今年の夏は暑い!2018年の夏は猛暑に

7月23日(月)は「大暑」です。

7月から9月は全国的に平年より気温が高くなる予想です。8月初めごろまでは、猛暑日が続く地域も多くなる見込みです。

気象庁の長期予報(1ヶ月と3ヶ月)から、気温と降水量の予想データーをまとめています。

1ヶ月予報は毎週木曜日、3ヶ月予報は毎月25日頃に発表されます。(出典:気象庁
熱中症に厳重警戒の夏

  • 7月23日に「異常天候早期警戒情報」が継続して出されています。7月28日(土)頃からの約1週間は、関東・甲信から九州(北部)まで、気温がかなり高くなる予想です。

[目次]

1ヶ月予報(8月17日まで)

7月19日発表の1ヶ月予報による確率です。(画像は拡大表示します)

7月21日(土)から1週間の気温は、北日本で高い確率が60%、東日本と西日本で高い確率が80%、沖縄・奄美で低い確率が80%と予想されています。

7月21日~7月27日の気温

▲7月21日~7月27日の気温

7月28日~8月3日の気温

▲7月28日~8月3日の気温

8月4日~8月17日の気温

▲8月4日~8月17日の気温

7月と8月の平年値(最高気温と最低気温)

”平年より気温が高い・・”などで使われる平年値は、過去30年間の平均データーです。(現在は1981年~2010年)※10年毎に見直されます。

7月と8月について、おもな都市の最高気温と最低気温の平年値をまとめています。沖縄県以外では夏の気温は、8月1日~10日頃の間にもっとも高くなります。例えば8月の気温が主要都市でもっとも高い大阪市では、3日~10日の最高気温(平均)が33.7℃、最低気温は25.7℃です。

※気象庁のデーターから出典

おもな都市の平年値[表示する]

(単位:℃)

都市 最高 最低
札幌 7月 24.3 17.3
8月 26.4 19.1
仙台 7月 25.7 19.5
8月 27.9 21.4
新潟 7月 28.0 21.3
8月 30.6 23.0
東京
区内
7月 29.2 21.8
8月 30.8 23.0
さい
たま
7月 29.8 21.5
8月 31.5 22.9
名古屋 7月 30.8 23.0
8月 32.8 24.3
金沢 7月 28.8 22.3
8月 30.9 23.7
都市 最高 最低
大阪 7月 31.6 24.3
8月 33.4 25.4
広島 7月 30.8 23.8
8月 32.5 24.8
高知 7月 30.7 23.5
8月 31.9 24.0
福岡 7月 30.9 24.3
8月 32.1 25.0
鹿児島 7月 31.9 25.3
8月 32.5 25.6
那覇 7月 31.8 26.8
8月 31.5 26.6

今年は梅雨明け以降に猛暑日(最高気温が35℃以上)が続く地域が多く、平年値と比較してもかなり暑い夏になっています。

猛暑の夏は水難事故に注意!

昨年の水難事故は1,341件で、過去10年で2番目に少なくなっています。東日本で8月の天候不順が影響しているとみられています。「観測史上最も暑い夏」いわれた2010年は、1,573件発生しており、過去10年でもっとも多くなっています。

年間事故の4割近くが7月と8月に発生
昨年はこの2か月間で511件の事故(年間の約38%)が発生し、死者・行方不明者は248人でした。夏休みやお盆休みと重なるこの時期は、特に注意が必要です。

今年の夏は東日本から西日本で、日照時間も平年並みか多めの予想になっています。

水難事故の発生状況(2018年)



 3ヵ月予報(7月・8月・9月の気温と降水量)

6月25日発表の「3ヶ月予報」による確率です。(画像は拡大表示します)

7月の気温

▲7月の気温(出典:気象庁)

8月の気温

▲8月の気温(出典:気象庁)

9月の気温

▲9月の気温(出典:気象庁)

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全般の気温(3ヶ月間)

平均気温は全国で高い確率が50%と予想されています。

全般の降水量(3ヶ月間)

北日本で平年並または多い確率ともに40%、西日本と沖縄・奄美で平年並または少ない確率ともに40%と予想されています。

天候の予想(7月・8月・9月)

気象庁の発表内容を転載しています。

[表示する]

7月の天候

北日本と東日本日本海側では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。東日本太平洋側と西日本では、期間の前半は平年に比べ曇りや雨の日が少なく、後半は平年に比べ晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。気温は、北・東・西日本で高い確率50%、沖縄・奄美で平年並または高い確率ともに40%です。降水量は、東日本太平洋側と西日本で平年並または少ない確率ともに40%です。

