交通事故の特徴と原因(月別)

スポンサーリンク

愛知県警は県内で発生した過去5年間の事故データーを元に、月ごとに交通事故の特徴を分析しています。都道府県ごとに交通環境や道路事情等は異なりますが、季節要因については共通していることもあると思います。

スポンサーリンク

交通事故の特徴と原因・注意事項

※月別特徴の出典:愛知県警
その他は警察庁・交通安全白書等から

[目次]

月別の死者数(2019年)

2019年の年間死者数は3,125人(前年比-317人)です。年間では12月の死者数がもっとも多くなっています。過去10年間でも同じです。

死者数と推移

警察庁の「交通事故統計(政府総合統計窓口)」のデーターを元にグラフにしたもの。

2019年の月別の死者数

月別の死者数(全国)

前年比

9月と11月の死者は2018年より増えています。

1月 2月 3月 4月 5月 6月
-53 -35 -21 -4 -43 -29
7月 8月 9月 10月 11月 12月
-51 -18 +14 -25 +2 -51

春の交通事故

件数や人数は愛知県の数値です。

3月は交差点での死亡事故比率が高い

  1. 交差点における死亡事故の比率が年間でもっとも高い。
    過去5年間の平均は78.3%(年間の平均は62.3%)
  2. 歩行者妨害の違反が多い。
    歩行者妨害の取り締まり強化されています!
  3. 出勤時の事故(出合頭事故が多い)
    過去5年間の平均は13件(年間の平均は5件)

3月の交通事故

4月は速度超過による死亡事故が多い

  1. 深夜(0時台、1時台など)での速度超過による単独事故、追突事故が多い。特に若者(16歳~24歳)が多い。
  2. 4月から7月にかけて、速度超過の事故が増加。

第一当事者の速度(40件の平均速度)

  • 若者:77.5km/h
  • 一般:58.3km/h
  • 高齢者:36.3km/h

スピード違反

交通違反の取り締まり状況(全国)
可搬式オービス

撮影された場合(連続で光りません)※GIF画像です。

2019年3月現在で26の都道県に導入されているそうです。(型式が異なることも)レーザー方式で測定するため、従来の探知機では探知できないそうです。

また住宅街の市道(ゾーン30など)や堤防道路等、日中に限らず夜間も取り締まりが実施されているようです。

子どもの事故に注意!

小学生児童の交通事故(死傷)は、夏休み前までの4月~7月に多く発生しており、特に5月が最も多くなっています。(時間帯は下校時に多く発生)過去5年間の死亡・重傷者は、全国で5,776件と発表されています。また1年生の歩行中死者・重傷者は6年生の約3.6倍です。

5月連休中は死者数が月間平均の約2倍

  1. 連休は交通事故の死者数が約2倍。(4/29~5/5)
    月間の平均に比べ約2倍の死者数。
  2. 連休に挟まれた平日に多発。
  3. 二輪車の事故比率が年間でもっとも高い。
    5月の構成率は約25.3%(年間の平均は約17.6%)
  4. 二輪車事故の年齢層は30歳代、40歳代が多い。

大型連休中は、レジャー目的等 のドライバー(二輪車を含む)による死亡事故が多発するイメージがありますが、業務・通勤目的のドライバーによるものが最も多く発生しています。※愛知県警の分析から

GW中の交通事故発生状況

夏の交通事故

件数や人数は愛知県の数値です。

6月は晴天日に交通死亡事故が多い

  1. 死亡事故の8割は晴天日に発生。
    ※6月の晴天日は3割(名古屋地方気象台)
  2. 晴天が連続する日に死亡事故が多い。
  3. 6月は自転車死者の構成率が2割を超え、10月に次いで高い。

6月の交通事故

歩きスマホ・ながらスマホ「8つの危険とリスク」

7月は中学生以下の死傷者が年間最多

  1. 子ども(中学生以下)の死傷者が年間最多
  2. 飲酒運転(第一当事者)の死亡事故が年間最多
  3. 歩行者が酔って路上で寝て事故に遭う(路上横臥)も目立つ。

7月の交通事故

夏の交通安全運動 (2020年)
令和2年の「夏の交通安全運動」について、都道府県ごとの実施期間・スローガン・ポスター・重点項目などを掲載しています。夏の交通安全運動は、都道府県ごとに正式名称・実施期間が異なります。
飲酒運転で逮捕された!その後は?・・解雇・退職も

8月は二輪車の交通事故死者が年間最多

  1. 二輪車死者が年間でもっとも多い。
    レジャー目的で30歳~50歳代が多い。
    約半数が土日に発生。
  2. 交差点(交差点付近を含む。)死者が年間最多!

