シュノーケリング中の水難事故(原因と対策)

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毎年20人(5年間の平均)が
シュノーケル使用中に死亡

海や川、湖などで水面に浮きながらシューノーケルを使うレジャーで、死亡事故が目立っています。2022年は全国で29件の死亡事故が発生(このうち19件は7月と8月)しており、2016年以降ではもっとも多くなっています。

近年の事故(記録)

期間は各年6月~9月です。

  • レージャー中の事故を中心に記録。
  • 報道ベースで、すべての事故ではありません。
  • 発生日の新しい順です。
  • 状況は発生時の概要のみです。

2023年

発生日 都道
府県
場所 状況
2023年
9月23日
沖縄 宮古島市下地与那覇のリゾートホテル敷地内のビーチ シュノーケリングをしていた男性(43)がうつぶせの状態で浮いているのが見つかり、病院に搬送されたものの亡くなったということです。
2023年
9月16日
静岡 下田市須崎の「恵比寿島」 シュノーケリングをしていた女性(48)と娘(19)の2人が沖に流され、女性は救助され娘も自力で戻り無事ということです。救命胴衣は着用してなかったということです。

22歳以下の若者と子どもを含む

2023年
9月10日
静岡 南伊豆町の「ヒリゾ浜」 シュノーケリングをしていた男子大学生(21)が水を飲んで溺れ、近くにいたおじに救助される事故。大学生は一時意識不明だったものの、ライフセーバーの応急処置により意識が戻ったということです。

22歳以下の若者と子どもを含む

2023年
8月27日
鹿児島 奄美市笠利町喜瀬の「崎原ビーチ」 同僚5人と観光で訪れていた男性(62)が、うつぶせで浮いているのが見つかり、亡くなったということです。シュノーケルとフィンを着用しており、シュノーケリング中に溺れたとみられています。
2023年
8月25日
静岡 南伊豆町の「ヒリゾ浜」 シュノーケリングをしていた男性(30代)が溺れ、心肺停止の状態になったものの、ライフセーバーが心肺蘇生を行い、呼吸と脈が回復したため病院に搬送されたということです。
2023年
8月15日
新潟 糸魚川市能生の弁天岩近く 家族と遊びにきていた男性(22)が溺れ、病院に搬送されたものの亡くなったということです。家族4人で海水浴に訪れていたということで、シュノーケリング中に溺れたとみられています。

22歳以下の若者と子どもを含む

2023年
8月10日
山形 鶴岡市の「マリンパークねずがせき」 小学生の女子児童(10)が、シュノーケルから誤って入ってきた海水を飲み、溺れる事故。付近にいた小学生の女子児童(11)が異変に気付き、自分の浮き輪を使うなどして、救助したということです。救助された女児は命に別状はないということです。

22歳以下の若者と子どもを含む

2023年
7月30日
京都 京丹後市丹後町平の海岸 友人ら6人のグループで海水浴をしていた男性(77)が、海面に浮いているのがみつかり、死亡が確認されたということです。以前は海水浴場として開設されていたものの、現在は閉鎖されているということです。シュノーケリング中に溺れたとみられています。
2023年
7月28日
沖縄 本部町備瀬崎海岸から20メートルほど沖合 母親とシュノーケリングをしていた男児(8)が波にのまれて溺れ、亡くなったということです。

