今年の夏は暑い!2018年の夏は猛暑に

猛暑のピークは越えたものの、9月中旬ごろまで平年より気温が高い日が続き、残暑は厳しい予想です。

気象庁の長期予報(1ヶ月と3ヶ月)から、気温と降水量の予想データーをまとめています。

1ヶ月予報は毎週木曜日、3ヶ月予報は毎月25日頃に発表されます。(出典:気象庁
残暑は厳しい予想

  • 8月20日(月)に「異常天候早期警戒情報」が継続して出されています。8月25日(土)頃からの約1週間は、関東・甲信かで平年より気温が高い確率が30%以上です。

[目次]

1ヶ月予報(9月14日まで)

8月16日発表の1ヶ月予報による確率です。気象庁は「期間の前半は、北日本から西日本で気温がかなり高くなる所がある」と注意を呼びかけています。

8月18日(土)から1週間の気温は、北日本で平年並の確率が50%、東日本と沖縄・奄美で平年並または高い確率ともに40%、西日本で高い確率が50%です。

8月18日~8月24日の気温

▲8月18日~8月24日の気温

8月25日~8月31日の気温

▲8月25日~8月31日の気温

9月1日~9月14日の気温

▲9月1日~9月14日の気温

 3ヵ月予報(8月・9月・10月の気温と降水量)

7月25日発表の「3ヶ月予報」による確率です。

8月は近畿から九州にかけて、平年より気温が高い確率が50%です。

8月の気温

▲8月の気温予想

9月の気温予想

▲9月の気温予想

10月の気温予想

▲10月の気温予想

▲オンマウスまたはタップで停止

確率

全般の気温(3ヶ月間)

平均気温は、北日本、東日本、西日本で平年並または高い確率ともに40%。

全般の降水量(3ヶ月間)

降水量は、沖縄・奄美で平年並または少ない確率ともに40%。



▲目次に戻る

これまでの状況(データー)

東日本、西日本で記録的な猛暑となった7月の気温と平年差などをまとめています。日数や平年差などは気象庁のデーターを使用し、カウントしたものです。
※気象庁が発表した内容ではありません。
※東京は気象台区分(千代田区)です。

7月の気温と猛暑日の日数

新潟市、東京の7月は、平年の夏に比べ日平均、最高気温の平均ともに3℃以上高くなっています。名古屋市は最高気温の平均が、平年より3.8℃も高くなっています。

また名古屋市では、猛暑日が始まった14日以降31日までの平均は36.7℃で、平年より6℃近く高い日が続きました。

7月の気温と平年差[表示]

平均気温(日の平均)、最高気温の平均、それぞれの平年差(単位:℃)

都市 日平均 最高気温
平年差
平年差
新潟市 27.4 31.7
+3.1 +3.7
東京 28.3 32.7
+3.3 +3.5
名古屋市 29.3 34.4
+2.9 +3.8
大阪市 29.5 34.2
+2.1 +2.6
広島市 29.1 33.0
+2.0 +2.2
福岡市 28.7 32.6
+1.9 +1.7
鹿児島市 26.6 32.4
-1.5 +0.5

猛暑日(最高気温が35.0℃以上)を記録した日数と前年比

都市 2018年 2017年 前年比
新潟市 4日 0日 +4
東京 4日 1日 +3
名古屋市 16日 1日 +15
大阪市 14日 6日 +8
広島市 11日 0日 +11
福岡市 6日 3日 +3
鹿児島市 2日 5日 -3

名古屋の猛暑日は16日で76年ぶりの多さです。

記録的な猛暑の夏

8月の平年値(最高と最低気温)

「平年より気温が高い・・」などで使われる平年値は、過去30年間の平均データーです。(現在は1981年~2010年)※10年毎に見直されます。

おもな14の都市について、最高気温と最低気温の平年値(1か月間の最高・最低気温の平均)です。沖縄県など一部を除き、夏の気温は8月1日から10日頃にもっとも高くなります。

例えばおもな都市で8月の気温(平年値)がもっとも高い大阪市を例にみると、3日から10日の最高気温は33.7℃、最低気温は25.7℃です。

※気象庁のデーターから出典

8月の平年値[表示]

