岐阜県「長良川」での水難事故(場所や原因など)

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「長良川」では毎年多くの
事故が発生しています

事故の発生状況と原因、おもな危険箇所をまとめています。記事内のデーターは、警察庁の「水難事故統計」、岐阜県の公表資料から出典(一部を除く)

[目次]

長良川(岐阜県内)

長良川での水難事故

岐阜県郡上市の「大日ヶ岳」を源流とし、途中で揖斐川と合流し伊勢湾に注ぐ全長166kmの一級河川です。上流域ではアユ釣りなどを楽しむ方も多く、河口域は川幅も広く水上バイク(ジェットスキー)などのレジャーを楽しむ方も多い川です。

現在の気象状況(岐阜県付近)

windy(気象サービス)による気温と雨の状況です。スライドバーで翌日以降の予想も分かります。気象が影響する事故防止に役立つと思います。

気温

水難事故の発生状況

夏季期間のおもな事故(発生時の状況で概要のみ)

  • 同じ川で事故が多い場所は、現場に特有の事故原因があることは少なく、レジャー人口に影響されるケースがほとんどです。場所に関わらず危険はあり油断は禁物です。
  • 大雨が降ったあとは川の流れも速く、水量も多くなります。お出かけ地域の気象情報にも注意が必要です。

2022年(令和4年)

大雨の影響が出ている地域では、川の増水による事故にご注意を。

期間:6月~9月

  • 2022年9月29日午後6時頃、岐阜県岐阜市岩田西の千鳥橋から上流200メートル先の長良川左岸で、黒色の胴長を身に付け、ビクを持っていた男性の遺体が見つかったということです。
  • 2022年9月9日午後2時前、岐阜県美濃市前野の「長良川」で友人2人と釣りをしていた男性(70)が流され、亡くなったということです。
  • 2022年8月25日正午頃、岐阜県郡上市の「長良川」の新美並橋付近で、魚釣りをしていたとみられる男性(77)が浮いているのが見つかり、死亡が確認されたということです。
  • 2022年8月22日に岐阜県美濃市の「長良川」で上流の河原で泳いでいた男子中学生4人が、雨の影響で増水した川の中州などに取り残される事故。この事故で2人は川に流されたものの浮き輪などをつけており、自力で岸に戻り無事。残り2人が中州や岩に戻れなくなり、消防に無事救助されたということです。
  • 2022年8月15日午後1時半すぎ、岐阜市長良古津付近の「長良川」で友人とあわせて9人でバーベキューに訪れていたブラジル国籍の男性(23)が溺れ、友人に助け出され意識不明だったものの、その後回復したということです。飲酒はしていなかったということです。
  • 2022年7月12日午前8時頃:岐阜県郡上市八幡町島谷の「長良川」で、魚釣りをしてた男性(50代)が川に取り残され、消防署のレスキュー隊が救助しようとしたものの下流に流され、行方不明になっているということです。現場付近の川は雨の影響で増水していたということです。
  • 2022年6月19日午後6時半頃:岐阜県美濃市笠神の「長良川」で、同僚4人と川遊びに来ていたベトナム国籍の技能実習生の女性(30)が、浅瀬に沿って上流に向かって歩いていたところ、深みにはまり流され病院に搬送されたものの亡くなったということです。

2021年(令和3年)

岐阜県内の川(長良川以外を含む)では、1月から9月までにアユ釣りをしている最中に流されて溺れるなどの事故が13件発生しており、このうち10人が亡くなっているということです。死者数は過去5年で最多ということです。

期間:6月~9月

  • 2021年8月28日:岐阜県郡上市八幡町西乙原の「長良川」で、魚釣りをしていたとみられる男性(50歳~70歳)が、川底に沈んでいるのが見つかり、心肺停止の状態ということです。現場付近は先週までの大雨の影響で、水位が高く流れも速かったということです。

川で溺れる原因(事故防止ページへ)

  • アユ釣り中の事故
  • 川に隠れた7つの危険
  • ホワイトウォーター
  • 河童
  • 子どもの事故
  • 若者の事故
  • 飛び込み禁止
  • アユ釣り中の事故
  • 川に隠れた7つの危険
  • ホワイトウォーター
  • 河童
  • 子どもの事故
  • 若者の事故
  • 飛び込み禁止

2020年(令和2年)