22歳以下の若者と子どもを含む

2023年
7月19日
鹿児島 龍郷町芦徳の「倉崎海岸」 家族4人で観光に訪れていた男性(74)がシュノーケリング中に溺れ、意識不明の重体ということです。
2023年
7月17日
島根 出雲市の「河下港=かわしもこう」近くの海 妻と子ども2人の4人で海水浴に訪れ、1人でシュノーケリングをしていた男性(42)が溺れたということです。男性は救出され命に別状はないということです。
2023年
7月11日
鹿児島 瀬戸内町加計呂麻島(かけろまじま)の実久海岸 妻と観光で訪れていた男性(63)が海に浮いているのがみつかり、病院に搬送されたものの亡くなったということです。シュノーケリングをしている時に溺れたとみられています。ライフジャケットは着用していたということです。加計呂麻島では2022年8月にも死亡事故が発生しています。
2023年
7月9日
北海道 積丹町の幌武意漁港(北側の海岸)。海水浴場ではない。 海水浴に訪れていた男性(70代)が溺れ、亡くなったということです。シュノーケリング中に溺れたとみられています。
2023年
7月2日
福井 高浜町の「はまなすパーク海水浴場」 海水浴場の沖合100メートルにあるテトラポット付近で、シュノーケリングをしていた男性(44)が行方不明になっているということです。
2023年
6月30日
沖縄 宮古島市下地島の「中の島ビーチ」 シュノーケリングをしていた男性(72)が意識不明の状態で見つかり、病院に運ばれたものの亡くなったということです。男性はシュノーケリングを始めて数分後に水深60センチの場所でうつぶせの状態で見つかったということです。
2023年
6月7日
沖縄 糸満市の「大度浜海岸」 シュノーケル中の男性(20代)がリーフの外側の沖合に流され、海上保安部のヘリで救助されたということです。外傷などはないということです。
2023年
6月5日
東京 伊豆大島 シュノーケリングをしていた男性(20代)が、沖に離れた岩場から海岸に戻れなくなり、海上保安部のヘリで救助され無事ということです。
2020年~2022年[40件を表示]
発生日 都道
府県
場所 状況
2022年
9月28日
静岡 南伊豆町のヒリゾ浜 海で男性が浮いているのが見つかり、搬送先の病院で亡くなっています。男性はゴーグルやフィン、シュノーケルなどを身に着けており、シュノーケリング中の事故とみられています。
2022年
9月28日
沖縄 「座間味島」の沖合い 家族で観光で訪れていた男性(70)がシュノーケリングをしていたところ、動かなくなり亡くなったということです。インストラクターと一緒で救命胴衣も着用していたということです。
2022年
9月27日
鹿児島 与論町の寺崎海岸からおよそ30メートルの沖 観光で訪れ2人でシュノーケリングをしていた男性(63)が、うつぶせの状態で沈んでいるのが見つかり、搬送先の病院で亡くなったということです。
2022年
9月22日
和歌山 みなべ町の目津崎付近の海 知人8人と海へ出てシュノーケリングをしていた男性(29)が行方不明になり、付近の海上で発見されたものの亡くなったということです。
2022年
9月18日
沖縄 石垣市川平の「クリスタルビーチ」 シュノーケリング中に男性(50代)が、行方不明になっているということです。ライフジャケットは未着用だったということです。
2022年
9月7日
沖縄 宮古島市の沖合 バナナボートに乗って伊良部島のシュノーケリングスポットに向かっていた、男女8人のうち3人が海に転落し一時行方不明に。海上保安部と消防が捜索したところ、海上で浮いている3人を発見し無事救助されたということです。(ライフジャケットを着用していたということです)
2022年
9月5日
神奈川 真鶴町大浜沖 シュノーケリングをしていた男性(75)が溺れ、亡くなったということです。
2022年
9月5日
神奈川 横須賀市野比5丁目の「野比海岸」 男性が倒れているのが見つかり、死亡が確認されたということです。シュノーケルをかけており、シュノーケリング中の事故の可能性があるということです。
2022年
8月24日
鹿児島 瀬戸内町の「加計呂麻島=かけろまじま」の伊子茂海岸 シュノーケリング中に行方不明になっていた男性(59)が、砂浜に打ち上げられているのが見つかり、死亡が確認されたということです。
2022年
8月22日
高知 宿毛市の「鵜来島=うぐるしま」 シュノーケリングに来ていた子ども3人を含む家族5人が磯場に取り残される事故。全員、海上保安庁の巡視船によって全員が無事救助されたということです。家族は渡船で磯場を訪れシュノーケリングをしていたところ、波が高く(0.5mほど)なり帰れなくなったということです。
2022年
8月21日
沖縄 恩納村の「アポガマ」と呼ばれる海岸 シュノーケリングをしていた観光客の家族4人が沖に流され、数人が救助に向かい全員無事に救助されたものの、救助に向かったうちの男性(51)が行方不明になり、その後見つかったものの亡くなったということです。
2022年
8月18日
沖縄 座間味村阿嘉島の「ニシバマビーチ」 同僚ら4人とシュノーケリングをしていたインドネシア国籍の男性技能実習生(27)が溺れ、亡くなったということです。ライフジャケットは着用していなかったということです。
2022年
8月8日
静岡 伊東市の海岸 男性(70代くらい)が溺れ、意識不明の状態ということです。中学生の孫と一緒にシュノーケリングをするために海に来ていたというこです。
2022年
8月3日
鹿児島 与論町立長の海岸 一人でシュノーケリングをしていたとみられる女性(38)が溺れ、亡くなったということです。女性は帰省中だったということです。
2022年
7月31日
神奈川 横須賀市の「燈明堂=とうみょうどう海岸」 家族と海水浴に来ていた男性(24)が溺れ、亡くなったということです。シュノーケリング中に溺れたとみられています。
2022年
7月31日
愛知 西尾市の「佐久島」の沖 シュノーケリングをしていた男性(37)が行方不明になり、海中で見つかったものの心肺停止の状態ということです。
2022年
7月31日
沖縄 浦添市港川の「沖縄総合事務局陸運事務所」近くの海岸 家族3人でシュノーケリングをしていた男性(53)が、海岸沿いに浮いているのが見つかり、病院に運ばれたものの亡くなったということです。
2022年
7月30日
神奈川 三浦市の「荒井浜海水浴場」 シュノーケリング中の男性(50代)が体調不良を訴えた後に、意識不明の重体に陥り、救急搬送されたということです。
2022年
7月30日
秋田 三種町の「釜谷浜海水浴場」 海水浴場を訪れていた男性(22)が海底に沈んでいるのがみつかり、亡くなったということです。シュノーケリングの道具を装着しており、何らかの原因で溺れたとみられています。

