岐阜県「長良川」での水難事故(事例)

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「長良川」では毎年多くの事故が発生

事故の発生状況と原因、おもな危険箇所をまとめています。記事内のデーターは、警察庁の「水難事故統計」、岐阜県の公表資料から出典(一部を除く)

[目次]

長良川(岐阜県内)

長良川での水難事故

長良川

岐阜県郡上市の「大日ヶ岳」を源流とし、途中で揖斐川と合流し伊勢湾に注ぐ全長166kmの一級河川です。上流域ではアユ釣りなどを楽しむ方も多く、河口域は川幅も広く水上バイク(ジェットスキー)などのレジャーを楽しむ方もいます。

2008年から2019年までの12年間では、62件の事故が発生し25人が亡くなっています。特に美濃市の「美濃橋」付近では、33件の事故が発生し17人が亡くなっており、事故が際立って多く発生しています。

水難事故の発生状況

死亡や行方不明・重体などになったおもな事故(発生時の状況で概要のみ)

台風や大雨の影響を受けた地域では、川の増水だけでなく河川敷の状態が悪くなっていることもあります。また目的までの往路や帰路では、道路の陥没や落石になどにも注意が必要です。

2020年(令和2年)

期間:6月~9月

  • 2020年8月21日:岐阜県関市小瀬の「長良川」で、川に高齢の男性が浮いているのが見つかり、心肺停止の状態ということです。釣りをする服装をしており、魚釣り中に事故にあった可能性もあるみて、調べているということです。
  • 2020年8月4日:岐阜県関市下有知の「長良川」で、友人2人と川遊びに来ていた高校1年の男子生徒が浅瀬で遊んでいたところ流され、消防によって引き上げられ病院に運ばれたののの、亡くなったということです。現場は普段より水量が多く、流れも速かったということです。
  • 8月1日:美濃市の「長良川」で、ベトナム人の技能実習生2人が川遊びをしていたところ、男性(28)が流され亡くなったということです。
  • 6月8日:美濃市の「長良川」で、9歳と7歳の2人の子どもが川に入って遊んでいたとこ溺れ、助けに入った父親(45歳)が9歳の子どもを助けたあとに溺れ亡くなっています。7歳の子は付近の人に救助され無事ということです。

8月17日までに県内の川(長良川以外を含むすべて)での死者数が15人(今年累計)になっており、昨年同期より7人多くなっているということです。

JAFによると岐阜県内では、河川敷などで車が動けなくなるなどの救援要請が増えているということです。7月に大雨が続いたことで、土砂の堆積や地面が不安定になっていることが要因ということです。川遊びや魚釣り、BBQに行かれる方は周辺環境にもご注意を!

川に隠れた7つの危険。溺れないために!>>

2019年(令和元年)

期間:6月~9月

  • 9月15日:郡上市美並町高砂の「長良川」で、アユ釣りをしていた男性(66)が、川に転落して流され亡くなっています。
  • 9月11日:美濃市極楽寺の「長良川」で、友人とアユ釣りに来ていた男性(72)が流され、亡くなっています。
  • 8月31日:郡上市の「長良川」で、カヌーが転覆しているのが見つかり、乗っていた人が流された可能性。
  • 8月12日:岐阜市の「長良川」で、知人らと川遊びに来ていた男性1人が流され、行方不明になっています。
  • 8月1日:郡上市八幡町吉野の「長良川」で、アユ釣りをしていた男性が流され亡くなっています。
  • 7月25日:郡上市美並町の「長良川」新美並橋付近で、魚釣りをしていた男性(71)が流され亡くなっています。
  • 6月3日:郡上市八幡町吉野の「長良川」で、アユ釣りをしていた男性(80)が流され、亡くなっています。

岐阜県全体(長良川以外を含む|年間)では、24件の事故が発生し17人が亡くなっています。水難者の無事救出率は24.0%で、全国平均(33.9%)より低くなっています。

2018年(平成30年)

