交通事故の発生状況 2025年(令和7年)

事故のリスクを知り
安全運転につなげる

交通事故の発生状況を知る。(事件事故災害アーカイブJP)

このページは交通事故統計をまとめたもので、交通安全意識の向上や事故防止のための啓発を目的としています。データーは警察庁の統計(出典)および政府統計総合窓口(出典)の公的統計から死者数・負傷者数の数値を引用しています。一部にセンシティブな数値を含みますが、交通安全を目的で掲載しています。

目次

お使いのデバイスにより、表は横スクロールします。ページ内の表やグラフは当サイトで作成。二次情報であることをご承諾の上であれば、ご自由にお使いください。

2025年の交通事故(概要)

2025年 前年比
人身事故
発生件数
287,236件
(約787件/日)
-3,659件
死者数 2,547人
(7.0人/日)
-116人
若年層 14歳以下 // //
15歳~24歳 // //
高齢者 65歳~74歳 // //
75歳以上 // //
負傷者 338,294人
(927人/日)
-6,101人
重傷 // //
軽傷 // //

月別の状況

  • 年間では1日あたり7.0人が亡くなっています。
  • もっとも多かったのは12月で1日あたり9.4人です。
    (10年以上最多月)
  • 表はお使いのデバイスにより、横スクロールします。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2025 234 189 191 196 172 179 185 203 229 227 252 290
2024 220 185 177 196 206 198 227 246 221 252 248 287
前年比 +14 +4 +14 0 -34 -19 -42 -43 +8 -25 +4 +3

月別の推移

2025年の交通事故死者数推移

もっとも多い12月は、もっとも少ない3月より約100人多い。(5年平均)

毎年10月以降は事故が増加

  • 2021年-2025年の平均
  • 10月~12月の月平均は、9月までの1.29倍(月あたり60人多い)

毎年10月以降は事故が多い(グラフは事件事故災害アーカイブが作成)

2025年は1.31倍でした。

事故が増加する要因のひとつに日没時刻があります。多くの地域で9月初旬から10月初旬は、日没時刻の差が1年でもっとも大きくなります。例えば東京は9月初旬の日没時刻が18時前後、10月初旬では17時20分前後です。12月は16時30分前後まで早くなり、交通量が増える時間と重なります。日没時刻の前後1時間は「薄暮時間帯」といわれ、車と歩行者の死亡事故は日中の4倍ともいわれます。早めのライト点灯、自転車・歩行者の方は反射材の着用が大切です。

歩行者の死亡事故で反射材着用はゼロ(2025年)

全国統計はないものの、地方警察単位の分析では反射材の着用は、ほとんどないようです。たとえば鹿児島県は交通事故死者44人のうち歩行中の死亡事故において、夜光反射材の着用はゼロ。高知県も夕暮れ時の歩行者事故で反射材の着用率はゼロ、宮城県も同様の報道がされています。

筆者は5年以上前から季節に関係なく、夜間に歩くときは必ず反射材を身につけています。もし反射材がなかったら、危なかったかもしれないと思う状況が年に1回~2回あります。(写真は100円ショップの商品)

 

おじさん・おばさん、若者・子ども、じいさん・ばあちゃんも反射材で輝きましょう!

自転車の歩道通行は反則金6千円[クリックで表示]

2026年4月1日から自転車は車道通行が義務化され、通行区分違反には反則金(6千円)が課されます。(16歳以上。高齢者の場合は対応が異なる)自動車から気づきやすいように反射材をいっぱい装着したほうがよさそうです。

反射材で事故リスクを大きく下げる。自転車は軽車両の扱いですが、車両に身体を守る構造はありません。自動車やバイクに衝突され死傷する事故は絶対に避けたいですね。ヘルメットの着用もこれまで以上に重要になります。

反射材を付けた自転車の写真(事件事故災害アーカイブ)

AI生成画像(貼りすぎ?)

「amazon」で反射材(テープ・シール)を探す!