22歳以下の若者と子どもを含む

2022年
7月12日
沖縄 渡嘉敷島の「阿波連ビーチ」から約900m沖合 シュノーケリングをしていた男性(55)が流され、近くを通りかかったレジャー業者の船に救助されたあと、意識があり宿泊施設に戻ったものの、その後に腹痛を訴えて意識を失い、搬送中に亡くなったということです。
2022年
7月11日
沖縄 恩納村にある「青の洞窟」 女性(73)が溺れ、病院に搬送されたものの亡くなったということです。女性はライフジャケットを着用しておらず、付近にはシュノーケリングの道具が浮いていたということです。
2022年
7月10日
宮崎 日南市富土の海岸 母親と知人の3人で遊びに来ていた男児(小学1年生)が、シュノーケルをしていたところ溺れ、母親に救助されたということです。男児は意識不明だったものの、母親らが人工呼吸するなどして意識を取り戻し、病院に搬送されたということです。

22歳以下の若者と子どもを含む

2022年
7月6日
沖縄 名護市安和の沖合 300メートル付近沖合で男性(60)の遺体が見つかったということです。水中マスクとシュノーケル、フィンを着用しており、シュノーケリング中の事故の可能性があるということです。また遺体にはサメなどの海洋生物に噛まれた痕もあったということです。(死因は窒息死と発表されています)
発生日 都道
府県
場所 状況
2021年
8月16日
沖縄 恩納村名嘉真の海岸 友人ら4人とシュノーケリングをしていた女性(50代)が浮いているのが見つかり、病院に搬送されたものの亡くなったということです。
2021年
8月14日
千葉 南房総市白浜町根本の「根本海水浴場」の沖合 家族で海に訪れていた男性がシュノーケリング中に溺れ、亡くなったということです。同海水浴場は閉鎖中で事故当時は、雷と強風波浪注意報が発令されていたということです。
2021年
8月14日
北海道 積丹郡積丹町の海岸 シュノーケルをつけた状態で動けなくなっていた男性(40代)が見つかり、病院に搬送されたものの亡くなったということです。
2021年
8月9日
沖縄 石垣市桴海(ふかい)の海 砂浜から約250メートルの海に、男性(40代~60代)が浮いているのが見つかり、病院に搬送されたものの亡くなったということです。男性は海水パンツ、マリンシューズやシュノーケルを着用していたということです。
2021年
8月8日
静岡 下田市須崎の海岸 シュノーケリングをしていた男性(44)が行方不明になっているということです。
2021年
7月31日
北海道 留萌小平町花岡の海岸 シュノーケリングをしていた男性(56)が溺れ、意識不明の重体ということです。事故当時は波も穏やかで、場所も浅いところだったということです。
2021年
7月25日
滋賀 大津市の琵琶湖(松の浦水泳場) 家族ら20人と遊泳に来ていた小学2年生の男児(8)が溺れ、亡くなったということです。シュノーケルを使って泳いでいたとみられています。