8月の交通事故

スポンサーリンク

秋の交通事故

件数や人数は愛知県の数値です。

9月は「高齢者」の交通死亡事故が多い

  1. 歩行中の交通事故死者数が12月に次いで多い。
    車両の右からの横断に注意!
  2. 昼間の時間帯では、歩行者死者数が年間でもっも多い。
  3. 上旬の歩行者通行目的はレジャー等が多い。
  4. 下旬は彼岸時期に死亡事故が多発。

高齢者に優しい運転

愛知県警は9月を「交通死亡事故抑止月間」と定め、横断「歩行者妨害違反」の取締りを強化。また警察庁は全国で取り締まりを強化する方針(警察庁にリンク|PDF)を出しており、検挙件数が大きく増加するかもしれません。(2018年に全国で検挙された件数は約18万件で、前年より約3万6千件増加)
※罰則は普通車の反則金が9千円、違反点数は2点です。

JAFの調査(2018年)によると、歩行者のいる信号のない横断歩道での一時停止率は、全国平均が8.6%です。停止率がもっとも高かったのは長野県で58.6%、次いで静岡県(39.1%)、島根県(26.5%)・・・もっとも低かったのは栃木県で0.9%、次いで広島県(1.0%)、三重県(1.4%)の順です。
都道府県ごとの一時停止率[表示]

10月は自転車の死亡事故が最多

  1. 自転車の死者数が年間でもっとも多い。
    過去5年間で23人が死亡。
  2. 65歳以上の高齢者が7割以上。
  3. 自転車事故の7割が頭部を負傷。
    全員がヘルメットの未着用。

10月の交通事故

11月は夕暮れ時の死亡事故が最多

  1. 16時~17時の死者数が年間でもっとも多い。
    過去5年間では16時台、17時台の死者数が各10人。
  2. 歩行者は散歩や買い物途中の事故が多い。
  3. 自転車は無理な横断が多い。
  4. 四輪車は車両単独事故が多い

11月の交通事故

薄暮時間帯の死亡事故は昼間の4倍!

冬の交通事故

件数や人数は愛知県の数値です。

12月は歩行者の死亡事故、飲酒運転の事故が最多

年間の交通死亡事故は減少傾向にあるものの、12月は死亡事故の多い月です。
2019年は全国で356人が亡くなっています。

  1. 歩行者死亡事故の約8割は、17時以降の夜間に発生。
    17時台がもっとも多い。
  2. 歩行者死亡事故の約9割は、反射材の未着用。
    (うち7割が黒っぽい服装)
  3. 飲酒運転による人身事故が年間でもっとも多い。
    過去5年間で111件。免許人口では20歳代、30歳代が目立つ。

飲酒運転

飲酒運転で逮捕された!その後は?・・解雇・退職も
飲酒運転で「免許取り消し」などの行政処分を受けたドライバーのうち、約9割が家庭や仕事に大きく影響。罰金などの刑事罰、行政処分、逮捕された場合のこと、社会的な制裁などをまとめています。
飲酒運転の罰則・行政処分・検挙状況
飲酒運転は罰金、免許取り消しだけじゃない。懲戒免職・解雇等の処分が行われた場合、数百万円から最大で2千万円を超える経済的損失も。失われるかもしれない未来はプライスレスです。

1月は歩行者の死者が4割以上

  1. 歩行者の死者が4割以上
  2. 歩行者死者は17時~19時に多発
  3. 17時から19時の歩行者死者のうち、9割が横断中に発生
  4. 夜間帯歩行者死者のうち、9割以上は反射材を未使用

1月の交通事故

2月は業務中ドライバーの事故が多い

  1. 業務中ドライバーによる事故比率が4月と並び高い。
    免許人口あたりでは20歳代が多い。
  2. 横断歩行者妨害による事故が多い。
  3. 日没後1時間までの事故が多い。

2月の交通事故

業務中の交通事故・違反をゼロに!

▲安全運転を促す「運転日報」と「車両点検表」を無料配布しています。

被害者にも加害者にもならない!

交通事故の発生状況とランキング(2020年)
[最新データー]全国の交通事故発生状況について「交通事故日報・月報」等から、データーを掲載しています。現在「新型コロナウイルス」の影響で、休校または入学・新学期が延期されているところもあり、子どもの事故に注意が必要です。
交通違反の取り締まり状況・検挙数(2019年)
全国の取り締まり件数は年間で約731万8千件(年間)で、1日あたり約2万件(検挙数は約1万7500件)です。「一時停止違反」と「歩行者妨害」の取り締まりが強化されています。また前年に比べ8倍の検挙件数になった違反があります。