春の交通安全運動 平成29年(2017年)

平成29年の「春の全国交通安全運動」は、4月6日(木)から15日(土)までの10日間です。

新しく入学する児童や自転車を利用する生徒などが増える季節です。また自動車の運転免許を取得したばかりのドライバーも増加し、事故の危険性が高まる時期です。

期間中の交通事故発生状況(速報値|警察庁データー)

  • 人身事故発生件数:1万2232件(前年比-819件)
  • 負傷者数:1万5037人(前年比-1014件)
  • 死者数:74人(前年比-36人で過去最少)
  • 4月10日の「交通事故死ゼロを目指す日」の死者数:13人

※死者数は過去最少となりましたが、負傷者数は1万5千人を超えています。

さらに詳しく[表示]

状況別死者数

  • 自動車:27人
  • 自動二輪(バイク・原付):15人
  • 自転車:5人
  • 歩行者:27人

死者数の多かった都道府県

広島が5人で最多。東京、岐阜、愛知、兵庫が各4人です。

死者数が最も多かった日

  • 4月10日(月):13人|交通事故死ゼロを目指す日

死者数がゼロの都道府県

岩手、宮城、秋田、栃木、富山、福井、山梨、長野、和歌山、徳島、愛媛、高知、宮崎

飲酒運転による事故

  • 発生件数:50件
  • 死者:1人

「春の全国交通安全運動」の概要

  • 実施期間:平成29年4月6日(木)~4月15日(土)の10日間
  • 交通事故死ゼロを目指す日:4月10日(月)
  • 運動の基本:子供と高齢者の交通事故防止~事故にあわない、おこさない~

2017年のスローガン(標語)

内閣総理大臣賞{最優秀作}
春と秋の全国交通安全運動で使用(一般財団法人 全日本交通安全協会)

運転者 抱っこより 深い愛情 チャイルドシート
歩行者・自転車 身につけよう 命のお守り 反射材
小中学生 ペダルこぐ 免許はないけど ドライバー

重点項目

  1. 歩行中・自転車乗用中の交通事故防止(自転車については、特に自転車安全利用五則の周知徹底)
  2. 後部座席を含めた全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
  3. 飲酒運転の根絶

自転車安全利用五則とは?

  1. 自転車は、車道が原則、歩道は例外
  2. 車道は左側を通行
  3. 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
  4. 安全ルールを守る(飲酒運転・二人乗り・並進の禁止、夜間はライトを点灯、交差点での信号遵守と一時停止・安全確認 )
  5. 子どもはヘルメットを着用

自転車の危険運転に罰則

自転車事故での高額賠償例[表示]

1.9,521万円 :男子小学生(11歳)が運転する自転車が歩行中の女性(62歳)に衝突。被害者は意識不明の状態が続いている。
2.9,266万円 :男子高校生の運転する自転車が、男性会社員(24歳)に衝突。被害者は言語機能喪失等の重大な後遺症。
3.6,779万円 :男性が運転する自転車が、横断歩道で女性(38歳)に衝突。女性は3日後に死亡。
4.5,438万円:男性の運転する自転車が歩行中の女性(55歳)に衝突。女性は11日後に死亡。
5.4,043万円 :男子高校生の運転する自転車が信号無視で、男性(62歳)が運転するオートバイと衝突。男性は13日後に死亡。

春の全国交通安全運動のポスター

春の交通安全運動(2017年)ポスター

▲PDF形式で表示|出典:内閣府

上記ポスターをダウンロードするには?(Windowsパソコンの場合)

  • IEの場合、右クリックで「対象をファイルに保存」
  • Google Chromeの場合は、右クリックで「名前を付けてリンク先を保存」
歩行中の死傷事故は7才児(小学1年生)がもっとも多い。

[2012年から2016年の5年間|出典:警察庁のまとめ]

新1年生の交通安全

10万人あたりの死傷者数(年平均)でみると、7才児の死傷者数は146.4人で、全年齢の平均(46.8人)の3倍以上です。また小学生の死者数(5年間)では、男児(65人)が女児(26人)の2.5倍になっています。

4月は交通安全知識が乏しい入学児童もあり、小学校付近や通学路などでは十分な注意が必要です。

子どもの事故状況を詳しく[表示]

死傷者数(5年間)

  • 1年生:8,075人
  • 2年生:7,111人
  • 3年生:5,352人(3年生からは、自転車乗車中の事故が歩行中より多くなります。)

歩行中の事故状況

発生件数は夏休み前までの4月~7月に多く発生しており、特に5月が最も多くなっています。
時間帯は登下校時に多く発生しています。
また子ども側に過失がない割合は約43%である一方、33%が飛び出しによる事故です。

自転車の死傷事故は16歳(高校1年生)がもっとも多い。

年間平均の死傷者数は約5,638人です。登下校時の事故が約65%で、自転車通学が増えることが要因と見られています。

平成28年の交通事故発生状況(全国)
  • 人身事故発生件数:49万9232件
  • 負傷者数:61万7931人(日本の人口では、約203人に1人が負傷)
  • 死者数:3904人(67年ぶりに4千人を下回る)

「交通事故統計」での死者数は、事故発生後24時間以内に亡くなった人です。しかし30日以内に亡くなった人(30日死者数)を加えた場合、過去5年の平均では1.18%増加します。
[平成27年の場合では・・24時間死者数が4117人、30日死者数は4859人]
(警察庁の集計から)

人身事故

死者数のうち65歳以上の高齢者は2,138人で、全体の54.8%です。これは1967年以降でもっとも高い割合です。

昨年クローズアップされたことの一つに、運転中にスマホを使用する“ながら運転”があります。「ポケモンGO」をしながら、運転中に歩行者をはねた死亡事故も3件発生しています。
また高齢者の運転による事故の増加も課題になっています。

交通死亡事故の多かった都道府県

  1. 愛知県:212人
    (14年連続でワースト1)
  2. 千葉県:185人
  3. 大阪府:161人
  4. 東京都:159人
  5. 北海道:158人
昨年の「春の交通安全運動」期間中では・・

※平成28年4月6日~15日の10日間

交通事故死者数は110人。(前年比+15人)

発生状況

  • 事故件数:13,051件
  • 死者数:110人
  • 負傷者数:16,051人

1日平均で11人が亡くなり、約1605人がケガをしています。また飲酒運転による事故も56件あり、2人が死亡しています。地域によっては、お花見の季節とも重なります。飲酒運転は厳禁です!

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