22歳以下の若者と子どもを含む

2021年
7月7日
沖縄 石渡嘉敷村の「ナガンヌ島」 シュノーケリングをしていた男性(67)が、浅瀬で浮いているのが見つかり亡くなったということです。
2021年
6月16日
沖縄 石垣市桴海の「米原ビーチ」 シュノーケリングをしていたと見られる女性2人(姉妹でいずれも70代)が浮いているのが見つかり、病院に搬送されたものの、2人とも亡くなったということです。
2020年
9月8日
沖縄 石垣市の海岸 シュノーケリングをしていた男女2人が沖合に流され、女性は近くにいた船に救助されたものの、男性は亡くなったということです。離岸流に流されたとみられています。
2020年
8月20日
神奈川 葉山町沖の「菜島(名島)」付近 仲間2人とシュノーケリングをしていた男性(72)が溺れ亡くなる。
2020年
8月15日
千葉 鋸南町下佐久間の海岸 友人とシュノーケリングをしていた男性(24)が海底に沈んでいるのが見つかり、亡くなったということです。
2020年
8月13日
佐賀 唐津市の「加唐島=かからしま」付近 友人とシュノーケリングをしていた男性(26)が溺れ、亡くなったということです。
2020年
8月6日
新潟 佐渡市北川内の海岸付近 シュノーケルと水中メガネを付けた男性(60代)が浮いているのが見つかり、死亡が確認されたということです。溺れたとみられています。
2020年
8月5日
沖縄 宮古島市下地島の「中の島ビーチ」 知人とシュノーケリングをしていた男性(72)が溺れ、亡くなったということです。
2020年
7月25日
沖縄 宮古島市の「新城海岸」 シュノーケリングをしていた男性(59)が溺れ、亡くなったということです。
2020年
7月19日
香川 さぬき市の「津田の松原」 友人と2人でシュノーケリングをしていた男性(42)が溺れ、病院に運ばれたものの亡くなったということです。事故のあった海岸は例年、海水浴場として開設されるが、今年は「新型コロナ」の影響で営業が見送られており、監視員などは不在だったということです。
2020年
6月14日
沖縄 宮古島市の「新城海岸」 シュノーケリングをしていた男性(37)が溺れ、亡くなっています。男性はお酒を飲んだあとに、シュノーケリングをしていたということです。
2016年~2019年[37件を表示]
発生日 都道
府県
場所 状況
2019年
9月2日
沖縄 島尻郡八重瀬町具志頭の海岸 シュノーケルをしていた男性(54)が亡くなっています。飲酒後にシュノーケリングをしていたということです。
2019年
9月1日
千葉 勝浦市鵜原の「鵜原海岸」 シュノーケリングをしていた男性(76)が溺れ、亡くなっています。
2019年
9月1日
沖縄 島尻郡渡嘉敷村の「渡嘉志久ビーチ」 シュノーケルを使って泳いでいた女性(57)が心肺停止の状態で浮いているのが見つかり、病院に運ばれたものの亡くなっています。
2019年
8月25日
沖縄 国頭郡恩納村の「瀬良垣ビーチ」 シュノーケリングをしていた男性が行方不明になり、海上保安部などが捜索したところ海底に沈んでいるのが見つかり、病院に搬送されたものの亡くなっています。
2019年
8月4日
京都 舞鶴市瀬崎の海岸 シュノーケリングをしていた男性(47)が、海面に浮いているのが見つかり亡くなっています。
2019年
8月1日
和歌山 日高郡日高川町の「日高川」 友人3人とシュノーケリングなどをして遊んでいた男性(27)が溺れ、亡くなっています。
2019年
7月26日
沖縄 うるま市伊計島の海岸 知人と2人でシュノーケリングをしていた男性(22)が溺れ、亡くなっています。

22歳以下の若者と子どもを含む

2019年
7月15日
沖縄 恩納村万座毛のアポガマ付近 米海兵隊の3人がシュノーケリング中に流され、2人は自力で陸に上がり1人は救助されています。いずれも命に別状はないということです。
2019年
7月15日
沖縄 座間味村の「安慶名敷島=あげなしくじま」 シュノーケリング中の男性(60代)が溺れ、診療所に運ばれたものの、亡くなっています。
2018年
8月15日
新潟 村上市笹川の「眼鏡岩海岸」 家族や親類と海岸に訪れていた小学生男子児童(10)が、シュノーケリング中に溺れる事故。男子児童は病院に搬送されたものの亡くなっています。

