目次
このページに掲載している数値は気象庁から出典し、グラフ・表は数値を元に当サイトで作成しています。(二次情報であることをご承諾の上であれば、再利用等はご自由に)
夏の気温予想(全般)
夏の気温予想(3か月予報)
2025年8月~10月の期間予想
7月22日発表分
気温の予想(8月~10月)
色区分|数字は確率(%) | ||
低い 少ない |
平年並 | 高い 多い |
3か月予報(8月~10月)
7月22日発表分
各地域の数字は平年に対する確率(%)で、左から低い・平年並・高い順です。
エルニーニョ/ラニーニャ現象
7月10日発表分
エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態となっている。
今後、秋にはラニーニャ現象が発生する可能性もある(40%)が、平常の状態が続く可能性の方がより高い(60%)。
もし秋以降に「ラニーニャ現象=7月時点の確率は40%程度」が発生し、冬にかけて続いた場合は、日本付近は西高東低の気圧配置が強まり寒気が南下しやすくなる傾向。(気温が低く大雪も多くなる)
今年と昨年の気温比較
2025年と2024年の気温を地域平年差で比較しています。
2025年6月までの気温
6月の気温(地域平年差)は沖縄・奄美をのぞき、統計開始(1946年)以降で1位です。戦後でもっとも暑い6月でした。5月までは平年よりは高かったたものの、昨年よりは低く近年では比較的穏やかな気温推移でしたが、6月は一転して昨年を大きく超えています。
- 数値は気象庁の地域平均気象データーから出典し、1か月ごとの更新(グラフは当サイトで作成)です。
- 平年基準は1991年~2020年の観測データーが使われています。
- 平年差±0℃は色表示なし(西日本の2025年1月など)
- タブで地域表示
7月の気温平年差を比較
沖縄・奄美をのぞき、記録的な気温上昇です。
- 北日本の上旬の気温平年差は+5.2℃で、統計開始(1946年)以降で1位です。これは2位の+3.2℃(2022年)より2.0℃高い気温です。
- 東日本の上旬の気温平年差は+3.9℃で、統計開始(1946年)以降で1位です。これは2位の+3.3℃(2024年)より0.6℃高い気温です。
- 西日本の上旬の気温平年差は+3.7℃で、統計開始(1946年)以降で1位です。これは2位の+2.9℃(2024年)より0.8℃高い気温です。
地域 | 年 | 上旬 | 中旬 | 下旬 |
北日本 | 2025 | +5.2 | +3.6 | // |
2024 | +2.8 | +2.6 | +2.3 | |
東日本 | 2025 | +3.9 | +1.6 | // |
2024 | +3.3 | +0.7 | +2.8 | |
西日本 | 2025 | +3.7 | +1.2 | // |
2024 | +2.9 | +0.2 | +2.2 | |
沖縄・奄美 | 2025 | +0.1 | +0.1 | // |
2024 | +1.4 | +1.8 | +0.6 |

6月から気温の上昇が著しいわね‥心配‥

暑いのは苦手です。
いつまで暑い?
東京・名古屋・大阪・広島・福岡の6月~9月の気温について、2024年(昨年)と過去5年の気温推移をグラフで掲載しています。雨が続いた期間は最高気温の上昇は抑えられます。
- 最高と最低気温の推移(旬ごと)
- 数値は過去の気象データー(気象庁)から出典(表やグラフは当サイトで作成)表はお使いのデバイスにより横スクロールします。
- タブで5年平均を表示
※二次情報であることをご承諾の上であれば、再利用はご自由に。
東京
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昨年の7月・8月の気温は、おととしより低かったものの平年の気温を大きく超えています。
※表には最低気温の掲載はありません。
月 | 6月 | 7月 | 8月 | ||||||
旬 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 |
2025 | 26.3 | 29.8 | 32.0 | 34.4 | 33.1 | // | // | // | // |
2024 | 26.0 | 28.6 | 28.6 | 33.7 | 30.7 | 35.8 | 34.5 | 34.5 | 31.9 |
気温差 | +0.3 | +1.2 | +3.4 | +0.7 | +2.4 | // | // | // | // |
(1)下記ページで1970年以降の猛暑日をグラフ化。深刻な状況がわかります。
(2)都道県ごとに、過去3年の真夏日が終わった期間(旬単位)を表にしています。
名古屋市
グラフは拡大表示
昨年は7月下旬から猛暑日が続き、8月上旬の最高気温(平均)は38.2℃、中旬は37.1℃と猛烈な暑さでした。下旬は台風10号など長雨の影響で気温上昇が抑えられたものの、9月に入り再び上昇し、中旬の最高気温(平均)は35.3℃です。下旬は大きく下がり30.4℃です。
※表には最低気温の掲載はありません。
月 | 6月 | 7月 | 8月 | ||||||
