琵琶湖は水難事故が多く注意(事例)

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琵琶湖で発生したレジャー中の事故

水難事故、船舶事故(プレジャーボート、水上バイク等)が多く発生しています。

夏の琵琶湖

近年の事故(記録)

期間は各年6月~9月です。

  • レージャー中の事故を中心に記録。
  • 報道ベースで、すべての事故ではありません。
  • 発生日の新しい順です。
  • 状況は発生時の概要のみです。

[目次]

 

2023年

2023年は7月1日~9月10日までに事故が10件発生しています。

発生日 場所 状況
2023年
9月10日
大津市 大津市北比良先の「琵琶湖」 水上バイクに牽引されトーイングチューブに乗っていた、男子大学生(18)が落水し、重傷を負ったということです。(命に別状はなし)

22歳以下の若者と子どもを含む

2023年
9月3日
近江八幡 近江八幡市の「琵琶湖」沖合およそ130メートル 水上バイク2台が衝突し、片方の水上バイクを運転していた男性(56)が心肺停止の状態で病院に搬送されたものの、亡くなったということです。 もう一台の水上バイクを運転していた男性(44)にケガはなかったということです。
2023年
8月27日
長浜 西浅井町大浦の「琵琶湖」 男性(38)1人が乗った水上バイクと男性(36)と女性(25)の2人が乗った水上バイクが衝突し、男性(38)が重傷、女性(25)が軽傷を負ったということです。
2023年
8月26日
大津 北比良の「琵琶湖」 無免許の男(35)が飲酒したあとに操舵する水上バイクが遊泳中の男児(6)と女児(6)に接触する事故。いずれもケガをして病院へ搬送されたということです(搬送時は意識があったということです)

22歳以下の若者と子どもを含む

2023年
8月20日
近江八幡 近江八幡市の「琵琶湖」の沖合 水上バイクで女子中学生(13)が乗った「トーイングチューブ」の円形の浮き輪を引っ張り、走行していたところ湖に落下し、意識不明の重体ということです。

22歳以下の若者と子どもを含む

2023年
8月18日
大津 大津市南小松の「近江舞子北浜水泳場」 複数人でゴムボートで遊んでいた大学生(19)が、沖合約100メートル付近で湖に転落して溺れ、行方不明になっており、捜索しているということです。(遺体で発見されたということです)

22歳以下の若者と子どもを含む

2023年
8月14日
大津 大津市南小松の「近江舞子北浜水泳場」 スリランカ国籍の男性が湖底に沈んでいるのが見つかり、病院に搬送されたものの亡くなったということです。遊泳中に溺れたとみられています。
2023年
8月9日
大津 大津市南小松の「近江舞子北浜水泳場」 女性(47)が、ぐったりして岸にあがっているのがみつかり、病院へ搬送されたものの亡くなったということです。遊泳中に溺れたとみられています。
2023年
8月7日
大津 大津市北比良の琵琶湖 小学生4年生の男児(9)が浮いているのが見つかり、病院へ搬送されたものの亡くなったということです。サッカークラブのメンバーとともに20人ほどで琵琶湖を訪れ、水に入って遊んでいたということです。

22歳以下の若者と子どもを含む

2023年
8月1日
大津 大津市雄琴6丁目から沖合約300mの琵琶湖上 11人が乗ったプレジャーボートがブイにひっかかり、航行できなくなり警察に救助されたということです。(全員ケガなどはなく無事)
2023年
7月14日
大津 大津市の「北小松水泳場」から出港 水上バイク2台(いずれも50代の男性が運転)が一時行方不明になり、警察や消防が捜索していたとこと、自力で岸に戻り無事ということです。燃料切れで一時漂流していたということです。
2020年~2022年[10件を表示]
発生日 場所 状況
2022年
9月4日
守山 守山市の「琵琶湖」 同僚8人で遊びに来ていたインド国籍の男性(31)が、ゴムボートで沖合に出た数人を1人で追いかけようと泳いでいた際に溺れ、亡くなったということです。
2022年
8月30日
大津 大津市南小松の「近江舞子中浜水泳場」 3人で遊びに来ていた男子大学生(19)が溺れ、亡くなったということです。

22歳以下の若者と子どもを含む

2022年
7月20日
大津 大津市北小松の「琵琶湖」の沖合約20メートル付近 水上バイクにけん引された遊具「トーイングチューブ」が桟橋に衝突し、遊具に乗っていた男女3人が湖に投げ出され、2人が足や手を骨折するなどのケガしたということです。
2022年
7月17日
彦根 彦根市の「琵琶湖」 水上バイクがロープで遊具を引っ張って走っていたところ、別の水上バイクがロープに衝突する事故。この事故で遊具に乗っていた男子中学生2人が転落し1人が重傷、もう1人は軽傷を負ったということです。