22歳以下の若者と子どもを含む

2018年
8月15日
鳥取 岩美町の「牧谷海水浴場」※発見は遊泳区域の外 男性(56)が心肺停止の状態で発見され、死亡が確認されています。シュノーケリングをしていたということです。
2018年
8月14日
千葉 勝浦市興津の海 妻や友人とシュノーケリングをしていた男性(43)が、海に浮いているのが見つかったものの亡くなっています。
2018年
8月14日
新潟 柏崎市鯨波の海岸から、沖合約10メートルの海底 海へ潜りに行った男性(64)が海底に沈んでいるのが見つかったものの亡くなっています。足ひれやシュノーケルを着けた状態。
2018年
8月12日
石川 七尾市能登島田尻町の海岸(沖合約300メートル) 友人2人とシュノーケリングをしていた男性(36)が溺れ、病院に運ばれたものの亡くなっています。
2018年
7月24日
福岡 福岡市東区西戸崎沖の玄界灘「海の中道」沖 10人のグループでシュノーケリングをするため、水上バイクに引かれたゴムボートに乗り、沖合の岩場に向かって大学生が、岩場の手前で降りて泳いでいた1人がが溺れ、助けようとした1人も溺れる事故。2人とも亡くなっています。(ライフジャケットは未着用)
2018年
7月22日
兵庫 南あわじ市阿万西町の「阿万海岸海水浴場」 シュノーケリングをしていたとみられる男性(67)が溺れ亡くなっています。
2018年
7月22日
福岡 新宮町の「新宮海岸」 シュノーケルを体験するイベントに運営スタッフとして参加していた男性(39)が海に浮かんでいるのが見つかり、亡くなっています。
2018年
7月19日
静岡 南伊豆町入間の「ヒリゾ浜」 友人3人とシュノーケリングをしていた男性(26)が溺れ、亡くなっています。
2018年
7月16日
京都 宮津市の海岸(海水浴場でない) 職場の同僚らとシュノーケリングをしていた男性(24)が行方不明。
2018年
7月15日
和歌山 和歌山市の「友ヶ島」にある友ヶ島灯台の南東およそ300メートルの沖合 友人らとプレジャーボートに乗り、シュノーケリングをしていた男性(42)が溺れ、病院に運ばれたものの亡くなっています。
2017年
9月9日
静岡 南伊豆町妻良の「谷川浜」の海岸 知人ら4人とシュノーケリングに来ていた女性(49)が亡くなっています。
2017年
9月2日
静岡 南伊豆町波勝崎の沖合 友人らと海水浴に来ていた男性(20代)が、シュノーケリング中に行方不明になっています。事故当時は台風15号の影響で、海上はうねりが強く波浪注意報が出されていたということです。
2017年
8月27日
千葉 館山市富士見の「沖ノ島公園」の沖合 男性(39)が行方不明。友人ら5人でシュノーケリングをしていたということです。
2017年
8月27日
沖縄 島尻郡渡嘉敷村の「渡嘉敷島」の沖合い シュノーケリング中の男性(70)が亡くなっています。
2017年
8月14日
沖縄 宮古島市の「与那覇前浜ビーチ」 観光で訪れていた女性(27)が溺れて意識不明。シュノーケリングをしていたということです。
2017年
8月12日
沖縄 恩納村恩納の海 友人と2人でシュノーケリングをしていた男性(26)が亡くなっています。
2017年
8月9日
神奈川 三浦市南下浦町松輪の海 男性(37)が溺れ亡くなっています。飲酒後にシュノーケリングをしていたということです。
2017年
8月6日
神奈川 茅ヶ崎市の「茅ケ崎市のサザンビーチちがさき」 家族と訪れていた男子高校生(15)がシュノーケリング中に溺れ亡くなる。
2017年
8月6日
兵庫 香美町香住区境の海岸から、約5メートル離れた海 男性(24)が亡くなっています。シュノーケリング中に溺れたとみられています。
2017年
7月18日
和歌山 白浜町の「臨海浦海水浴場」 シュノーケリングをしていた女性(28)が意識不明。溺れたとみられています。
2017年
7月16日
神奈川 相模原市緑区の「道志川」 シュノーケリングをしていた男性(52)が亡くなっています。男性は知人らと一緒にキャンプ場を訪れていたということです。
2017年
7月9日
沖縄 竹富町の西表島にあるビーチ シュノーケリングをしていた男性(59)が航行していた船と接触して、肋骨を折るなどの重傷。
2017年
7月8日
沖縄 八重瀬町(港川漁港から約200メートル離れた岩場付近) 観光で訪れていた男性(46)が亡くなっています。家族や友人らとシュノーケリングをしていたということです。
2016年
8月27日
鳥取 岩美町の「牧谷海水浴場」 シュノーケルをしてた大学生4人が溺れ、2人は自力で浜に戻ったものの、1人(19)が心肺停止の重体、1人(20)が行方不明。海水浴場は21日で営業を終了しており、監視員はいなかったということです。事故当時の波の高さは約3メートルあったとのこと。