8月の天候

北日本では、天気は数日の周期で変わるでしょう。東・西日本と沖縄・奄美では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。気温は、全国で平年並または高い確率ともに40%です。

9月の天候

北日本では、天気は数日の周期で変わりますが、平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。東日本と西日本日本海側では、天気は数日の周期で変わるでしょう。西日本太平洋側と沖縄・奄美では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。気温は、全国で平年並または高い確率ともに40%です。降水量は、北日本で平年並または多い確率ともに40%です。

熱中症の予防と対策

熱中症にご注意

消防庁は7月9日~15日の1週間で、熱中症による搬送者が全国で9,956人(前週より7,234人増加)、死者数は11府県で12人と発表しています。(昨年同期より2,220人多い。)
死者数は初診時(搬送直後)に死亡した人で、救急車が現場に到着した時点で死亡していた人などは含まれません。

これまでの猛暑の年では・・

猛暑だった2010年と2013年は、1000人を超える死者

厚生労働省の人口動態調査(統計)によると、「観測史上最も暑い夏」といわれた2010年の年間死者数(死因が熱中症)は1,731人です。
2013年も記録的な猛暑の年で、1,077人が死亡しています。この年(平成25年)は、8月10日に高知県四万十市江川崎で41.0℃の国内最高気温を更新しています。また消防庁の統計では、同年6月~9月の搬送者数は58,729人(初診時の死亡者数は88人)です。

 [人口動態統計による年間死者数]

  • 2015年:968人
  • 2014年:529人
  • 2013年:1,077人
  • 2012年:727人
  • 2011年:948人
  • 2010年:1,731人

※上記期間での死者数のうち、65歳以上の高齢者比率は約78.9%です。

昨年(2017年)は・・

消防庁の統計では、6月~9月の搬送者数は49,583人(初診時の死亡者数は48人)です。7月10日~7月16日の7,796人をピークに、8月27日までの週平均は約5,300人です。8月28日~9月3日の週は1,471人で、前週より3,000人近く減少します。

熱中症の予防

最高気温が35℃以上となる猛暑日では、屋外での活動(仕事、スポーツ等)は極力控えることが大切。

(1)建設工事や屋外警備
(やむを得ない作業を行う時)

  1. 30分毎を目安に日陰や涼しいい屋内で休息し水分補給を行う。
  2. 塩分の摂取も必要。(熱中症対策のタブレッツ、飴など)
  3. 素肌を露出しない風通しのいい服装。
  4. 朝食や昼食はしっかり食べ栄養補給を心掛ける。

(2)室内では・・

  1. 室温は28℃を目安にエアコンと扇風機をあわせて使用する。
  2. 喉が渇かなくても定期的に水分補給を行う。
  3. 普段過ごす部屋には温度計を置くことを推奨。

(3)子どもの体調管理

  • 小学校低学年くらいまでは、体の不調をうまく伝えられない。
    (疲れた・・という表現だけで不調を訴えることも)
  • 大人に比べ発汗による体温調整が十分でない。
  • 背の低い子供では路上からの照り返しで、顔付近の気温が大人より+3℃ほど高いといわれています。

学校などでは、異変に気付く体制づくりが必要です。

(4)高齢者では・・

ご高齢者の方は暑さや喉の渇きを感じにくく、汗もかきにくくなるため体温調整も難しくなります。また今までの習慣から、屋外での作業など無理をしてしまいがちです。身近な方、地域での見守り・サポートが必要です。

熱中症予防ポスター

※消防庁が配布している「熱中症予防」のポスター/リーフレットです。それぞれPDF形式で表示・印刷できます。

熱中症予防ポスター

▲熱中症予防ポスター

熱中症対策リーフレット

▲熱中症予防リーフレット

熱中症対策ポスター(外国人向け)

▲訪日外国人向けポスター

訪日外国人向けのパンフレット(救急車利用ガイドなど)は、消防庁のページからダウンロードできます。(英語、フランス語、イタリア語、中国語、韓国語、タイ語)

https://www.fdma.go.jp/html/life/gaikokujin_kyukyusya_guide/index.html|外部リンク

昨年の夏を振り返り、災害リスクの予見と備えを!

7月の気温は、全国的に平年より1℃以上高く、暑い日が多くなりました。8月は東海から九州・沖縄で平年より気温が高い日が多くなりました。

8月の日照時間は、北日本と東日本では日照時間が平年よりかなり少なく、東京では日照時間が8月としては観測史上もっとも短くなりました。

昨年の夏から秋の気象と災害
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