火災予防!おやすみ前、お出かけ前に火の用心

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全国統一防火標語は
おうち時間 家族で点検 火の始末

秋の火災予防運動
火災の怖さは複数の死傷者が発生したり、近隣への被害も少なくないこと。この冬は東・西日本で例年より寒く、降雪量も多くなる予想が出されており、より注意が必要かもしれません。

[目次]

このページに掲載している数値等は、消防庁HPおよび資料から出典した2次情報です。数値等を再利用される場合は、出典元データーをご使用ください。

火災予防(標語)のポスター

消防庁が公開している2021年度(令和4年3月末まで)の火災予防ポスター、防火対策のリーフレットをまとめています。それぞれPDFで表示・印刷(A4タテ)できます。
職場や店舗、学校、ご家庭に掲示することで、火災予防が期待できると思います。

秋の全国予防運動(2021年)のポスター

火災だけでなく一酸化炭素中毒にもご注意を。部屋ではガスコンロ、七輪・火鉢や囲炉裏の使用時に危険性が大きくなります。気づきにくい事故であり、換気に注意が必要です。

事業者・店舗向けリーフレット

各リンク先(消防庁)で表示・印刷できます(PDF)。多くの人が集まる場所では、火災だけでなく、地震発生時の避難経路の安全確認もお忘れなく。防災・防火対策がより重要な時期かもしれません。

倉庫火災の予防 消防設備の点検 消防設備の点検報告書
倉庫火災の予防 消防設備の点検 点検項目と報告

その他(消防庁にリンク|PDF)

まとめてダウンロード
[zip形式]9.68MB

▲上記のリーフレット6種類を同梱しています。いずれもPDF形式です。容量は9.68MBあるため、ご利用回線によってはダウンロードに時間がかかる場合があります。

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119番するときは

「火事です」または「救急です」をはっきり言う

  • 住所は正しく、詳しく言う。(目印となる公園、建物、交差点名を伝える)
  • 状況をわかりやすく言う。(〇階建てのビルで〇階が火事。誰(なに)がどうしたかを正確に伝える)
  • 通報者の名前、連絡先を正しく伝える
  • 通報後はしばらく現場にいる。

「新型コロナ」の影響で、救急搬送時間が長くなっている地域もあるようです。病気やケガに関わらずコロナ感染の有無を確認、受け入れ先病院の確認に時間がかかるなどが要因ということです。また搬送後もストレッチャー等の消毒など、救急隊員の負担も増しているようです。

火災による救急出動は、年間で2万3497件

消防庁の統計によると、事故や急病、自然災害などすべての救急出動件数は年間で660万9751件で過去最多になったということです。1日の平均では1万8109件です。このうち火災による出動件数は、年間で2万3497件と発表されています。

火災の発生状況
2020年(年間)

大雨による水害被害にあわれた建物は、配電盤などの点検(漏電などのチェック)も必要です。

数値の出典:消防庁の資料(PDF)

発生状況

総出火件数のおもな内訳

  • 建物火災:10,969件
  • 車両火災:3,453件
  • 林野火災:1,235件

死傷者数は6,832人

  • 死者数:1,321人
    (うち住宅火災は845人。※自殺を除く)
  • 負傷者数:5,511人

建物火災のおもな内訳

  • 一般住宅:6,795件
  • 共同住宅:3,318件
  • 併用住宅:355件

住宅以外のおもな建物

  • 特殊複合用途:1,778件
  • 工場・作業場:1,573件
  • 事務所:708件
  • 飲食店:440件

店舗の火災は多数の死傷者が発生することも少なくありません。管理者は消火設備および避難経路、非常出口の点検(出口付近に物を置かない、扉を施錠しない)を!
飲食店では排気ダクトの清掃・点検を行いましょう。ダクト内に溜まったほこりなどに、調理中の火が燃え移る火災も発生しています。焼き肉店などは特に注意が必要。

事業所・工場などでは配線(ネズミなどにかじられたり、荷物等で踏まれてないか)、配電盤の点検(漏電チェック)、防火設備の点検が必要です。特に水害被害を受けた建物では、十分な点検を行いましょう。
※漏電状態(電線の絶縁物が切れる、破れるなどで電気が漏れる)では、電気が他の物質と干渉し、火花(スパーク)が発生することで火災の原因になる。

