交通事故の特徴と原因(月別)

スポンサーリンク

月ごとの交通事故の特徴と原因・注意事項

愛知県の交通事故死者数は、16年連続で全国ワースト1(2018年まで)になっています。愛知県警は県内で発生した過去5年間の事故データーを元に、月ごとに交通事故の特徴を分析しています。

※月別特徴の出典:愛知県警
その他は警察庁・交通安全白書等から

都道府県ごとに交通環境や道路事情等は異なりますが、季節要因については共通していることもあると思います。(2019年3月に内容を更新しました)

[目次]

春の交通事故

3月は交差点での死亡事故比率が高い

  1. 交差点における死亡事故の比率が年間でもっとも高い。
    過去5年間の平均は78.3%(年間の平均は62.3%)
  2. 歩行者妨害の違反が多い。
    歩行者妨害の取り締まり強化されています!
  3. 出勤時の事故(出合頭事故が多い)
    過去5年間の平均は13件(年間の平均は5件)

3月の交通事故

4月は速度超過による死亡事故が多い

  1. 深夜(0時台、1時台など)での速度超過による単独事故、追突事故が多い。特に若者(16歳~24歳)が多い。
  2. 4月から7月にかけて、速度超過の事故が増加。

第一当事者の速度(40件の平均速度)

  • 若者:77.5km/h
  • 一般:58.3km/h
  • 高齢者:36.3km/h

スピード違反

スピード違反の検挙件数は、年間で約123万8000件(全国)
可搬式オービス

撮影された場合(連続で光りません)※GIF画像です。

2019年3月現在で26の都道県に導入されているそうです。(型式が異なることも)レーザー方式で測定するため、従来の探知機では探知できないそうです。

また住宅街の市道(ゾーン30など)や堤防道路等、日中に限らず夜間も取り締まりが実施されているようです。

子どもの事故に注意!

小学生児童の交通事故(死傷)は、夏休み前までの4月~7月に多く発生しており、特に5月が最も多くなっています。(時間帯は下校時に多く発生)
過去5年間(2014年から2018年)の死亡・重傷者は、全国で5,776件と発表されています。また1年生の歩行中死者・重傷者は6年生の約3.6倍です。

子どもの行方不明・安全対策(音声確認機能付きGPS端末)>>

5月連休中は死者数が月間平均の約2倍

  1. 連休は交通事故の死者数が約2倍。(4/29~5/5)
    月間の平均に比べ約2倍の死者数。
  2. 連休に挟まれた平日に多発。
  3. 二輪車の事故比率が年間でもっとも高い。
    5月の構成率は約25.3%(年間の平均は約17.6%)
  4. 二輪車事故の年齢層は30歳代、40歳代が多い。

大型連休中は、レジャー目的等 のドライバー(二輪車を含む)による死亡事故が多発するイメージがありますが、業務・通勤目的のドライバーによるものが最も多く発生しています。※愛知県警の分析から

 

夏の交通事故

6月は晴天日に交通死亡事故が多い

  1. 死亡事故の8割は晴天日に発生。
    ※6月の晴天日は3割(名古屋地方気象台)
  2. 晴天が連続する日に死亡事故が多い。
  3. 6月は自転車死者の構成率が2割を超え、10月に次いで高い。

6月の交通事故

歩きスマホ・ながらスマホ「8つの危険とリスク」

7月は梅雨明け後の死亡事故が増加

  1. 7月下旬の交通事故は上旬の約1.5倍。
    名古屋の梅雨明け平均日は7月21日。
  2. 飲酒運転の死亡事故が年間でもっとも多い。
    過去5年間で11件発生。
  3. 歩行者が酔って路上で寝て事故に遭う(路上横臥)も目立つ。

7月の交通事故

飲酒運転で逮捕された!その後は?・・解雇・退職も

8月は二輪車の交通事故死者が年間最多

  1. 二輪車死者が年間でもっとも多い。
    レジャー目的で30歳~50歳代が多い。
    約半数が土日に発生。
  2. 8月中旬から歩行者の被害件数が増加。
    日没時間の前後に多発傾向。

