℃、仙台市で1.8℃高くなりました。九州はほぼ平年並でした。

ちなみに東・西日本で「災害級の暑さ」といわれた2018年は、7月と8月に最高気温の記録更新が相次ぐなど大変な猛暑でしたが、9月に入ると気温は大きく下がり平年並の気温になっています。2019年と2020年は9月も厳しい残暑が続きました。

猛暑日が多くなっているし、9月も夏の気温が続くね。

極端な豪雨も増えている。今年は穏やかな夏になって欲しいです。

 

水難事故も目立ったね。7月と8月は海や川での事故が504件も発生し、262人が亡くなってる。

 

8月は熱中症による搬送者数が4万3060人で、前年より6,305人も多かったんだって。

7月と8月の水難事故は504件

昨年の夏は水難事故も目立ちました。警察庁の夏季統計によると、7月と8月の発生件数は、504件(前年比+43件)、水難者数は616人(同+22人)、死者・行方不明者は262人(同+23人)で、川での事故が増えています。発生状況や事故の様態について、詳しく掲載しています>>

梅雨入り/梅雨明け/降水量

昨年とおととしの梅雨入り・梅雨明けの記録です。日付は「頃」となります。

梅雨入り(地域別に表示)
地方 平年 2020年 2019年
沖縄 5月9日 5月11日 5月16日
奄美 5月11日 5月10日 5月14日
九州南部 5月31日 5月30日 5月31日
九州北部 6月5日 6月11日 6月26日
四国 6月5日 5月31日 6月26日
中国 6月7日 6月10日 6月26日
近畿 6月7日 6月10日 6月27日
東海 6月8日 6月10日 6月7日
関東甲信 6月8日 6月11日 6月7日
北陸 6月12日 6月11日 6月7日
東北南部 6月12日 6月11日 6月7日
東北北部 6月14日 6月14日 6月15日
梅雨明け(地域別に表示)
地方 平年 2020年 2019年
沖縄 6月23日 6月12日 7月10日
奄美 6月29日 7月20日 7月13日
九州南部 7月14日 7月28日 7月24日
九州北部 7月19日 7月30日 7月25日
四国 7月18日 7月30日 7月25日
中国 7月21日 7月30日 7月25日
近畿 7月21日 7月31日 7月24日
東海 7月21日 8月1日 7月24日
関東甲信 7月21日 8月1日 7月24日
北陸 7月24日 8月2日 7月24日
東北南部 7月25日 8月2日 7月25日
東北北部 7月28日 特定せず 7月31日

梅雨の降水量(過去5年間)

2016年~2020年の記録です。

  • 平年値を100とした比率(%)
  • 太字は平年の150%以上

沖縄から四国

地域 沖縄 奄美 九州
南部
九州
北部
中国 四国
2020 182 126 176 195 157 167
2019 138 154 140 100 132 83
2018 71 116 128 110 156 119
2017 105 86 91 67 81 77
2016 84 103 147 117 132 106

近畿から東北

地域 近畿 東海 北陸 関東
甲信
東北
南部
東北
北部
2020 180 194 178 162 160 142
2019 112 138 134 89 118 70
2018 162 110 92 70 43 99
2017 81 67 71 133 110 118
2016 103 89 74 91 70 91

2021年の「暖候期予報」による梅雨の降水量は沖縄から東北まで、平年並と多い確率がいずれも40%と予想されています。昨年も今年と同じ予想確率でしたが、梅雨明けまでの降水量は、全地域でかなり多くなりました。より精度の高い予想確率は5月25日の「3か月予報」で発表されます。

2020年の夏の災害
(台風と豪雨)

過去の記録からリスクを予見。危険箇所の把握、災害時の避難方法・場所・連絡手段、非常食・災害用品や持ち出し品の確認など、早め早めの対策が大切ですね。

台風

発生状況と上陸数

7月 8月 9月 10月
2020 発生 0 8 3 6
上陸 0 0 0 0
2015年以降の発生数と上陸数[表示]
7月 8月 9月 10月
2019 発生 4 5 6 4
上陸 1 2 1 1
2018 発生 5 9 4 1
上陸 1 2 2 0
2017 発生 8 5 4 3
上陸 1 1 1 1
2016 発生 4 7 7 4
上陸 0 4 2 0
2015 発生 3 4 5 4
上陸 2 1 1 0
2020年と2019年の台風
2020年
  • 9月の「台風10号」:6日~7日にかけ、非常に強い勢力で九州・中国・四国が暴風域に。
  • 9月の「台風9号」:日本への上陸はなかったも九州に接近し一部地域が暴風域に。「大型で非常に強い勢力」
  • 8月の「台風8号」:日本への上陸はなかったものの朝鮮半島に接近・上陸した台風としては、過去最大級の勢力。
2019年
  • 「台風19号」:死者86人・負傷者476人・行方不明者3人の甚大な被害が出ています。10月上旬の海面水温は、東海から関東近海で平年より2℃高い状態でした。
  • 「台風15号」:関東地方に上陸したものとしては観測史上最強クラスの勢力で、死者3人・負傷者150人の被害が出ています。9月上旬の海面水温も高い状態でした。(関東近海の海面水温は平年より1℃高い状態)