旬 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 |
2025 | 26.5 | 30.6 | 31.4 | 35.5 | 32.1 | // | // | // | // |
2024 | 27.5 | 30.0 | 28.9 | 34.2 | 31.7 | 36.7 | 38.2 | 37.1 | 32.6 |
気温差 | -1.0 | +0.6 | +2.5 | +1.3 | +0.4 | // | // | // | // |
(1)下記ページで1970年以降の猛暑日をグラフ化。深刻な状況がわかります。
(2)各県ごとに、過去3年の真夏日が終わった期間(旬単位)を表にしています。
大阪市
グラフは拡大表示
昨年は7月下旬から8月中旬まで最高気温(平均)が35℃以上で、厳しい暑さが続きました。
※表には最低気温の掲載はありません。
月 | 6月 | 7月 | 8月 | ||||||
旬 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 |
2025 | 26.0 | 30.7 | 32.0 | 35.3 | 34.2 | // | // | // | // |
2024 | 27.1 | 30.4 | 28.6 | 33.1 | 31.6 | 35.6 | 36.7 | 35.3 | 34.3 |
気温差 | -1.1 | +0.3 | +3.4 | +2.2 | +2.6 | // | // | // | // |
(1)下記ページで1970年以降の猛暑日をグラフ化。深刻な状況がわかります。
(2)府県ごとに、過去3年の真夏日が終わった期間(旬単位)を表にしています。
広島市
グラフは拡大表示
広島市は近年にないほどの厳しい暑さで、8月上旬・中旬の最高気温(平均)は36℃を超えています。8下旬と9月上旬は長雨の影響で気温上昇が抑えられたものの、9月中旬は猛暑日が連続しました。
近年は全国的に著しい気温上昇が続いていますが、その中でも広島市は際立っており、昨年7月-9月の猛暑日は45回です。これは前年の16回に比べ約3倍で激増レベルです。
昨年、都道府県庁所在地で8月の最高気温(平均)が35℃を超えたのは10都市あり、このうち4都市は岡山・広島・山口(全国で2番目に高い)、および高松市で瀬戸内地方です。松山市は35℃手前の34.8℃です。
※表には最低気温の掲載はありません。
月 | 6月 | 7月 | 8月 | ||||||
旬 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 |
2025 | 25.1 | 29.0 | 30.7 | 34.5 | 33.1 | // | // | // | // |
2024 | 26.0 | 29.5 | 27.2 | 32.2 | 29.9 | 34.8 | 36.0 | 36.1 | 34.4 |
気温差 | -0.9 | -0.5 | +3.5 | +2.3 | +3.2 | // | // | // | // |
(1)下記ページで1970年以降の猛暑日をグラフ化。深刻な状況がわかります。
(2)各県ごとに、過去3年の真夏日が終わった期間(旬単位)を表にしています。
福岡市
グラフは拡大表示
※表には最低気温の掲載はありません。
月 | 6月 | 7月 | 8月 | ||||||
旬 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 |
2025 | 25.9 | 30.0 | 30.4 | 33.8 | 33.2 | // | // | // | // |
2024 | 26.0 | 29.0 | 28.2 | 33.8 | 32.0 | 35.5 | 35.8 | 35.0 | 33.6 |
気温差 | -0.1 | +1.0 | +2.2 | ±0.0 | +1.2 | // | // | // | // |
(1)下記ページで1970年以降の猛暑日をグラフ化。深刻な状況がわかります。
(2)各県ごとに、過去3年の真夏日が終わった期間(旬単位)を表にしています。
大都市の気温上昇は深刻なレベル
近年は「猛暑日」の急増など、これまで経験したことのないような厳しい暑さが続いています。店舗での販売、飲食店や宿泊・観光業等では集客に少なからず影響がありそうです。5つの都市について気象データーをまとめています。相関関係を知ることで、効率化のヒントが見つかるかもしれません。
猛暑の夏を乗り切るために
熱中症予防ポスター
消防庁が作成・配布しているポスターです。該当ページにリンクしています。(PDF表示)
未就学児童や小学生はアスファルト路面などからの照り返しで、頭部付近の気温は大人以上に高くなります。また発汗による体温調整も未熟で暑さの影響は大きくなります。さらに小学生低学年くらいまでは、体調不良を言葉で伝えることが困難な子も少なくなく、室内・屋外を問わず十分に気をつけることが必要です。ご高齢者の方は室内でもこまめな水分補給が大切。
#今年の夏は暑い