8月の交通事故



秋の交通事故

9月は「高齢者」の交通死亡事故が多い

  1. 歩行中の交通事故死者数が12月に次いで多い。
    車両の右からの横断に注意!
  2. 昼間の時間帯では、歩行者死者数が年間でもっも多い。
  3. 上旬の歩行者通行目的はレジャー等が多い。
  4. 下旬は彼岸時期に死亡事故が多発。

高齢者に優しい運転

愛知県警は9月を「交通死亡事故抑止月間」と定め、横断「歩行者妨害違反」の取締りを強化。また警察庁は全国で取り締まりを強化する方針(警察庁にリンク|PDF)を出しており、検挙件数が大きく増加するかもしれません。(2018年に全国で検挙された件数は約18万件で、前年より約3万6千件増加)
※罰則は普通車の反則金が9千円、違反点数は2点です。

JAFの調査[2018年]によると、愛知県の「信号機のない横断歩道での車の一時停止率」は22.6%(全国平均は8.6%)です。

「秋の全国交通安全運動」は、9月21日(土)から30日(月)

10月は自転車の死亡事故が最多

  1. 自転車の死者数が年間でもっとも多い。
    過去5年間で23人が死亡。
  2. 65歳以上の高齢者が7割以上。
  3. 自転車事故の7割が頭部を負傷。
    全員がヘルメットの未着用。

10月の交通事故

11月は夕暮れ時の死亡事故が最多

  1. 16時~17時の死者数が年間でもっとも多い。
    過去5年間では16時台、17時台の死者数が各10人。
  2. 歩行者は散歩や買い物途中の事故が多い。
  3. 自転車は無理な横断が多い。
  4. 四輪車は車両単独事故が多い

11月の交通事故

薄暮時間帯の死亡事故は昼間の4倍!

冬の交通事故

12月は歩行者の死亡事故、飲酒運転の事故が最多

  1. 歩行者死亡事故の約8割は、17時以降の夜間に発生。
    17時台がもっとも多い。
  2. 歩行者死亡事故の約9割は、反射材の未着用。
    (うち7割が黒っぽい服装)
  3. 飲酒運転による人身事故が年間でもっとも多い。
    過去5年間で111件。免許人口では20歳代、30歳代が目立つ。

飲酒運転

飲酒運転で逮捕された!その後は?・・解雇・退職も

1月は歩行者事故の約7割が自宅付近で発生

  1. 歩行者の死亡事故の約7割は、自宅付近で発生。
  2. 中旬から死亡事故が増加。午後7時台がもっとも多い。

1月の交通事故

2月は業務中ドライバーの事故が多い

  1. 業務中ドライバーによる事故比率が4月と並び高い。
    免許人口あたりでは20歳代が多い。
  2. 横断歩行者妨害による事故が多い。
  3. 日没後1時間までの事故が多い。

2月の交通事故

業務中の交通事故・違反をゼロに!

▲安全運転を促す「運転日報」と「車両点検表」を無料配布しています。

被害者にも加害者にもならない!

全国で1日あたり約1,180件の人身事故が発生し、約1,440人が負傷し約9.7人が亡くなっています。(2018年の平均)

真面目な人も優しい人も突然加害者になったり、被害者になることも・・

交通事故の発生状況 (2019年)令和元年
[最新データー]全国の交通事故発生件数や都道府県ごとの特徴について、警察庁が発表している「交通事故月報」等から、事故抑止につながるデーターをまとめています。
交通違反の取り締まり状況・検挙数(2018年)
全国の取り締まり件数は年間で約775万件、1日平均では約2万690件です。もっとも多い違反は「一時不停止」で約129万件です。「ながら運転」は約84万2千件。前年から3万5千件以上増え、取り締まりが強化された違反は・・?