22歳以下の若者と子どもを含む

2021年
8月9日
大津 大津市南小松の「琵琶湖」 友人と遊びにきていた男性(18)が溺れ、亡くなったということです。

22歳以下の若者と子どもを含む

2021年
7月25日
大津 大津市の琵琶湖(松の浦水泳場) 家族ら20人と遊泳に来ていた小学2年生の男児(8)が溺れ、亡くなったということです。シュノーケルを使って泳いでいたとみられています。

22歳以下の若者と子どもを含む

2020年
9月6日
大津 大津市南小松の「近江舞子中浜水泳場」 友人たちと沖合約30メートルで泳いでいた大学生が、行方不明になっているということです。(遺体で発見されたということです)

22歳以下の若者と子どもを含む

2020年
8月30日
近江八幡 近江八幡市の「琵琶湖の中島」付近 友人8人と船で遊びに来ていた男性(40代)が溺れ、友人らに救助されたものの意識不明の重体ということです。
2020年
8月2日
大津 大津市南小松の「びわ湖」近江舞子中浜水泳場 家族や友人ら14人で遊びに来ていた男性(31)が溺れ、病院に運ばれたものの亡くなったということです。
2020年
6月7日
大津 大津市北小松沖の「琵琶湖」 家族など子どもを含む13人ののったボートが転覆する事故。全員が救助され無事ということです。

22歳以下の若者と子どもを含む

2016年~2019年[17件を表示]
発生日 場所 状況
2019年
8月12日
大津 大津市和邇南浜の琵琶湖「和邇浜=わにはま 水泳場」 20代の男性が溺れ、意識不明の重体になっています。
2019年
8月12日
高島 高島市マキノ町西浜の「琵琶湖」 琵琶湖に飛び込んで遊んでいた男子大学生2人が、心肺停止の状態で見つかっています。

22歳以下の若者と子どもを含む

2019年
8月10日
大津 大津市北小松の「北小松水泳場」 家族と遊びに来ていた男児(4)が溺れ、意識不明の重体になっています。

22歳以下の若者と子どもを含む

2019年
8月8日
長浜 長浜市西浅井町大浦の「二本松キャンプ水泳場」 家族と遊びに来ていた小学1年の男児(6)が溺れ、亡くなっています。

22歳以下の若者と子どもを含む

2019年
8月4日
大津 大津市雄琴の「琵琶湖」 ヨットから飛びこんで遊んでいた男性(40代)が行方不明になっています。
2018年
8月7日
大津 大津市南小松の「びわ湖中浜水泳場」 泳いでいた男女2人が溺れ、女性は救助され無事だったものの、男性(34)が行方不明に。捜索で湖の底で見つかったものの亡くなっています。
2018年
7月8日
大津 大津市南小松のびわ湖の「近江舞子中浜水泳場」 母親や友人の家族などと遊びに来ていた小学3年生の男児が溺れ亡くなっています。

22歳以下の若者と子どもを含む

2017年
9月3日
長浜 長浜市の「琵琶湖」の竹生島付近 9月3日朝からグループでカヤックをしていた男性(45)が行方不明(その後無事救出)。
2017年
8月29日
守山 守山市今浜町の「琵琶湖」 28日から琵琶湖に釣りに出かけた男子大学生(22)が亡くなる。遊泳中に事故に遭った可能性。

22歳以下の若者と子どもを含む

2017年
8月9日
大津 大津市南小松の琵琶湖(近江舞子北浜水泳場) 男子大学生(18)が溺れ亡くなっています。同級生とビーチボールなどで遊んでいたところ、ボールが沖に流されたため、泳いで取りにいったところ溺れたとみられています。

22歳以下の若者と子どもを含む

2017年
7月17日
大津 大津市南比良の「琵琶湖」 男性が水上バイクをトレーラーに積もうとした際、一緒に来ていた知人の男性(27)の右脇腹に誤って接触。知人の男性は重傷を負っています。水上バイクはエンジンがかかったままの状態だったとのこと。
2017年
6月18日
大津 大津市南小松の琵琶湖の「近江舞子南浜水泳場」 男性(23)が亡くなっています。遊泳中に溺れたとみられています。事故のあった場所は、浜から約20メートル沖合で水深7メートル。
2016年
9月4日
彦根 彦根市松原町の「琵琶湖」の沖合 男女2人が水上オートバイに乗って出たまま戻らす、行方不明になっています。男性は救助され無事。女性は亡くなったということです。
2016年
8月21日
大津 大津市荒川の「松の浦水泳場」沖合い約300メートル 水上バイクに引っ張られていた「バナナボート」に乗った男性2人が、水上バイクと接触して負傷。(意識はあるということです。)
2016年
8月18日
大津 大津市南小松の「近江舞子中浜水泳場」 男性(24)が亡くなっています。遊泳中に溺れたとみられています。
2016年
8月14日
高島 高島市マキノ町知内の琵琶湖。(知内浜オートキャンプ場近く) 男児(6)が溺れ意識不明の状態。