12月だけは毎年横ばいです。

過去10年以上12月は年間でもっとも多い月です。2025年は290人で11月までの月平均の1.41倍(85人多い)。

2025 2024 2023 2022 2021
290 287 300 280 284

過去10年の推移

2016年[平成28年]~2025年[令和7年]の交通事故発生状況について、警察庁の統計(数値出典)からグラフにしています。タブで発生件数・負傷者数を表示します。

発生件数死者数負傷者数

交通事故発生件数の推移(2016年-2025年)

交通事故死者数の推移(2016年-2025年)

交通事故負傷者数の推移(2016年-2025年)

10年間(累計)では‥

  • 死者数(24時間死者数)は3万0318人です。
  • 発生件数は358万4478件です。
  • 負傷者数は432万8816人です。総人口から推計すると、10年間で129人に1人がケガをされたことになります。(2025年1月時点の人口で試算)
  • 10年間で死者数は約35%、発生件数は約42%、負傷者数は約55%減少。
  • 2020年までは前年に対する減少数は多かったものの、2021年以降は緩やかな減少傾向です。(2023年は前年までのコロナ禍で、外出自粛により交通量が減少し事故が減ったこともあり、通常に戻った反動で若干増加しています)

令和時代の状況‥

令和元年から令和7年末までの累計死者数は1万9188人です。(事故発生件数は218万2511件、負傷者数は259万8267人)交通事故108件あたり1人が亡くなっていることになります。(この割合は毎年ほぼ同じ)上記は事故後24時間以内の死者数です。後述しますが30日以内に亡くなった人を含めると令和6年までに2万0241人です。(令和7年は発表まち)

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全国ランキング
2025年(令和7年)

  • 2026年1月6日発表の暫定数
    (確定数は例年3月に発表されます)
  • 太文字は前年比6人以上の増加

1位~10位


都道
府県
死者数 前年比
1 神奈川 139 +30
2 東京 134 -12
3 北海道 129 +25
4 埼玉 125 +12
5 千葉 122 -9
6 大阪 120 -7
7 愛知 112 -29
8 兵庫 98 -11
9 福岡 85 -6
10 茨城 82 -12

11位~47位


都道
府県
死者数 前年比
11 静岡 72 -16
12 栃木 69 +9
13 三重 59 +13
14 広島 58 -10
15 新潟 55 ±0
16 岐阜 55 -15
17 滋賀 54 +26
18 福島 53 +2
19 京都 49 -3
20 群馬 48 -1
21 愛媛 46 -6
22 鹿児島 44 -9
23 長野 44 -13
24 大分 41 +13
25 熊本 41 -14
26 岡山 41 -19
27 沖縄 40 -4
28 岩手 39 +11
29 宮城 38 -9
30 宮崎 34 -5
31 秋田 33 +2
32 和歌山 33 -1
33 石川 32 +2
34 山口 31 -20
35 富山 30 +8
36 長崎 29 +3
37 青森 27 -16
38 高知 25 +4
39 奈良 25 +2
40 山形 23 -1
41 福井 21 -2
42 佐賀 20 -4
43 香川 20 -11
44 山梨 19 -9
45 徳島 19 -14
46 島根 17 +8
47 鳥取 17 +2


前年と比較

  • もっとも増えたのは神奈川県で30人多い。(順位は前年の6位からワースト)
  • もっとも減少したのは愛知県で29人少ない。(順位は前年の2位から7位)
  • 増加率がもっとも高いのは滋賀県で+92.9%(28人から54人に増加、順位は前年の35位から17位)
  • 減少率がもっとも高いのは徳島県で-42.4%(33人から19人に減少、順位は前年の31位から45位)

毎日どこかで900人以上が負傷

発生件数 負傷者数
28万7236件
(787件/日)
33万8294人
(927人/日)
  • 年間の負傷者数は柏市(千葉県)、所沢市(埼玉県) 、旭川市(北海道)、前橋市(群馬県) 、郡山市(福島県)の人口に近い規模です。
  • 日本の人口で試算した場合、およそ366人に1人が負傷。
  • バイクや自転車を運転中に自分で転倒し、湿布や絆創膏(ばんそうこう)を貼るくらいのケガを含めると、さらに多くなりそうです。(届け出のない軽い自損事故は統計に含まれない)