期間:6月~9月

  • 2020年8月21日:岐阜県関市小瀬の「長良川」で、川に高齢の男性が浮いているのが見つかり、心肺停止の状態ということです。釣りをする服装をしており、魚釣り中に事故にあった可能性もあるみて、調べているということです。
  • 2020年8月4日:岐阜県関市下有知の「長良川」で、友人2人と川遊びに来ていた高校1年の男子生徒が浅瀬で遊んでいたところ流され、消防によって引き上げられ病院に運ばれたののの、亡くなったということです。現場は普段より水量が多く、流れも速かったということです。

    22歳以下の若者や子どもを含む事故

  • 8月1日:美濃市の「長良川」で、ベトナム人の技能実習生2人が川遊びをしていたところ、男性(28)が流され亡くなったということです。
  • 6月8日:美濃市の「長良川」で、9歳と7歳の2人の子どもが川に入って遊んでいたとこ溺れ、助けに入った父親(45歳)が9歳の子どもを助けたあとに溺れ亡くなっています。7歳の子は付近の人に救助され無事ということです。

    22歳以下の若者や子どもを含む事故

8月17日までに県内の川(長良川以外を含むすべて)での死者数が15人(今年累計)になっており、昨年同期より7人多くなっているということです。

JAFによると岐阜県内では、河川敷などで車が動けなくなるなどの救援要請が増えているということです。7月に大雨が続いたことで、土砂の堆積や地面が不安定になっていることが要因ということです。川遊びや魚釣り、BBQに行かれる方は周辺環境にもご注意を!

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2019年(令和元年)

期間:6月~9月

  • 9月15日:郡上市美並町高砂の「長良川」で、アユ釣りをしていた男性(66)が、川に転落して流され亡くなっています。
  • 9月11日:美濃市極楽寺の「長良川」で、友人とアユ釣りに来ていた男性(72)が流され、亡くなっています。
  • 8月31日:郡上市の「長良川」で、カヌーが転覆しているのが見つかり、乗っていた人が流された可能性。
  • 8月12日:岐阜市の「長良川」で、知人らと川遊びに来ていた男性1人が流され、行方不明になっています。
  • 8月1日:郡上市八幡町吉野の「長良川」で、アユ釣りをしていた男性が流され亡くなっています。
  • 7月25日:郡上市美並町の「長良川」新美並橋付近で、魚釣りをしていた男性(71)が流され亡くなっています。
  • 6月3日:郡上市八幡町吉野の「長良川」で、アユ釣りをしていた男性(80)が流され、亡くなっています。

岐阜県全体(長良川以外を含む|年間)では、24件の事故が発生し17人が亡くなっています。水難者の無事救出率は24.0%で、全国平均(33.9%)より低くなっています。

2018年(平成30年)

期間:6月~9月

  • 8月19日:美濃市曽代の「長良川」で、川の中央付近にある岩まで泳いでいた男性(31)が溺れ、病院に搬送されたものの亡くなっています。
  • 8月14日:岐阜市鏡島の「長良川」で、水上バイクに引っ張られ、浮輪につかまっていた男女2人が水上バイクが旋回した際に消波ブロックに衝突し、女性が重体になっています。
  • 7月15日:関市池尻の「長良川」で、同級生3人と一緒に「長良川」の岸から対岸に向かって泳いでいた男子高校生(16)が溺れ、病院に運ばれたものの亡くなっています。

    22歳以下の若者や子どもを含む事故

  • 7月2日:郡上市美並町三戸の「長良川|新三日市橋付近」で、友人と川に遊びに来ていた男性(20)が流され亡くなっています。川は前日までの大雨で、普段より増水していたとのことです。

岐阜県全体(長良川以外を含む|年間)では27件の事故が発生しています。

2017年(平成29年)

期間:6月~9月

  • 9月8日:美濃市前野の「長良川|美濃橋の下流200メートル付近」で、川を泳いで渡ろうとしていた大学生(21)が溺れ、行方不明になっています。前日までの雨で普段より増水していたということです。(遺体で発見されています)

    22歳以下の若者や子どもを含む事故

  • 8月28日:郡上市白鳥町の「長良川」で、魚釣りをしていた男性(70)が亡くなっています。

岐阜県全体(長良川以外を含む|年間)では、33件の事故が発生し16人が亡くなっています。

2016年(平成28年)

