ゴールデンウィーク中の「交通事故死者数」は118人(2016年)

平成28年の大型連休(4月29日~5月8日の10日間)において、交通事故で亡くなった人は全国で118人。

人身事故の発生件数は9999件で、負傷者は1万2768人。

都道府県別で死者が最も多かったのは埼玉県で8人。年代別では65歳以上の高齢者が55人で最も多い。前年に比べ事故件数は減少したものの、死者数が増加しています。

ゴールデンウィーク中の安全運転

毎年警察庁が発表している資料から、事故の特徴や安全対策をまとめています。

GW期間中の交通事故状況(平成28年)

  • 期間:4月29日~5月8日(10日間)
  • 人身事故件数:9999件(前年同期比:-2703件)
  • 死者数:118人(前年同期比:+5人)
    ※過去5年間の平均死者数は約110人です。
  • 負傷者数:1万2768人(前年同期比:-3281人)

1日平均で約1000件の人身事故が発生。約1277人が負傷し約12人が亡くなっています。
また飲酒運転による交通事故も69件発生し、8人が亡くなっています。
GW期間中の交通事故死者数は、年間を通した平均より約10%多くなっています。

行楽者の死亡事故

  • 件数:24件
  • 死者数:26人

死亡事故が多く発生した日

  1. 5月3日(火):16人
  2. 4月29日(金):15人
  3. 5月6日(金):15人

死者数の多かった年代

  1. 65歳以上:55人
  2. 40歳代:13人
  3. 50歳代:10人

高速道路での死亡事故

  • 件数:8件
  • 死者数:12人

死者数の多かった都道府県ワースト3

  1. 埼玉県:8人
  2. 新潟県:7人
  3. 山口県:7人

死者数がゼロの都道府県

  • 山形県
  • 奈良県
  • 鳥取県
  • 長崎県
  • 熊本県

過去のGW期間中における死者数

  • 2016年:118人
  • 2015年:113人
  • 2014年:122人
  • 2013年:110人
  • 2012年:86人
高速道路での事故データー[表示]

 平成28年(年間)   

高速道路での死傷事故

  • 死者数:196人
  • 負傷者数:16,092人(うち重傷者は705人)

昼夜の事故比率は、およそ7:3で昼間が多くなっています。しかし死亡事故率は夜間が昼間のおよそ1.3倍です。

高速道路事故のおもな法令違反

  1. 安全運転義務違反:8,441件(うち前方不注意が3,993件)
  2. 最高速度違反:169件
  3. 進路変更:100件
  4. 車間距離:75件
  5. 過労運転:23件
  6. 飲酒運転:3件

車両相互の事故(8,410件)の約8割(6,676件)が追突事故です。高速道路での追突は多重事故、死傷事故になりやすく、車間距離に十分な注意が必要です。

※高速道路での車間距離不保持は、違反点数が2点、反則金が9,000円(普通車)です。

高速道路での推奨されている車間距離(晴天時)

  • 80km/h:76m
  • 90km/h:93m
  • 100km/h:112m

ドライバーが危険を感じブレーキをかけ始める前までに進む距離は、時速100キロで約28メートル、停止するまでの距離は約56メートルで、合わせて約84メートル必要です。
雨で路面が濡れている場合は、晴天時の1.2倍~1.3倍必要です。またタイヤの磨耗、ブレーキの状態などによっても変わってきます。

追突事故のうち、渋滞などで車線に停止した車への追突は4,212件です。渋滞発生時に後尾につく場合は、必ずハザードランプを点滅させましょう。

主な交通死亡事故

2名以上の死者を出した重大事故

  • 5月1日(日):青森県の上北道路下りで、普通乗用車が左側側溝に逸脱。運転者及び
    同乗者の2名が死亡。
  • 5月3日(火):山口県の山陽自動車道下りで、中型貨物車が渋滞停止中の普通乗用車等に追突。普通乗用車の同乗者3名が死亡。
  • 5月4日(水):福島県の常磐自動車道下りで、普通乗用車が、簡易中央分離施設を突破し、対向車線を順行中の大型バスに衝突するなど関係車両3台の多重衝突。普通乗用車の運転者及び同乗者が死亡。大型バス等の乗員40名が負傷。
  • 5月6日(金):埼玉県の関越自動車道上りで、普通貨物車①が、故障により停止中の普通貨物車②に衝突。普通貨物車①の同乗者2名が死亡。

GW期間中の交通安全(事故の特徴と対策)

連休中は過労による運転も多くなります。特に高速道路の利用では、事前に渋滞予測などを確認して、時間に余裕をもった計画が大切です。

またサービスエリア、パーキングエリア内での事故にも注意が必要です。ドライバーも油断しやすく、子供の飛び出しによる事故が増える時期です。(SA/PA内の事故は、高速道路での事故として分類され、年間総事故件数の2%前後とのことです。)

  • 時間にゆとりあるプラン(計画)が大切
  • 普段より入念な車の点検
  • 小さな子どもにはチャイルドシート(渋滞に備えて簡易トイレなども準備)
  • SA/PA内では、子どもから目を離さないこと。
  • 高速道路で明け方は「魔の時間帯」と呼ばれ、死傷事故が最も多く発生しています。少しでも眠気を感じたら、無理な運転は避けてSA/PAで休息をとりましょう。
車の点検項目[表示]
  1. タイヤの状態(空気圧・溝の深さ・亀裂の有無)
  2. ブレーキ液、バッテリー液、ウインドウォッシャー液の量(噴射状況も確認)
  3. ランプ類の点灯、点滅およびレンズの汚れ、損傷
  4. ブレーキペダルの踏みしろおよびブレーキの効き
  5. 非常停止板、発炎筒の確認(使用期限があります)
  6. すべてのガラスを綺麗にしましょう。汚れは視認性を悪くするだけでなく、運転疲れの一因になります。

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2017年のゴールデンウィーク

29日(土・祝) 30日(日)
1日(月) 2日(火) 3日(水・祝) 4日(木)
5日(金・祝) 6日(土) 7日(日)

くれぐれもご安全に。そして楽しい連休を!

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