火災の発生が多い月

  1. 3月:3,568件(10.3%)
  2. 4月:3,567件(10.3%)
  3. 2月:3,384件(9.8%)

火災の発生が多い時間帯

  1. 14時~15時:13.7%
  2. 10時~11時:13.4%
  3. 12時~13時:13.2%

火災発生件数(カッコ内は建物火災)

  1. 東京都:3,720件(2,676件)
  2. 大阪府:1,888件(1,336件)
  3. 愛知県:1,869件(975件)
  4. 神奈川県:1,803件(1,093件)
  5. 北海道:1,765件(1,007件)
  6. 千葉県:1,653件(861件)
  7. 埼玉県:1,586件(927件)
  8. 兵庫県:1,495件(765件)
  9. 福岡県:1,228件(704件)
  10. 茨城県:1,048件(559件)

人口1万人あたりの出火件数

  1. 鹿児島県:4.08件
  2. 宮崎県:4.02件
  3. 島根県:3.96件
  4. 大分県:3.93件
  5. 徳島県:3.81件
  6. 青森県:3.78件
  7. 山口県:3.74件
  8. 長野県:3.71件
  9. 山梨県:3.68件
  10. 岡山県:3.62件

(全国平均は2.72件)

火災発生件数(すべての都道府県)

住宅火災の原因はコンロが1位

建物火災の原因はコンロが1位 全火災の確定原因の1位は「たばこ」ですが、「放火」は疑いを含めるともっとも多く、住宅火災では「コンロ」がもっとも多くなっています。火の消し忘れ、油火災にご注意を!わずかな時間でも、忘れると長い時間です。

住宅火災での出火原因ワースト10

カッコ内は比率です。

  1. コンロ:1,797件(17.2%)
  2. たばこ:1,290件(12.3%)
  3. ストーブ:794件(7.6%)
  4. 放火:645件(6.2%)
  5. 配線器具:541件(5.2%)
  6. 電灯電話等の配線:516件(4.9%)
  7. 電気機器:508件(4.9%)
  8. 放火の疑い:312件(3.0%)
  9. たき火:154件(1.5%)
  10. 電気装置:66件(0.6%)

発生件数は少ないものの、太陽光による収れん火災、住宅用ワックスなどが出火原因になることもあります。

特殊な出火原因[表示する]
  • ロボット掃除機:ロボット掃除機が電気ストーブなどにぶつかり、ソファーなどに接触することでの火災。
  • 住宅用のワックス:油の成分が空気中の酸素と反応して自然発火。(フローリングワックスなどを行った時は、使用した布を放置しないこと)
  • アルキド樹脂系塗料:ペンキやインクでの自然発火。塗料のついたウエス(布)を束ねたり、重ねたりして放置すると 酸化反応熱による発火の危険性。(塗布した物では発火の危険性はありません)
  • 生ごみや木くず:大量放置した場合は、内部での発酵による熱が発生。
  • 室内飼いのペット:猫のオシッコによる配線のショート、犬が調理器具、暖房器具などのスイッチを押すことが原因となったもの、またウサギ(げっ歯類等)は、電気コードをかじるこで発火の原因になります。ペットの留守番時にはコンセントを抜きましょう。
  • 収れん火災:水の入ったペットボトル、鏡、アクセサリーの吸着盤などが太陽光を収束(レンズ効果)させ、可燃物に当たることで発生する火災。太陽の高度が低い秋から冬に多く発生するといわれています。

アルコール消毒液やスプレーに注意

アルコールは火気厳禁

  • 消毒用アルコール(エタノール)は気化すると引火しやすい。ジェルタイプも同じです。(消毒用は除菌用に比べ濃度が高い)
  • 暖房器具の付近で使わない、置かないことを徹底!
  • 調理器具、卓上コンロなどの近くもたいへん危険!
  • 事業所などで屋外に設置した灰皿近くに、アルコール消毒液を置くなども危険です。
  • 衣服やマスクなどを消毒した後は、完全に乾く前にストーブなどに近づけない。
  • 可燃性ガスを含むスプレーなども同様です。取扱いにご注意を!