※東京は気象台区分(千代田区)

(単位:℃)

都市 最高 最低
札幌 26.4 19.1
仙台 27.9 21.4
新潟 30.6 23.0
東京 30.8 23.0
さいたま 31.5 22.9
名古屋 32.8 24.3
金沢 30.9 23.7
都市 最高 最低
大阪 33.4 25.4
広島 32.5 24.8
松江 31.3 23.4
高知 31.9 24.0
福岡 32.1 25.0
鹿児島 32.5 25.6
那覇 31.5 26.6

▲目次に戻る

いつまで暑いの・・

猛暑はいつまで続くの?

週間予報(8月27日まで)をみると、全国的に猛暑日の予想は少なくなっています。ただ関東・甲信から九州北部まで、最低気温が25℃以上のところが多く、台風の影響で蒸し暑くなり、通過後は残暑が一段と厳しくなる予想も出ています。

1か月予報では、9月中旬までは平年より気温が高い日が続く予想で、残暑は厳しくなるようです。

真夏日でなくなる日(平年)

おもな14の都市(地域)で、真夏日(最高気温が30.0℃)および夏日(同25.0℃)を下回る日をまとめています。真夏日を下回る頃から最低気温も20℃前後になり、日中の暑い時間も短くなってきます。暑さが和らぐ目安になると思います。

例えば夏の最高気温がもっとも高い大阪市では、真夏日を下回るのは9月13日(29.9℃)、夏日を下回るのは10月7日(24.9℃)です。

過去に猛暑だった年では、9月末ごろまで真夏日を記録する日が多く、残暑も厳しくなる傾向がみられます。

※東京は気象台区分(千代田区)

都市 真夏日を
下回る日
夏日を
下回る日
札幌 *** 9月2日
仙台 *** 9月12日
新潟 8月25日 9月19日
東京 9月1日 9月25日
さいたま 9月4日 9月26日
名古屋 9月10日 10月4日
金沢 8月31日 9月25日

昨年の真夏日(日数)

  • 8月は東京が19日、名古屋市は29日。
  • 9月は東京が2日、名古屋市は9日。
都市 真夏日を
下回る日
夏日を
下回る日
大阪 9月13日 10月7日
広島 9月11日 10月8日
松江 9月1日 9月25日
高知 9月12日 10月15日
福岡 9月6日 10月7日
鹿児島 9月18日 10月20日
那覇 9月22日 11月14日

昨年の真夏日(日数)

  • 8月は大阪市が30日、福岡市は30日。
  • 9月は大阪市が10日、福岡市は3日。

これまで猛暑だった年では・・

特に猛暑だった2010年と2013年で大阪市を見てみると、平年値で真夏日を下回る9月13日以降30日までに、真夏日を記録した日数は2010年が10日、2013年では7日です。




▲目次に戻る

熱中症の予防と対策

熱中症にご注意

最近の状況

8月6日~8月12日の熱中症による搬送者数は、7079人(前週は1万3575人)です。昨年の同じ時期と比べると1823人多くなっています。また死者数は6人と発表されています。
(消防庁の速報値)
死者数は初診時(搬送直後)に死亡した人で、救急車が現場に到着した時点で死亡していた人などは含まれません。

搬送者の多い都道府県(8月6日~8月12日)

  1. 東京都:596人
  2. 愛知県:595人
  3. 大阪府:487人

これまでの猛暑の年では・・

猛暑だった2010年と2013年は、1000人を超える死者

厚生労働省の人口動態調査(統計)によると、「観測史上最も暑い夏」といわれた2010年の年間死者数(死因が熱中症)は1,731人です。
2013年も記録的な猛暑の年で、1,077人が死亡しています。この年(平成25年)は、8月10日に高知県四万十市江川崎で41.0℃の国内最高気温を更新しています。また消防庁の統計では、同年6月~9月の搬送者数は58,729人(初診時の死亡者数は88人)です。

 [人口動態統計による年間死者数]

  • 2015年:968人
  • 2014年:529人
  • 2013年:1,077人
  • 2012年:727人
  • 2011年:948人
  • 2010年:1,731人