22歳以下の若者と子どもを含む

2016年
8月11日
大津 大津市の近江舞子「中浜水泳場」の沖合100メートルほどの琵琶湖上 男子大学生(18)が遊泳中に、男女2人乗りの水上バイクと接触して、頭部に大ケガを負っています。接触した水上バイクは逃走しており、警察が行方を追っています。事故が起きた場所は、水上バイクの進入が禁止されており、また水上バイクは、遊泳中の人に水しぶきをかける行為を繰り返していたということです。

22歳以下の若者と子どもを含む

遊泳時の注意点

過去5年(2018年~2022年)の6~9月に発生した遊泳中の水難事故は18件で、このうち13人が亡くなっています。約7割は琵琶湖の湖西地域(高島市、大津市の一部)で発生しています。

湖西地域は、湖底がすり鉢のように急に深くなっており、遊泳区域を示すブイの辺りでも水深が約2メートルあります。ブイの内側だから安全というわけではなく注意が必要です。琵琶湖は湖面付近と水中では水温の差が大きく、また波が穏やかな日も急な強風で湖面が荒れることもあります。

  • お酒を飲んだあとに遊泳は絶対にしない。(BBQは特に注意)
  • 単独で泳ぐことは避ける。複数で泳ぎ浜に上がる時間を決めておく。溺れていることに気づかなかったケースが多くみられます。
  • ブイの外側では絶対に泳がない。
  • 子どもは適切なサイズのライフジャケットを着用する。
  • 疲れているときは、冷たい水で足がつることもあり、無理な遊泳はしない。
  • 気象状況に注意する。

2023年現在で公認のライフセーバーが配置されているのは、大津市の「近江舞子中浜水泳場」のみです。同水泳場は最盛期では1日3,000人ほどが訪れてます。

船舶事故も非常に多い

「運輸安全委員会事務局」の資料(PDF)によると、2019年までの10年間で、143件(191隻)の事故が発生しており、2番目に多い「猪苗代湖(25件)」の6倍近くです。このうち船種別ではプレジャーボートがもっとも多く次に水上オートバイで、この2種類で総数は177隻(約93%)ということです。またこの期間の死者数は17人、行方不明者は1人、負傷者は102人ということです。

事故の多い場所は湖西エリア(近江舞子など)、次に湖南エリア(「琵琶湖大橋」から「大津港」)です。

琵琶湖水泳場の開設期間(2023年)

気象状況等により変更される場合があります。お出かけの際は念のため該当の市にご確認ください。

  • 近江舞子水泳場(大津市):7月1日(土)~9月18日(月)
  • 真野浜水泳場(大津市):7月14日(金)〜8月31日(木)
  • 松の浦水泳場(大津市):7月1日〜8月末(例年)
  • 青柳浜水泳場(大津市):7月1日〜8月末(例年)
  • 「ASOBIWA=アソビワ」 比良ベース(大津市):7月~9月末(例年)
  • 宮ケ浜水浴場(近江八幡市):7月15日(土)〜17日(月)、7月22日(土)〜8月27日(日)
  • 「SHIRAHIGE BEACH=白ひげビーチ」(高島市):7月15日(土)〜9月3日(日)

夏の水難事故防止
過去5年の7月と8月だけで水難者は3,008人、死者・行方不明は1,183人

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子どもの水難事故防止(保護者・引率者向け)
毎年7月と8月は水難事故が多く発生しています。(年間の約4割)また子どもの死者・行方不明者の約半数は夏休み期間中に発生しています。保護者や引率者向けに事故を防ぐ情報を掲載しています。

河川・湖・滝つぼ

(1)レジャー人口が多い河川

(2)地域別の河川(上記を含む)

北海道東北関東・甲信の川東海・北陸近畿中国地方四国九州・沖縄

(3)湖沼池・滝つぼの事故

レジャーごとに事故を分類

2016年以降の6月~9月に発生した水難事故について、レジャーごとに分類して記録しています。※キャンプはBBQを含みます。サンダルは遊具などが流され、取りに行く途中に溺れた事故です。

水難事故防止ポスター

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今年の夏は暑い
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