期間:6月~9月

  • 8月19日:美濃市曽代の「長良川」で、川の中央付近にある岩まで泳いでいた男性(31)が溺れ、病院に搬送されたものの亡くなっています。
  • 8月14日:岐阜市鏡島の「長良川」で、水上バイクに引っ張られ、浮輪につかまっていた男女2人が水上バイクが旋回した際に消波ブロックに衝突し、女性が重体になっています。
  • 7月15日:関市池尻の「長良川」で、同級生3人と一緒に「長良川」の岸から対岸に向かって泳いでいた男子高校生(16)が溺れ、病院に運ばれたものの亡くなっています。
  • 7月2日:郡上市美並町三戸の「長良川|新三日市橋付近」で、友人と川に遊びに来ていた男性(20)が流され亡くなっています。川は前日までの大雨で、普段より増水していたとのことです。

岐阜県全体(長良川以外を含む|年間)では27件の事故が発生しています。

2017年(平成29年)

期間:6月~9月

  • 9月8日:美濃市前野の「長良川|美濃橋の下流200メートル付近」で、川を泳いで渡ろうとしていた大学生(21)が溺れ、行方不明になっています。前日までの雨で普段より増水していたということです。(遺体で発見されています)
  • 8月28日:郡上市白鳥町の「長良川」で、魚釣りをしていた男性(70)が亡くなっています。

岐阜県全体(長良川以外を含む|年間)では、33件の事故が発生し16人が亡くなっています。

2016年(平成28年)

期間:6月~9月

  • 9月14日:美濃市保木脇の「長良川」で、新立花橋から、約450メートルの上流で、男性がなくなっています。アユ釣り中に事故にあったものとみられています。
  • 9月10日:郡上市美並町の「長良川」で、男性が流され行方不明。川幅は約50メートルで、水深は最も深いところで約7メートル。数日前の雨の影響で増水していたということです。
  • 8月17日:美濃市前野の「長良川」にかかる「美濃橋」付近で、ペルー国籍の男性(54)が死亡。男性は友人など約30人で、バーベキューなどをしに来ており、対岸まで泳いで渡ろうとした際に、溺れたとみられています。
  • 8月11日:郡上市の「長良川」で、男性(78)が亡くなっています。8月10日に釣りに出かけ、行方が分からなくなっていたとのことです。状況などからアユ釣り中に、誤って溺れたとみられています。
  • 8月4日:岐阜市長良古津の「長良川」で、会社の同僚3人と一緒に、川で泳いでいた男性(33)が行方不明。ここ数日の雨で普段より川の水位が高かったということです。

岐阜県全体(長良川以外を含む|年間)では、36件の事故が発生し25人が亡くなっています。

事故の発生状況
  • 岐阜県の資料によると、2008年(平成20年)~2019年(令和元年)に発生した水難事故は62件(死者は25人)です。
  • 各橋名に岐阜県が公開している付近の地図、危険個所、注意点をリンクしています。(PDF)
事故発生場所(近くの橋) 発生件数 死者数
新立花橋 1 0
立花橋 3 0
新美濃橋 2 1
美濃橋 33 17
山崎大橋 5 1
鮎之瀬橋 14 3
鮎之瀬大橋 3 2
千疋橋(下流) 1 1
合計 62 25
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川での事故を防ぐために!

川には多くの危険が隠れています。流れが速く急に深くなる場所、川底の地形なども複雑で、見かけで危険の判断が難しく、泳ぎの上手・下手に関係なく溺れやすいです。
また流れの速さや水量も季節や天候に影響を受けるため、同じ場所でも日によって危険度が大きく違います。(お出かけ当日までの気象状況に注意が必要です)

川での水難事故

川に隠れた7つの危険

水難事故防止チラシ

水難事故防止(子供用)チラシ 水難事故防止チラシ(若者向け)
子ども向け
(小学4年~6年生)
若者向け
(川での事故防止)
今いる川は急流渦(急流かも
拡大表示します。 画像のURLは https://www.teguchi.info/wp-content/uploads/water-accident/river.png

▲川遊びや魚釣りをしている家族やお友達に、画像を送ってあげるといいかも。今いる川は急流渦(か)も知れないよ。

水難事故の通報先と救命方法 海や川、湖や池でおぼれたり流された人を見つけた場合の対応。緊急通報先と消防庁など救助・救命(AEDの使い方、人工呼吸など)に、役立つホームページを掲載しています。
水難事故発生時の救急・救命

子どもの事故を防ぐ!(保護者向け)

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