1日あたり927人がケガしてるって‥

  • 交通事故の負傷者数のイメージ(900人)

まだまだメチャ多いじゃん。マジで安全運転する!加害者にも被害者にもなりたくないし、痛いの絶対ムリ、絶対イヤだもん。

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10万人あたり2.06人(全国)


都道
府県
10万人
あたり
1 滋賀 3.85
2 高知 3.81
3 大分 3.78
4 和歌山 3.75
5 秋田 3.68
6 栃木 3.66
7 愛媛 3.61
8 三重 3.45
9 岩手 3.41
10 宮崎 3.29
11位~47位を続けて表示

都道
府県
10万人
あたり
11 鳥取 3.20
▲ここまで全国平均より1人以上多い
12 福島 3.04
13 富山 3.01
14 茨城 2.92
15 石川 2.91
16 鹿児島 2.87
17 岐阜 2.87
18 福井 2.84
19 徳島 2.77
20 沖縄 2.73
21 島根 2.65
22 新潟 2.62
23 北海道 2.56
24 群馬 2.54
25 佐賀 2.54
26 山口 2.42
27 熊本 2.42
28 山梨 2.40
29 青森 2.32
30 長崎 2.32
31 山形 2.27
32 岡山 2.24
33 長野 2.21
34 香川 2.18
35 広島 2.14
▲ここまで全国平均より多い
36 静岡 2.04
37 千葉 1.95
38 奈良 1.95
39 京都 1.94
40 兵庫 1.84
41 埼玉 1.70
42 宮城 1.69
43 福岡 1.67
44 神奈川 1.51
45 愛知 1.50
46 大阪 1.37
47 東京 0.95

10万人あたり(過去10年)

10万人あたりの死傷者数でみると、過去5年は横ばい状況が続いています。

  • 2016年~2025年(全国平均)
  • 上段が死者数
  • 下段は負傷者数(重傷者)
2025 2024 2023 2022 2021
2.06 2.14 2.14 2.08 2.09
発表待ち 277.0
(21.9)
292.6
(22.1)
284.1
(20.7)
287.1
(21.6)
2020 2019 2018 2017 2016
2.25 2.54 2.79 2.91 3.07
292.8
(22.0)
365.2
(25.3)
415.0
(27.3)
457.6
(29.1)
486.9
(29.4)
30日以内死者数(過去10年)

2025年は発表待ちです。(例年3月に発表されます)30日以内死者数は、事故発生後24時間以内に亡くなった人、その後30日以内に亡くなった人の合計です。死亡事故の減少に伴い人数の減少も続いていますが、24時間死者数に対する平均比率は1.20で毎年ほぼ同じです。

  • 期間:2016年~2025年(数値出典:内閣府資料
  • 30日以内は4万3528人(2024年までの合計)
  • 30日以内は24時間の1.20倍(平均)
    (中央値も同じ)
2025 2024 2023 2022
24時間 発表
待ち
2,663 2,678 2,610
30日以内 発表
待ち
3,221 3,263 3,216
差数 // 558 585 606
2021 2020 2019 2018
24時間 2,636 2,839 3,215 3,532
30日以内 3,205 3,416 3,920 4,166
差数 569 577 705 634
2017 2016
24時間 3,694 3,904
30日以内 4,431 4,698
差数 737 794

ニュースなどのメディアでは24時間死者数が使われています。しかし実際に亡くなった人は報道の1.2倍前後になります。また負傷事故で何らかの後遺症を負った割合は、自賠責保険利用者数の2%程度といわれており、2024年の負傷者数(約34万人)から試算した場合は、およそ6,800人(推計)になりそうです。