22歳以下の若者と子どもを含む

2016年
8月20日
静岡 西伊豆町宇久須の「根合海水浴場」 男性(54)が溺れ亡くなっています。家族や友人らとシュノーケリングをしていたということです。天候は晴れで波も穏やかだったということです。
2016年
8月5日
北海道 神恵内村の海岸 男性(22)が遊泳中に溺れ亡くなっています。友人とシュノーケリングに訪れていたということです。事故が起きたのは海岸から約20メートル、水深は約1.5メートル。

22歳以下の若者と子どもを含む

2016年
7月30日
神奈川 葉山町堀内の「森戸海岸」から、約650メートルの沖合。 友人数人とシュノーケリングに来ていた男性(52)が亡くなっています。

過去の死者数

死者数
(年間)
死者数
(7月と8月)
2023年
(令和5年)
/// 9人
2022年
(令和4年)
29人 19人
2021年
(令和3年)
18人 10人
2020年
(令和2年)
14人 8人
2019年
(令和元年)
18人 4人
2018年
(平成30年)
20人 14人
2017年
(平成29年)
22人 10人
2016年
(平成28年)
22人 12人
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事故のおもな原因
  • シュノーケルに入った海水を飲みこむことで呼吸困難になり溺れる。
  • 逆流した海水を不意に飲み込むことでパニックを起こし、より強く呼吸をするため気管や肺に水が入り、呼吸困難を引き起こす。
  • 溺れなくても気管や肺に海水が入ると炎症を起こすことがあります。
シュノーケルを使用するときの注意

水深が浅い場所でも死亡事故が発生しています。

シュノーケリングの事故

  • 初心者が使用するときは、危険性を十分に理解する。観光で訪れた際に、レジャー中の事故が目立ちます。マウスピースを使った呼吸は日常で行うことがないですね。事前に説明書や注意書きをよく読むことが大切です。
  • 海水の侵入防止に効果の高い逆止弁(吸気口付近つけられた逆流防止の弁)のある製品、ドライシュノーケル(シュノーケルの先端が水に浸かるとフロートが浮き上がり、パイプの入り口を蓋ぐことで水の侵入を防止)を使用する。
  • 基本的な呼吸は「空気を吸い込むときはゆっくり、吐く時は強く」。シュノーケル内に海水が溜まったとしても、ゆっくり吸うことで海水に気づき飲み込むことを避け、強く吐くことでシュノーケル内の海水を外に押し出すことが可能。海水が気管や肺に入り呼吸困難が続くと、5分程度で脳や臓器に深刻なダメージを与えます。
  • 飲酒後のシュノーケリングは絶対に行わない。
  • 連続して水中を観察せず、時々シュノーケルの状態を確認。長くても5分を目安に一度海面から顔を上げましょう。また長時間のシュノーケリングは行わない。海面に浮く行為は体力を消耗しやすいです。
  • 肺活量や性別・年齢に合わせ最適なタイプを使用する。マウスピースは小さすぎると口の中に水が入ることがあります。
  • 子どものシュノーケリングはリスクが大きい。成長過程の子どもは鼻と耳とをつなぐ耳管が短いため、耳に波をかぶっただけでも気管に海水が入りやすい。また自分で呼吸を回復することも困難です。一人で遊ばせずに必ず保護者や大人が手の届く範囲で見守ることが必要です。
  • ライフジャケット(救命胴衣)は必須。シュノーケリングでライフジャケットを着用すると、うつ伏せの状態でバランスをとりにくく着用しない方もいるようですが、海水を飲んだ際にパニックになり溺れることを防ぐため必ず着用しましょう。
  • 風が強い日や波が高い日のシュノーケリングは避ける。
  • 監視員のいる海水浴場で使用する。(一人では遊ばない)海水浴場以外の場所では、気づかないうちに「離岸流」に流される事故も発生しています。

レジャーごとに事故を分類

2016年以降の6月~9月に発生した水難事故について、レジャーごとに分類して記録しています。※キャンプはBBQを含みます。サンダルは遊具などが流され、取りに行く途中に溺れた事故です。

夏の水難事故防止
過去5年の7月と8月だけで水難者は3,008人、死者・行方不明は1,183人

 

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水難事故防止ポスター

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