スポンサーリンク
ため池での魚釣り・水遊びは非常に危険!

全国にため池は約20万箇所あり、
毎年20件から30件の事故が発生。
ため池の危険性
ため池に落ちた場合、自力で這い上がることは困難です。子どもだけの魚釣り、水遊びは大変危険です。
ため池の岸は、斜面が緩やかになっている部分があり、見た目からは危険を感じにくい。しかし斜面には、泥やコケが生えたりしているため、滑りやすく水に落ちた場合には、自力ではい上がることは難しい。(長岡技術科学大学大学院の斎藤秀俊教授らの検証から)
ため池の数と事故
ため池は、農業用水を確保するため人工の池で、全国に19万7742箇所あります。(農林振興局からのデーターから)
- 死亡事故件数:年間20件から30件発生
- 事故原因:約3分1が魚釣りなどの水遊びで発生
過去に起きた重大な事故としては、平成28年7月に宮城県大衡村大衡天姓院の八志沼(水深約5メートル)で、魚釣りをしていた父親(36)と子ども(9才と5才)が亡くなっています。
ため池の多い都道府県
データーは農林振興局からの出典
- 兵庫県:43,245
- 広島県:19,609
- 香川県:14,619
- 大阪府:11,077
- 山口県:9,995
- 岡山県:9,756
- 宮城県:6,093
- 新潟県:5,793
- 奈良県:5,707
- 和歌山県:5,236
事故を防ぐために
ため池は農業用水の確保が目的の池であり、特に人工的に造られた貯水池などでは、急激に深くなる構造もあります。また真水に近く海水に比べ比重が小さく、水に落ちた場合は浮きにくい環境です。
- 地域のため池の場所、危険箇所を把握して情報を共有する。
- 夏休みなどは、子供の事故も増えます。
水遊びなどを絶対にさせないように、十分な指導が必要です。

ソラノメ(GPS端末)子供の見守りと不審者対策
soranome(ソラノメ)はGPS端末を使用した子ども見守り用サービス。3つの機能(位置情報、エリア通知、緊急通知)を標準装備。月額490円で利用できます。
![]() |
海や川、湖や池でおぼれたり流された人を見つけた場合の対応。緊急通報先と消防庁など救助・救命(AEDの使い方、人工呼吸など)に、役立つホームページを掲載しています。 |
水難事故発生時の救急・救命 |