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数字でみる交通事故の損失

内閣府は数年ごとに「交通事故の被害・損失の経済的分析に関する調査研究(出典)」を行っており、直近のデーターは令和4年度(令和5年3月公表)です。この資料によると死亡事故の損失額(生涯の逸失利益など)は、全年代の平均で被害者1人あたり2億5000万円を超えています。

事故ごとの平均損失額

  • 死亡: 約2億5900万円
  • 後遺障害: 約965万円
  • 負傷: 約177万円
  • 物損: 約24万円(物損のみの場合)

全体の損失は10.4兆円(推計)

損失全体(年間)は推計で10兆円を超えています。

  • 金銭的損失(約2.5兆円):治療費、休業損失、逸失利益、車両の修理費、公的機関(警察・救急)の費用など。
  • 非金銭的損失(約7.9兆円):死傷に伴う精神的苦痛や生活の質の低下を「支払意思額」として算定したもの。

自然災害や犯罪と同列に比較はできないものの「東日本大震災」の直接的経済損失が16.9兆円といわれています。(阪神・淡路大震災はおよそ10兆円、熊本地震はおよそ3.8兆円)また犯罪による損失額と比べた場合、年間の経済犯(窃盗や横領、詐欺などによる財産被害)が4000億~5000億規模、サイバー犯罪による企業の被害額と復旧コスト、暴力事件での経済損失、防犯・司法にかかる社会的コストを含めた場合は、数兆円から十数兆円になるということです。

交通事故の場合は高速道路事故等で、長時間の通行止めになった場合の物流への影響(AIによる推計では荷主側の損失、迂回による燃料費の増加、ドライバーへの賃金負担などは年間でおよそ2.4兆円)、その他、事故によって波及した間接的な損害などを含めた場合は、非常に大きな金額になりそうです。すべてを含むと10年間では国家予算に近い規模になるかもしれません。

把握できない損失も

内閣府の調査による損失(推計)は、被害者側を重点にした調査だと思います。死亡事故や重い後遺症を負うようなケースで、被害者が会社経営者や事業運営に大きく携わっていた場合、また家族の家計を支える人であれば、間接的な影響や精神的な負担は数字で測りきれないことも小さくないはずです。

さらに加害者がいる事故では過失責任の重さによって、厳しい刑事罰や重い行政処分、賠償などの義務も発生し、当事者だけでなく関わる人の人生にも大きな影響を残すと思います。交通事故の多くは過失であり”優しい人・善良な人、そうでない人”に関係なく、誰もが加害者にも被害者にもなる可能性があり、まだまだ身近にある大きなリスクです。

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おもな交通違反の検挙数

交通違反の検挙総数は514万3671件(1日あたり1万4092件)

交通違反の取り締まり件数

2025年は発表待ちです。(例年2月下旬に発表されます)

速度違反

速度区分 2025年 2024年
50km/h以上 // 10,555
50km/h未満 // 117,495
40km/h未満 // 180,297
30km/h未満 // 271,648
20km/h未満 // 267,322
15km/h未満 // 61
合計 // 887,348

飲酒運転

区分 2025年 2024年
酒酔い // 806
0.25以上 // 15,529
0.25未満 // 4,950
合計 // 21,285

携帯電話

区分 2025年 2024年
危険違反 // 113
使用違反 // 196,781
合計 // 196,894

その他おもな違反

違反種別 2025年 2024年
無免許 // 18,031
信号無視 // 404,034
歩行者妨害 // 323,280
一時不停止 // 1,177,924
通行禁止 // 551,589
追越し・通行区分 // 140,107
整備不良車運転 // 19,246
踏切不停止等 // 55,153
シートベルト // 277,744

駐車・駐停止違反

  • 駐停止禁止場所違反:19,598(うち放置駐車違反:18,907)
  • 駐車禁止場所違反:123,026(うち放置駐車違反:112,547)
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  • 子どもの飛び出しに注意
▲オンマウスまたはタップで停止、スワイプでスライド。