※上記期間での死者数のうち、65歳以上の高齢者比率は約78.9%です。

昨年(2017年)は・・

消防庁の統計では、6月~9月の搬送者数は49,583人(初診時の死亡者数は46人)です。7月10日~7月16日の7,796人をピークに、8月27日までの週平均は約5,300人です。8月28日~9月3日の週は1,471人で、前週より3,000人近く減少します。

熱中症の予防

最高気温が35℃以上となる猛暑日では、屋外での活動(仕事、スポーツ等)は極力控えることが大切。

(1)建設工事や屋外警備
(やむを得ない作業を行う時)

  1. 30分毎を目安に日陰や涼しいい屋内で休息し水分補給を行う。
  2. 塩分の摂取も必要。(熱中症対策のタブレッツ、飴など)
  3. 素肌を露出しない風通しのいい服装。
  4. 朝食や昼食はしっかり食べ栄養補給を心掛ける。

(2)室内では・・

  1. 室温は28℃を目安にエアコンと扇風機をあわせて使用する。
  2. 喉が渇かなくても定期的に水分補給を行う。
  3. 普段過ごす部屋には温度計を置くことを推奨。

(3)子どもの熱中症と体調管理

  1. 小学校低学年くらいまでは、体の不調をうまく伝えられない。
    (疲れた・・という表現だけで不調を訴えることも)
  2. 大人に比べ発汗による体温調整が十分でない。
    (汗腺機能が完成するのは、18歳前後といわれています)
  3. 背の低い子供では路上からの照り返しで、顔付近の気温が大人より+3℃ほど高いといわれています。
  4. 小さな子供では体の面積が小さいため熱を逃しにくい。

学校などでは、異変に気付く体制づくりが必要です。

(4)高齢者では・・

ご高齢者の方は暑さや喉の渇きを感じにくく、汗もかきにくくなるため体温調整も難しくなります。また今までの習慣から、屋外での作業など無理をしてしまいがちです。身近な方、地域での見守り・サポートが必要です。

[関連記事]

熱中症予防ポスター

※消防庁が配布している「熱中症予防」のポスター/リーフレットです。それぞれPDF形式で表示・印刷できます。

熱中症予防ポスター

▲熱中症予防ポスター

熱中症対策リーフレット

▲熱中症予防リーフレット

熱中症対策ポスター(外国人向け)

▲訪日外国人向けポスター

訪日外国人向けのパンフレット(救急車利用ガイドなど)は、消防庁のページからダウンロードできます。(英語、フランス語、イタリア語、中国語、韓国語、タイ語)

https://www.fdma.go.jp/html/life/gaikokujin_kyukyusya_guide/index.html|外部リンク

▲目次に戻る

昨年の夏を振り返り、事故・災害のリスクを予見!

7月の気温は、全国的に平年より1℃以上高く、暑い日が多くなりました。8月は東海から九州・沖縄で平年より気温が高い日が多くなりました。

8月の日照時間は、北日本と東日本では日照時間が平年よりかなり少なく、東京では日照時間が8月としては観測史上もっとも短くなりました。

昨年の夏から秋の気象と災害

猛暑の夏は水難事故に注意!

昨年の水難事故は1,341件で、過去10年で2番目に少なくなっています。東日本で8月の天候不順が影響しているとみられています。「観測史上最も暑い夏」いわれた2010年は、1,573件発生しており過去10年でもっとも多くなっています。

年間事故の4割近くが7月と8月に発生
昨年はこの2か月間で511件の事故(年間の約38%)が発生し、死者・行方不明者は248人でした。夏休みやお盆休みと重なるこの時期は、特に注意が必要です。

今年の夏は東日本から西日本で、日照時間も平年並みか多めの予想になっています。

水難事故の発生状況(2018年)

今年の冬は暖冬になる可能性も・・

8月10日発表の「エルニーニョ監視速報」によると、10月以降に「エルニーニョ現象」発生する確率が60%と予想されています。

まだ可能性の段階ですが、「エルニーニョ現象」が発生し冬の期間に続いた場合は、暖冬になる傾向です。

今年の冬は寒い?暖冬の可能性も(2018年-2019年)

トップへ戻る