令和7年「春の交通安全運動」は
4月6日(日)から15日(火)
期間中の人身事故発生件数は7,206件(前年比+83件)、負傷者数は8,454人(同+103人)、死者数は64人(同+9人))と発表されています。
実施期間と重点項目・ポスター等を掲載しています。
目次
- 春の交通安全運動(概要)
- ポスター/チラシなど
- 期間中の交通事故状況
- 加害者・被害者にならない
子どもの交通安全
このページに掲載している数値等は、内閣府・警察庁・政府統計総合窓口(交通事故統計)から出典。数値を再利用される場合は、出典元データーをご使用ください。またポスター等は、該当ページ(内閣府・警察庁)にリンクしています。
春の全国交通安全運動
- 期間:令和7年4月6日(日)~4月15日(火)
- 交通事故死ゼロを目指す日:4月10日(木)
4月15日(火)は、通学路での全国一斉街頭活動が行われます。
2025年の重点項目
- こどもを始めとする歩行者が安全に通行できる道路交通環境の確保と正しい横断方法の実践
- 歩行者優先意識の徹底とながら運転等の根絶やシートベルト・チャイルドシートの適切な使用の促進
- 自転車・特定小型原動機付自転車利用時のヘルメット着用と交通ルールの遵守の徹底
春の全国交通安全運動ポスター
画像のリンク先(内閣府)でPDFで表示します。学校や職場、ご家庭に掲示することで、事故の抑止が期待できそうです。まとめてダウンロードもできます。
③ ポスター(ヨコ)
上記①~③(PDF)を
まとめてダウンロード
[zip]2.36MB
3月までの交通事故死者数
2025年1月1日~3月31日(交通事故日報からの暫定数)。カッコ内は前年比。同数の場合は前年比が多い順です。全国合計は194人で前年より14人多く、3カ月連続で前年を上回っています。
- 神奈川:43人(+18)
- 東京:35人(+1)
- 千葉:35人(±0)
- 北海道:32人(+20)
- 埼玉:31人(+12)
- 大阪:26人(+1)
- 愛知:25人(-10)
- 福岡:23人(±0)
- 兵庫:23人(-7)
- 静岡:21人(+1)
増加数がもっとも多いのは北海道で+20人、次いで神奈川県が+18人、栃木県が+14人の順です。交通取り締まりが厳しくなりそうです。※愛知県は前年比-10人で全国でもっとも減少しています。
期間中の事故状況
今年の期間中死者数は64人(暫定数)。前年より9人増えています。
- 警察庁の発表データー
- 2024年は曜日が異なります
2025年 | 2024年 | 2025年 | 2024年 | ||
6日(日) | 7 | 3 | 11日(金) | 6 | 5 |
7日(月) | 8 | 3 | 12日(土) | 8 | 5 |
8日(火) | 6 | 6 | 13日(日) | 4 | 7 |
9日(水) | 8 | 5 | 14日(月) | 7 | 5 |
10日(木) | 4 | 9 | 15日(火) | 6 | 7 |
合計 | 64 | 55 |
今年の期間中交通事故状況
- 人身事故発生件数:7,206件
- 負傷者数:8,454人
- 死者数:64人
期間中の飲酒運転による人身事故は36件(死亡事故は0件)ということです。
交通安全啓発ポスター・チラシ
(1)飲酒運転の根絶・高齢者運転の事故防止
(2)自転車の交通安全
(3)横断歩道での歩行者優先
道路の途中横断を含めると歩行中死者の7割は横断中に発生。警察庁は歩行者事故の防止ポスターとリーフレットを公開し、配布しています。
ご家庭や学校、職場などに掲示することで、事故抑止が期待できると思います。
被害者にも加害者にもならない
新入学児童は特に注意
1年生の歩行中の死者・重傷者は6年生の約2.9倍で、死者・重傷者の約4割は飛び出しによるものです。特に下校時に事故が多く発生し夏休み前の7月までが目立つということです。(1年生の第1のピークは5月中旬と下旬)
新入学児童は交通安全の知識や注意力も未熟です。自動車やバイク、自転車を運転する人も小学校付近や通学路、子どもの飛び出しが多い住宅街の市道では、特に慎重な運転が必要です。
子どもの交通安全指導
新入学児童・小学生(低学年向け)にスマホを使った交通安全指導。イラスト(スライド)・クイズ、ぬり絵などを掲載しています。>>
中高生の交通安全
特に自転車通学の増える高校1年生は、事故に注意が必要。自転車の死傷事故は16歳がもっとも多くなっています。
自転車の安全運転
被害者だけでなく、加害者にもならないよう交通ルールの遵守が大切です。全国で悪質な自転車の取り締まりが強化されます。各警察本部は毎月1日以上、一斉の集中取り締まり日を設け、悪質違反には交通違反切符(赤切符)を科すということです。
- ながらスマホは厳禁!
- 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
- 二人乗り・並進の禁止、夜間はライトを点灯、交差点での信号遵守と一時停止・安全確認
- イヤホンで音楽を聴きながらも危ない!
快適なドライブ・安全対策
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交通安全教材
内閣府が配布している交通安全講座の教材です。{中高生と高齢者向け}リンク先で表示(PDF)・印刷できます。

自転車の交通安全教材もう読んだ?

もちろん!すごく役立つね。

学校に行くとき並んで走ろうね。

だめ!横に並んで走ると2万円以下の罰金だよ。

交通ルールを守る人は素敵です。

自転車も賠償責任保険に加入!
「自転車」対「歩行者」の死亡事故件数は年平均で3.9件です。
自転車と歩行者の事故では1億円近い賠償を負うケースも発生しています。埼玉県、大阪府、名古屋市、京都市などでは、賠償保険の加入が義務化されています。
高額賠償の事故[表示]
- 9,521万円 :男子小学生(11歳)が運転する自転車が歩行中の女性(62歳)に衝突。被害者は意識不明の状態が続いている。
- 9,400万円:高知市で高校生が自転車で警察官に衝突し死亡させた事故。(無灯火運転の取り締まり中に起きた事故)
- 9,266万円 :男子高校生の運転する自転車が、男性会社員(24歳)に衝突。被害者は言語機能喪失等の重大な後遺症。
- 6,779万円 :男性が運転する自転車が横断歩道で女性(38歳)に衝突し、女性は3日後に死亡。
- 5,438万円:男性の運転する自転車が歩行中の女性(55歳)に衝突。女性は11日後に死亡。
- 4,043万円 :男子高校生の運転する自転車が信号無視で、男性(62歳)が運転するオートバイと衝突。男性は13日後に死亡。
安全運転でいきましょう
過去の出来事からリスクを予見
今年のゴールデンウィークは平日を含めると11日間。くれぐれもご安全に。
過去の事例からリスクを予見!