目次
- 2025年夏の気温(全般予想)
- 3か月予報(6月~8月)
- ラニーニャ/エルニーニョ
5月12日発表分 - 今年と昨年の気温比較(4月まで)
- いつから暑い?いつまで暑い?
東京・名古屋・大阪・広島・福岡・その他
このページに掲載している数値は気象庁から出典し、グラフ・表は数値を元に当サイトで作成しています。
夏の気温予想(全般)
夏の気温予想(3か月予報)
2025年夏(6月~8月)の期間予想
5月20日発表分
「暖候期予報=2月25日発表」の予想と比べると・・
関東・甲信、北陸、東海、近畿で高い確率が70%から60%に、北海道と東北は60%から50%にいずれも下がっています。中国、四国、九州の予想確率に変更はなく、沖縄・奄美は50%から60%に上がっています。
気温の予想(6月~8月)
色区分|数字は確率(%) | ||
低い 少ない |
平年並 | 高い 多い |
3か月予報(6月~8月)
5月20日発表分
各地域の数字は平年に対する確率(%)で、左から低い・平年並・高い順です。
エルニーニョ/ラニーニャ現象
5月12日発表分
エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態となっている。
今後、秋にかけて平常の状態が続く可能性が高い(60%)。
今年と昨年の気温比較
2025年と2024年の気温を地域平年差で比較しています。
2025年4月までの気温
1月~4月は沖縄・奄美をのぞき、平年の気温より高い月が目立ちますが、昨年の気温よりは低く、高かったのは西日本で3月のみ。比較的穏やかな推移です。
- 数値は気象庁の地域平均気象データーから出典し、1か月ごとの更新です。
- 平年基準は1991年~2020年の観測データーが使われています。
- 平年差±0℃は色表示なし(西日本の2025年1月など)
- タブで地域表示
西日本の3月は8年連続で平年の気温を上回っています。
沖縄・奄美の3月は8年連続で平年の気温を上回っています。

夏の気温も穏やかになって欲しいねー

暑いのは苦手です。
いつから暑い?
いつまで暑い?
東京・名古屋・大阪・広島・福岡の6月~9月の気温について、2024年(昨年)と過去5年の気温推移をグラフで掲載しています。雨が続いた期間は最高気温の上昇は抑えられます。
- 最高と最低気温の推移(旬ごと)
- タブで5年平均を表示
東京
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昨年の7月・8月の気温は、おととしより低かったものの平年の気温を大きく超えています。
都道県ごとに、過去3年の真夏日が終わった期間(旬単位)を表にしています。
名古屋市
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昨年は7月下旬から猛暑日が続き、8月上旬の最高気温(平均)は38.2℃、中旬は37.1℃と猛烈な暑さでした。下旬は台風10号など長雨の影響で気温上昇が抑えられたものの、9月に入り再び上昇し、中旬の最高気温(平均)は35.3℃です。下旬は大きく下がり30.4℃です。
各県ごとに、過去3年の真夏日が終わった期間(旬単位)を表にしています。
大阪市
グラフは拡大表示
昨年は7月下旬から8月中旬まで最高気温(平均)が35℃以上で、厳しい暑さが続きました。
府県ごとに、過去3年の真夏日が終わった期間(旬単位)を表にしています。
広島市
グラフは拡大表示
広島市は近年にないほどの厳しい暑さで、8月上旬・中旬の最高気温(平均)は36℃を超えています。8下旬と9月上旬は長雨の影響で気温上昇が抑えられたものの、9月中旬は猛暑日が連続しました。
2020年代は全国的に著しい気温上昇が続いていますが、その中でも広島市は際立っており、昨年7月-9月の猛暑日は45回です。これは前年の16回に比べ約3倍で激増レベルです。
昨年、都道府県庁所在地で8月の最高気温(平均)が35℃を超えたのは10都市あり、このうち4都市は岡山・広島・山口(全国で2番目に高い)、および高松市で瀬戸内地方です。松山市は35℃手前の34.8℃です。
下記ページで1970年以降の猛暑日をグラフ化していますが、深刻な状況かと思います。
各県ごとに、過去3年の真夏日が終わった期間(旬単位)を表にしています。
福岡市
グラフは拡大表示
各県ごとに、過去3年の真夏日が終わった期間(旬単位)を表にしています。
都道府県庁所在地の最高気温
2024年8月に最高気温(月間平均)が35℃以上の都市は10か所あります。(7月はありません)8月の最高気温(平均)がもっとも高かったのは熊本市(36.2℃)です。次いで山口市(35.9℃)、名古屋市(35.8℃)の順です。
8月下旬は東・西日本の広い範囲で大雨(台風10号の影響など)が続き、最高気温が抑えられています。
北海道・東北[表示]
- 最高気温の月間平均です。
- お使いのデバイスにより横スクロールします。
都市 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 |
札幌 | 23.9 | 28.0 | 28.4 | 24.5 |
青森 | 24.8 | 28.4 | 29.7 | 27.0 |
秋田 | 26.0 | 27.7 | 31.5 | 27.7 |
盛岡 | 27.0 | 29.1 | 31.5 | 27.5 |
仙台 | 25.9 | 30.4 | 31.5 | 27.4 |
山形 | 28.0 | 30.6 | 33.0 | 28.0 |
