春の交通安全運動 2017年(平成29年)

平成29年の「春の全国交通安全運動」は、4月6日(木)から15日(土)までの10日間です。

新しく入学する児童や自転車を利用する生徒などが増える季節です。また自動車の運転免許を取得したばかりのドライバーも増加し、事故の危険性が高まる時期です。

「春の全国交通安全運動」の概要

  • 実施期間:平成29年4月6日(木)~4月15日(土)の10日間
  • 交通事故死ゼロを目指す日:4月10日(月)
  • 運動の基本:子供と高齢者の交通事故防止~事故にあわない、おこさない~

歩行中の死傷事故は7才児(小学1年生)がもっとも多い。

[2012年から2016年の5年間|警察庁のまとめから要約]

7才児の死傷事故がもっとも多い

10万人あたりの死傷者数(年平均)でみると、7才児の死傷者数は146.4人で、全年齢の平均(46.8人)の3倍以上です。また小学生の死者数(5年間)では、男児(65人)が女児(26人)の2.5倍になっています。

4月は交通安全知識が乏しい入学児童もあり、小学校付近や通学路などでは十分な注意が必要です。

子どもの事故状況をさらに詳しく[表示]

死傷者数(5年間)

  • 1年生:8,075人
  • 2年生:7,111人
  • 3年生:5,352人(3年生からは、自転車乗車中の事故が歩行中より多くなります。)

歩行中の事故状況

発生件数は夏休み前までの4月~7月に多く発生しており、特に5月が最も多くなっています。
時間帯は登下校時に多く発生しています。
また子ども側に過失がない割合は約43%である一方、33%が飛び出しによる事故です。

自転車の死傷事故は16歳(高校1年生)がもっとも多い。

年間平均の死傷者数は約5,638人です。登下校時の事故が約65%で、自転車通学が増えることが要因と見られています。

重点項目

  1. 歩行中・自転車乗用中の交通事故防止(自転車については、特に自転車安全利用五則の周知徹底)
  2. 後部座席を含めた全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
  3. 飲酒運転の根絶

自転車安全利用五則とは?

  1. 自転車は、車道が原則、歩道は例外
  2. 車道は左側を通行
  3. 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
  4. 安全ルールを守る(飲酒運転・二人乗り・並進の禁止、夜間はライトを点灯、交差点での信号遵守と一時停止・安全確認 )
  5. 子どもはヘルメットを着用

自転車の危険運転に罰則

自転車事故での高額賠償例[表示]

1.9,521万円 :男子小学生(11歳)が夜間、帰宅途中に自転車で走行中、歩道と車道の区別のない道路において歩行中の女性(62歳)と正面衝突。被害者意識不明で寝たっきりが続いている。
2.9,266万円 :男子高校生が昼間、対向車線を自転車で直進してきた男性会社員(24歳)と衝突。男性会社員に重大な障害(言語機能の喪失等)
3.6,779万円 :男性が夕方、ペットボトルを片手に下り坂をスピードを落とさず走行し交差点に進入、横断歩道を横断中の女性(38歳)と衝突。女性は脳挫傷等で3日後に死亡
4. 5,438万円: 男性が昼間、信号表示を無視して高速度で交差点に進入。青信号で横断歩道を横断中の女性(55歳)と衝突。女性は頭蓋内損傷等で11日後に死亡。
5.4,043万円 :男子高校生が朝、赤信号で交差点の横断歩道を自転車で走行中、男性(62歳)が運転するオートバイと衝突。男性は頭蓋内損傷で13日後に死亡。

春の全国交通安全運動のポスター

春の交通安全運動(2017年)ポスター

▲PDF形式で表示

春の交通安全運動ポスター2017年

▲PDF形式で表示

上記ポスターをダウンロードするには?(Windowsパソコンの場合)

  • IEの場合、右クリックで「対象をファイルに保存」
  • Google Chromeの場合は、右クリックで「名前を付けてリンク先を保存」

全国での交通事故発生状況

警察庁の交通事故発生状況(平成28年)データー等から出典。[平成29年1月発表の速報値]

  • 人身事故発生件数:49万9232件
  • 負傷者数:61万7931人(日本の人口では、約203人に1人が負傷)
  • 死者数:3,904人(67年ぶりに4千人を下回る)

死亡事故は減少傾向ですが・・

死者数のうち65歳以上の高齢者は2,138人で、全体の54.8%です。これは1967年以降でもっとも高い割合です。

昨年クローズアップされたことの一つに、運転中のスマホを使用“ながら運転”があります。「ポケモンGO」をしながら、運転中に歩行者をはねた死亡事故も3件発生しています。また高齢者の運転による事故の増加も課題になっています。

交通死亡事故の多かった都道府県

  1. 愛知県:212人
    (14年連続でワースト1)
  2. 千葉県:185人
  3. 大阪府:161人
  4. 東京都:159人
  5. 北海道:158人

昨年の「春の交通安全運動」期間中では・・

※平成28年4月6日~15日の10日間

交通事故死者数は110人。(前年比+15人)

発生状況

  • 事故件数:13,051件
  • 死者数:110人
  • 負傷者数:16,051人

1日平均で11人が亡くなり、約1605人がケガをしています。また飲酒運転による事故も56件あり、2人が死亡しています。地域によっては、お花見の季節とも重なります。飲酒運転は厳禁です!

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