飲酒運転をしない、させない方法

飲酒運転による交通事故は、減少傾向から下げ止まりに。平成29年の飲酒運転による死者数は201人です。

飲酒運転での事故による死者数は、10年前(平成19年)の434人から半数以下になっているものの、直近5年では200人台前半で推移しています。

※警察庁の交通事故統計(平成29年)の速報値から。数値は修正されることがあります。

飲んだら乗るな!では、防げないことも・・

飲酒運転で逮捕

酒気帯び運転などで検挙された人、交通事故を起こした人の中には、教職員や社会的な立場のある人、飲酒運転の危険性や事故の怖さを熟知しているはずの警察官などもいます。

お酒(アルコール)は脳の働きを麻痺させ、視力や知覚、運動能力など様々な感覚に影響を与えます。これは運転する前にも起きているわけで、飲んだあとでは理性的な判断が困難になることも少なくありません。

アルコールだけじゃない。肉体疲労、ストレスも。

アルコールの影響だけでなく疲労や体調不良、ストレスが重なることで脳が疲弊し思考混濁(思考錯乱)、自暴自棄に近い行動をとってしまうことさえあります。

魔の瞬間

それほど酔ってないし・・代行やタクシーはお金がかかるし・・すぐ近くだから・・田舎の道を走るから・・この時間なら検問はないだろう・・仮眠したから大丈夫でしょう・・明日は車で出かけないといけないし・・アルコールは抜けているから・・

検問などで検挙されたら(リアルな金額など)

飲酒運転の経済的損失

  1. 逮捕(勾留)の基準はアルコールの検出量、前歴、などによって判断されるようです。ただし酒酔い運転(まっすぐに歩けないなどの酩酊状態。アルコール検出量に関係ない)の多くは逮捕されているようです。検挙基準以下(0.15mg未満)の場合は、運転代行を呼ぶなどの指導されます。繰り返しますが酩酊状態であれば、0.15mg未満でも酒酔い運転で摘発の対象です。
  2. 乗っていた車は、配偶者や知人などに連絡して運転してもらう、または運転代行業者に依頼することになります。代行業者の値段相場は、2,500円~3,500円(5kmごと|名古屋の場合)です。
  3. 逮捕された場合は最大で22日間身柄を拘束され、起訴の有無が決ります。
    逮捕された場合(勾留中の3食は無料ですが・・)>>
  4. 逮捕されない場合は、略式裁判(後日簡易裁判所に出頭)で罰金の金額が決ります。
    罰金の相場は酒気帯び運転で30万~40万円、酒酔い運転の場合は50万~70万円のようです。(いずれも初犯の場合)全額即納です。罰金が払えない場合は、労役で支払うことになります。(金額は裁判所が決め5,000円/日~
  5. 行政処分は酒気帯び(0.15mg~0.25mg未満)で13点(前歴なしで90日免停)、0.25mg以上で免許取消し(欠格期間3年)。前歴なしでも過去1年以内に違反点数が2点以上あれば累積15点で免許取消しです。2点の違反は駐車違反、速度違反(20km/h以上~25km/h未満)など。
    90日以上の免許の停止・取り消し処分に該当する場合は、公聴の場で弁明の機会が与えられます。
  6. 免停期間を短縮(35%~45%)するための講習費用(90日以上は長期講習)は、2日間で25,200円(愛知県警データーから)。
  7. 免許取消しで欠格期間終了後に、自動車学校で再取得する場合は、25万円~35万円が相場。(期間は1ヶ月~3ヶ月)
  8. 勤務先からの懲戒処分(公務員は懲戒免職の場合も多い)、配置転換など。公務員の人で懲戒免職の場合、失われる退職金は職位などで異なりますが、定年退職で約2千万円、勤続20~24年で約800万円が平均です。また年金なども一部支給停止に。公務員に失業保険はありません。民間企業であっても懲戒解雇の場合は、多くの場合で退職金などの支給はありません。また失業保険の給付も大きく制限されます。
  9. 失職した場合には・・車や住宅ローンの返済が出来なくなる、家族の生活が破綻、免許を失うことなどで再就職が困難になるなど。
  10. 失われた時間、失われる社会的信用、失うかもしれない将来への展望、希望、期待、夢はプライスレスです。
飲むなら車のキーを持つな!

飲酒運転をしないためには、飲む前に理性的な判断することが大切。お酒を飲む予定、飲む可能性がある場合には、車のキーを持たないことです。 (家に置いて出る。知人に預けるなど)

飲酒運転の撲滅

車のキーを持たない

飲酒する前に理性的な判断を!

心のブレーキを強化しよう!

警察庁が公開・配布している「飲酒運転根絶ポスター」です。お酒を飲まれる方は、印刷して掲示しましょう。

  1. 自宅の玄関、駐車場、車庫などに。
  2. 会社の机・ロッカー、仕事道具・カバンの中などに。
  3. 少しくらいカッコ悪くても常に目に触れる場所に掲示。
  4. “しらふ”の時に飲酒運転の怖さを何度も確認。繰り返し繰り返しの意識付けが、お酒を飲む前、飲んだあとの揺らいだ気持ちにブレーキをかけてくれます。
飲酒運転根絶ポスター

▲PDFで表示・印刷

飲酒運転の防止

▲PDFで表示・印刷

飲酒運転に関する記事
交通事故防止
トップへ戻る