福島 | 28.5 | 31.9 | 33.2 | 28.7 |
関東・甲信[表示]
- 最高気温の月間平均です。
- お使いのデバイスにより横スクロールします。
都市 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 |
宇都宮 | 27.8 | 32.7 | 33.2 | 30.3 |
前橋 | 28.8 | 33.5 | 34.4 | 31.0 |
水戸 | 26.8 | 32.3 | 32.4 | 29.7 |
東京 | 27.7 | 33.5 | 33.6 | 30.9 |
さいたま | 28.4 | 34.1 | 34.5 | 31.4 |
千葉 | 27.3 | 32.9 | 33.3 | 30.6 |
横浜 | 27.6 | 33.1 | 33.7 | 30.7 |
甲府 | 28.4 | 33.8 | 34.8 | 32.3 |
長野 | 27.6 | 30.8 | 32.9 | 29.8 |
新潟 | 26.4 | 29.9 | 31.7 | 28.8 |
東海・北陸[表示]
- 最高気温の月間平均です。
- お使いのデバイスにより横スクロールします。
都市 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 |
静岡 | 27.6 | 34.0 | 32.8 | 31.7 |
名古屋 | 28.8 | 34.3 | 35.8 | 33.2 |
岐阜 | 28.9 | 33.8 | 35.7 | 33.1 |
津 | 27.1 | 33.3 | 33.8 | 31.2 |
富山 | 28.1 | 32.7 | 33.0 | 30.5 |
金沢 | 27.4 | 31.7 | 33.0 | 30.8 |
福井 | 28.6 | 32.3 | 33.8 | 32.2 |
名古屋市は8月上旬の最高気温(平均)が38.2℃、中旬は37.1℃で際立った暑さでした。下旬は大雨の日が多く最高気温が抑えられ32.6℃です。このため月間平均では35.8℃ですが、それでも全国で3番目に高い気温です。8月下旬の長雨は東海から九州まで同様の傾向です。
近畿・中国・四国[表示]
- 最高気温の月間平均です。
- お使いのデバイスにより横スクロールします。
都市 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 |
大津 | 28.3 | 32.8 | 34.9 | 32.6 |
京都 | 29.4 | 34.4 | 35.5 | 33.6 |
奈良 | 28.7 | 33.5 | 35.4 | 33.0 |
和歌山 | 27.6 | 32.9 | 34.9 | 32.2 |
大阪 | 28.7 | 33.5 | 35.4 | 33.0 |
神戸 | 26.9 | 32.1 | 34.5 | 32.2 |
鳥取 | 28.6 | 33.0 | 34.8 | 32.7 |
松江 | 27.9 | 31.4 | 33.7 | 31.5 |
岡山 | 28.2 | 33.5 | 35.7 | 33.1 |
広島 | 27.5 | 32.4 | 35.5 | 33.5 |
山口 | 28.3 | 32.8 | 35.9 | 33.7 |
高松 | 28.1 | 33.7 | 35.6 | 33.1 |
徳島 | 27.1 | 32.6 | 34.7 | 31.9 |
松山 | 27.9 | 32.9 | 34.8 | 32.7 |
高知 | 27.4 | 32.8 | 34.3 | 32.4 |
九州・沖縄[表示]
- 最高気温の月間平均です。
- お使いのデバイスにより横スクロールします。
都市 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 |
福岡 | 27.7 | 33.8 | 34.8 | 33.3 |
佐賀 | 28.5 | 33.0 | 35.7 | 34.3 |
長崎 | 26.7 | 31.7 | 33.8 | 32.9 |
大分 | 27.1 | 33.4 | 34.4 | 32.1 |
宮崎 | 27.5 | 33.9 | 33.4 | 31.0 |
熊本 | 28.5 | 33.2 | 36.2 | 34.3 |
鹿児島 | 28.1 | 34.1 | 34.9 | 32.9 |
那覇 | 29.5 | 33.9 | 32.8 | 31.7 |
大都市の気温上昇は深刻なレベル
近年は「猛暑日」の急増など、これまで経験したことのないような厳しい暑さが続いています。店舗での販売、飲食店や宿泊・観光業等では集客に少なからず影響がありそうです。5つの都市について気象データーをまとめています。相関関係を知ることで、効率化のヒントが見つかるかもしれません。
猛暑の夏を乗り切るために
熱中症予防ポスター
消防庁が作成・配布しているポスターです。該当ページにリンクしています。(PDF表示)
暑さ対策
近年は「猛暑日」の急増など、これまで経験したことのないような厳しい暑さが続いています。熱中症対策グッズ、台風や豪雨に備えた防災用品について「amazon」の関連ページにリンクしています。
未就学児童や小学生はアスファルト路面などからの照り返しで、頭部付近の気温は大人以上に高くなります。また発汗による体温調整も未熟で暑さの影響は大きくなります。さらに小学生低学年くらいまでは、体調不良を言葉で伝えることが困難な子も少なくなく、室内・屋外を問わず十分に気をつけることが必要です。ご高齢者の方は室内でもこまめな水分補給が大切。
#今年の夏は暑い