10月も引き続き魚釣り中の事故にお気をつけください。大雨の影響が出ている地域では、川の増水にも注意が必要です。河川敷の状態が悪くなっている場所もあります。(脱輪などでJAFの救援要請が増えるそうです)また山間部では道路の崩落、落石などにも十分な注意が必要です。
日本有数の清流
「四万十川=しまんとがわ」は、高知県の「不入山=いらずやま」を水源とし、県内を蛇行しながら太平洋に注ぐ一級河川(全長約196km)です。日本有数の清流としてレジャーに訪れる人も多い川です。
[目次]
近年の事故(記録)
期間は各年6月~9月です。
- レージャー中の事故を中心に記録。
- 報道ベースで、すべての事故ではありません。
- 発生日の新しい順です。
- 状況は発生時の概要のみです。
発生日 | 都道 府県 |
場所 | 状況 |
2022年 8月6日 |
高知 | 「四万十川」 | ウナギ漁の罠を仕掛けるため、友人と2手に分かれて四万十川に入っていた男性(78)が行方不明になり、その後見つかったものの亡くなったということです。 |
2019年 9月13日 |
高知 | 四万十市勝間の「四万十川」 | 大学生ら8人が「勝間沈下橋」から飛び込んで遊んでいたところ4人が流され、このうち大学生の男女2人が行方不明になっているということです。(2人は遺体で発見されたということです) |
2018年 8月26日 |
高知 | 四万十市の「四万十川」 | 家族らと川遊びをしていた男性(24)が行方不明になっています。現場付近の川は、水深が深いところで18メートルほどあり、流れも複雑ということです。また台風20号による雨で、普段より増水して濁っていたということです。 |
2017年 8月10日 |
高知 | 四万十市の「四万十川」の「勝間沈下橋」から約30メートル下流 | 男性(46)が亡くなっています。家族らと遊びに来ており、息子が岸に戻れなくなったため、助けに川に入り溺れたとみられています。息子は救命胴衣を着ており、カヌーに乗っていた人に救助され無事。事故当時は台風5号の影響で、1メートルほど水位が高く流れも早かったということです。 |
2016年 9月12日 |
高知 | 四万十町昭和の「四万十川」 | 男性(90)が亡くなっています。おいと一緒にアユ釣りをしていたとのこと。誤って流されたとみられています。 |
過去5年の7月と8月だけで水難者は2,981人、死者・行方不明は1,177人
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大雨の影響が出ている地域はくれぐれもご注意を!
水難事故の事例
2016年以降の6月~9月に発生したレジャー中の事故について、1500件以上を記録しています。その中で地域や発生場所(河川名など)、行為や状況、子ども、若年層などで分類しています。
過去の事故からリスクを予見
どのような事故が多く発生してるかを知ることで、予定されるレジャーに応じたリスクを予見し安全対策を!(事例は概要のみ)
(1)地域別(2023年と2024年)
(2)レジャー人口の多い河川
那珂川荒川多摩川相模川長良川板取川神通川木曽川・矢作川・豊川四万十川仁淀川・面子川
(3)地域別の河川
※(2)を含みます。
(4)湖沼池・滝つぼ
(5)子ども・若者
(6)レジャー別
キャンプ・BBQシュノケーリング水上バイクダイビング小型ボートSUPサーフィン
(7)状況別
(8)1事故で複数の水難者が発生
各チラシはPDFで表示・印刷できます。低画質なため印刷される場合はA4(タテ)をおすすめします。(子ども向けは小学4年生以上が対象)