▼下記はストーブにアルコールを噴射した動画(42秒)です。

ネコにアルコールは厳禁 火災とは関係ないけど・・

アルコールは気化した場合、低い場所に滞留しやすくなります。イヌやネコはアルコールに弱く、たいへん危険です。体内で分解できずエタノール中毒になると、命を落とすこともあります。室内飼いのペットにもご注意を。同様に車内も危ないです。

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暖房器具の点検、変質灯油は使わない!

暖房器具を使い始める前の点検もお忘れなく。ストーブの灯油缶やポリタンクに残った前シーズンの灯油(変質灯油)は、不完全燃焼の原因になります。またスイッチを切っても完全に消火できずに燃え続けることがあります。使用中だけでなく就寝中や外出中の火災につながります。

灯油などの廃棄は市区町村のHPを参照、またはガソリンスタンドで引き受けてくれます。(有料の場合もあり)側溝などに流すと環境汚染だけでなく、不法投棄(1,000万円以下の罰金刑または5年以下の懲役刑)になります。

エアコンやセラミックファンヒーターなどは、フィルターの掃除も行いましょう。消費電力が大きいためタコ足配線にも注意が必要です。

電源まわりの清掃など

2020年に配線器具が出火原因となった火災は541件です。

  • コンセント内のホコリを掃除機で吸い取る
  • 古くなった延長コード、電源タップなどの交換

リチウム電池による火災が増加中!

東京消防庁は、携帯電話などに使われるリチウム電池が原因の火災が増えており、注意を呼びかけています。都内では2021年1月~9月までに90件の火災が発生し、昨年同期を上回るペースということです。使用中や充電中に熱くなるなどの異常があった際は、ただちに使用をやめて欲しいということです。

(1)おもな製品の内訳(都内のみ)

  • モバイルバッテリー:20件
  • 携帯電話・スマホ:14件
  • コードレス掃除機:7件

(2)近年の火災発生件数(都内のみ)

  • 2021年:90件(9月末時点)
  • 2020年:104件
  • 2019年:102件
  • 2018年:82件
  • 2017年:56件
  • 2016年:55件

東京都だけで年間100件以上発生しており、全国でみれば相当数の火災や事故が発生しているかもしれないですね。(昨今は地震などの災害時のために、準備される方も多いと思います)

(3)火災の様態

  • 充電中に過熱し発火
  • 不燃ごみに出されたリチウム電池が収集車内で押しつぶされ、可燃液が漏れだし出火
  • バッグの中などに携帯していた予備バッテリーから出火

スマホやノートパソコン、デジタルカメラ、コードレス電化製品などで使われる「リチウムイオン電池」は、電解液に燃えやすい物質を使用しているため、純正品以外を使用すると破裂によって電解液が漏れ出し火災の原因になるということです。また多くのバッテリーで使われている有機電解液は、人体への有毒性、環境への残存性も高いということです。

下記は東京消防庁が公開している動画です。(発火直後から激しく燃えます。危ないより、怖い状況が発生するようです。)リチウムイオン電池の破裂が始まる8分20秒頃から再生します。発煙・発火の様子から見る場合は、9分30秒頃からご覧ください。

(4)廃棄・回収

リチウムイオン電池、ニカド電池、ニッケル水素電池等の廃棄は、不燃ごみとして出さず、家電量販店、ホームセンター等の一般社団法人JBRCリサイクル協力店で、回収してもらうことが必要です。

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放火による死者は285人

火災による死者の約2割は放火(疑いを含む)が原因。

放火は出火原因の1位 死者が発生した火災の出火原因においても放火(疑いを含む)がもっとも多く、277件発生し285人が亡くなっています。

放火が多く発生した月

  1. 2月:461件(11.5%)
  2. 3月:414件(10.3%)
  3. 4月:406件(10.1%)

放火の発生時間帯

  1. 16時~17時台:361件(9.1%)
  2. 20時~21時台:358件(8.9%)
  3. 14時~15時台:356件(8.9%)