名古屋と大阪市は8月の
最高気温が平均で35℃以上

大都市では名古屋市と大阪市で、たいへんな猛暑が続きました。夏までにエアコンの点検(本体のフィルター、室外機・ドレンホースの清掃など)などをお忘れなく。夏季期間に故障した場合は、即日修理や買い替えであっても設置業者の手配が困難になります。

猛暑日の日数(2020年)

最高気温が35℃を超えた日数

7月 8月 9月
東京都(千代田区) 0 11 1
名古屋市 0 22 2
大阪市 0 20 2
福岡市 0 11 1

上記都市の1970年以降(50年間)について、年代ごとに猛暑日の日数を掲載。2000年代以降は顕著に増加しています。(日数と推移)>>

8月の気温

気象庁の過去の気象データー(出典)から、気温ごとの日数をグラフにしたものです。(拡大表示します)

東京(千代田区) 名古屋市
東京の気温(8月) 名古屋市の気温(8月)
大阪市 福岡市
大阪市の気温(8月) 福岡市の気温(8月)

各都市の8月に熱帯夜{最低気温が25℃以上}にならなかった日数は、東京(5日)、名古屋(4日)、大阪(1日)、福岡(1日)です。

名古屋市と大阪市は猛烈な暑さ!

  • 最高気温の平均は名古屋で35.9℃、大阪は35.7℃でした。
  • 最高気温が37℃以上を記録した日数は、名古屋で10日、大阪は11日です。
  • 最高気温が34℃未満になった日数は、名古屋で5日、大阪は7日です。

名古屋はどえりゃー暑いでいかんわ

大阪もごっつ暑いねん

2010年代以降は全国的に暑い

気象庁は夏(6月~8月)の気温(平年差)を元に、[低い][平年並][高い]の3つの階級に区分しています。{かなり低い・かなり高いを含めると5階級}
この3つの階級で[高い]となった夏は、使われることが少ないですが「暑夏=しょか」ということです。「冷夏」の反対用語ですね。

年代ごとの暑夏の回数(30年)

1991年以降で6月~8月の気温が高く「暑夏」となった回数です。またカッコ内は暑さが厳しい7月と8月、残暑の続く9月の3か月間の気温平年差で[高い]となった回数です。

※5階級でのかなり高いを含みます。

2011~2020 2001~2010 1991~2000
東日本 9(8) 4(7) 3(4)
西日本 7(6) 6(5) 3(3)

熱中症の搬送者数(全国)

数値の出典:消防庁(熱中症情報)

2020年6月~9月の熱中症による救急搬送人員の累計は64,869人で、前年同期より2,000人減少。7月が前年より8,043人少なく、長雨による「梅雨寒」が影響したとみられています。

しかし6月は前年より2,185人、8月は6,305人多くなっています。ピークは8月10日~8月16日の週で12,804人、次いで8月17日~8月23日の週で12,799人です。

熱中症による死者・重症者数

消防庁によると熱中症の死者数{救急搬送時後、医療機関で初診時に死亡が確認された人}は、2020年で112人(重症:1,783人)、2019年は126人(同1,889人)、2018年は160人(同2,061人)と発表されています。重症は長期入院となった人数です。
※期間は5月~9月ですが、2020年のみ6月~9月です。

全体の死者数は年平均で1000人以上

厚労省の人口動態統計による死者数{救急搬送前に、自宅や屋外で亡くなった人を含む}は、2015年~2019年までの年平均で1,006人です。※2020年は発表されたあと追記します。

熱中症の死者数は1000人

  • 年代では65歳以上が毎年約8割です。(人口動態統計)
  • 発生場所は住居が最も多く、次いで道路、仕事場、屋外の順(消防庁)

比較対象は異なりますが、2019年の交通事故死者数(3,215人)の38%に相当する方が熱中症で亡くなり、その多くは夏季期間に発生しています。深刻な状況ですね。

熱中症の予防ポスター

消防庁が作成・配布しているポスター/リーフレットです。職場や学校に掲示することで、熱中症の予防が期待できます。各PDFで表示・印刷できます。(消防庁にリンク)

熱中症の予防ポスター 熱中症の予防ポスター 熱中症の予防ポイント

2010年代から気温が高くなり
地震の回数も大きく増加!

災害リスク

昨年(2020年)は震度3以上の地震が164回、今年は3月20日までに42回発生しています。また2011年の「東日本大震災」から10年間の地震発生回数(震度1以上)は年平均で3,413回で、その前の10年間の約2倍です。

夏の気温が顕著に高くなり、際立った豪雨や台風災害が増え始めたのも2010年代からです。もちろん気温と地震に相関関係など見当たらないものの、気象災害と地震の2つのリスクが大きくなっており、もしもの時に備え命を守る知識の共有が大切ですね。

全国の地震発生確率[最新版]
震度5以上を掲載

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