※時間帯不明:556件(13.8%)

放火は狭い地域で連続して発生するケースも少なくありません。放火または疑いがある火災が発生した場合は、地域の安心メール等からの情報を活用し、放火を防ぐ対策を共有することが大切です。

  • 家の周囲に可燃物を含め物を置かない。
  • ゴミ出しは指定日以外に行わない。
  • 監視カメラの設置。
  • 集合住宅の駐輪場などはセンサーライトの設置。
  • 空き巣の防止対策と同様に、狙われない環境づくりが大切です。

現住建造物放火罪(人が住んでいる建物・乗り物などへの放火)は、「死刑または無期、5年以上の懲役」と非常に重い罪です。

火災予防(火の用心)

年間の総出火件数は3万4062件(2020年)。毎日どこかで約93件の火災が発生しています。防火・消火設備の点検、避難経路の安全確認を。

  • 火災の発生件数
オンマウスまたはタップで停止、スワイプでスライド表示。

▼消防車のサイレン(再生ボタンで音が出ます。ご注意ください)

買い物や散歩中に消防車のサイレンを聞くと、まさか私の家ではと心配になるわねー。

お散歩の途中で、慌ててお家に戻ったこと知ってるよ。

サイレン+警鐘「ウ~・カンカンカンカン」は火災出動、「ウ~、ウ~」だけの場合は、火災以外の出動(交通事故などの救急現場で、消防隊員の応援が必要な時など)ということです。

災害時の火災から命を守る動画

消防庁が作成したビデオ(3分間のダイジェスト版|字幕あり)です。地震や台風などの災害時に発生する火災について、わかりやすく解説しています。もしもの時にたいへん役立つ内容です。

地震火災発生のメカニズム等を過去の事例をもとに紹介し、対策例として家具等の転倒防止措置、感震ブレーカーの設置、安全装置付きの暖房器具の使用など。

最近は地震が多いね。火災原因の半数以上が電気関係なんだって。

地震も火事も怖いね。これから寒くなると暖房使うし空気も乾燥するから、もしもの時のためにビデオ見たほうがいいね。本編ビデオ(字幕あり)は被害を出さないための対策を詳しく教えてくれるよ!

本編ビデオはこちらから(約11分)[表示]

最近の地震発生回数(全国)は、こちらに掲載しています。

命を守る7つのポイント

火災のニュース等では焼死と報道されるケースがみられますが、焼死に至る約8割は煙や可燃物が燃えることで発生する有毒ガス(一酸化炭素、塩化水素、シアン化水素など)によって、逃げ遅れることが原因といわれています。

寝たばこでは灰皿にたまった吸殻が燃えるだけで、有毒物質を含む大量の煙が部屋に充満します。煙に気づき目が覚めても体の自由が奪われ、逃げ遅れるケースも少なくありません。

消防庁は住宅用火災報知器の点検(電池切れの確認など)・交換(10年が目安)を呼び掛けています。

3つの習慣

  1.  寝たばこは絶対やめる。
  2.  ストーブは燃えやすいものから、離れた位置で使用する。
    (こたつの中で衣類を乾かさない)
  3.  ガスコンロなどのそばを離れるときは、必ず火を消す。

4つの対策

  1.  逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する。
    (10年を目安に交換)
  2.  寝具、衣類及びカーテンからの火災を防ぐために、防炎品を使用する。
  3.  火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を設置する。
  4.  お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる。

消防庁等の公式な統計は出されてないようですが、報道をみると高齢者の住む住宅での火災が目立つようです。帰省時になどに「消火スプレー」をプレゼントするといいかもですね。

初期消火が大切!

爆発事故や放火を除けば、住宅火災(失火)のほとんどは小さな火から。もしもの時は燃え広がる前に、素早く消火が出来る備えが大切。「消火スプレー」や「投てき消火剤」をキッチンやお部屋に備え、被害を最少に抑えましょう!

消火スプレーで被害を最小に

ご高齢者も簡単に使用でき、1秒でも早く消火できる備えが必要です。

初期消火に役立つ消火スプレー
小型消火器・投てき消火剤

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