期間:6月~9月

  • 9月14日:美濃市保木脇の「長良川」で、新立花橋から、約450メートルの上流で、男性がなくなっています。アユ釣り中に事故にあったものとみられています。
  • 9月10日:郡上市美並町の「長良川」で、男性が流され行方不明。川幅は約50メートルで、水深は最も深いところで約7メートル。数日前の雨の影響で増水していたということです。
  • 8月17日:美濃市前野の「長良川」にかかる「美濃橋」付近で、ペルー国籍の男性(54)が死亡。男性は友人など約30人で、バーベキューなどをしに来ており、対岸まで泳いで渡ろうとした際に、溺れたとみられています。
  • 8月11日:郡上市の「長良川」で、男性(78)が亡くなっています。8月10日に釣りに出かけ、行方が分からなくなっていたとのことです。状況などからアユ釣り中に、誤って溺れたとみられています。
  • 8月4日:岐阜市長良古津の「長良川」で、会社の同僚3人と一緒に、川で泳いでいた男性(33)が行方不明。ここ数日の雨で普段より川の水位が高かったということです。

岐阜県全体(長良川以外を含む|年間)では、36件の事故が発生し25人が亡くなっています。

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事故の発生状況
  • 岐阜県の資料によると、2008年(平成20年)~2019年(令和元年)に発生した水難事故は62件(死者は25人)です。
事故発生場所(近くの橋)発生件数死者数
新立花橋10
立花橋30
新美濃橋21
美濃橋3317
山崎大橋51
鮎之瀬橋143
鮎之瀬大橋32
千疋橋(下流)11
合計6225

川での事故を防ぐために!
水難者の8割近くが死亡・行方不明

川には多くの危険が隠れています。流れが速く急に深くなる場所、川底の地形なども複雑で、見かけで危険の判断が難しく、泳ぎの上手・下手に関係なく溺れやすいです。

大雨の影響で普段より水量が多く流れが速かった」といったケースが多くみられます。お出かけ地域の気象情報を十分に確認して、安全を最優先にした行動が大切です。またレジャー当日も急な雷雨などで、水量や流れが急変することもあります。

遊ぶ前に危険をたくさん想像すること

魚釣りする前に、水遊びする前に、”ここって危ないかも”、”見た目より深いかも”、”流れが速いかも”、”水が冷たいかも”、”川の中に大きな石や岩があって手足を挟まれるかも”、”溺れるかも”、”渦に巻き込まれるかも”、”若いころより体力が落ちてるかも”、”生還できないかも”…と「かもしれない」を、できるだけ多く想像することが大事です。自然に囲まれる開放感は普段は感じる怖さを忘れさせ、油断してしまい事故につながります。

溺水事故のほとんどは水を飲んだことによる呼吸困難です。窒息状態が5分続けば命に深刻な状況になります。5分前に気づいていれば・・をなくすために、遊ぶ前に危険をいっぱい想像することで、無謀な行動せずに思いとどまることができます。「河川財団」の調査によると、川で溺れた水難者の約78%が死亡・行方不明ということです。

知人や友達が危ない行動をしようとしてたら、やめさせる思いやりも大切です。


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水難事故の対策

さまざまなリスクと隠れた危険に気づくことが大切です。

水難事故防止チラシ

New若者向けチラシの内容を更新しました(2022年7月31日)

水難事故防止簡易チラシです。いずれもPDFで表示・印刷(A4サイズ|タテ)できます。子ども向けは小学校4年生~6年生が対象です。若者向けチラシには、もしもの時に役立つ「救助方法=海上保安庁等」、「心肺蘇生法=日本医師会」のページQRコードを掲載しています。本文中の人数などは「水難事故統計=2021年」からの出典です。

水難事故防止のチラシ・ポスター(子供用)水難事故防止のチラシ・ポスター(若者向け)
子ども向け
(小学4年~6年生)
若者向け
(事故防止・救命)

若者向けチラシには下記のQRコードを掲載

  • 溺れた人を見たら(海上保安庁)
  • 川で溺れた人を助ける(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)
  • 心肺蘇生法(日本医師会)
  • 水辺のハンドブック(河川財団)
川での水遊び、魚釣り
今いる川は急流渦(急流かも)

川遊びや魚釣りをしている家族やお友達に、画像を送ってあげるといいかも。今いる川は急流渦(か)も知れないよ。

水に関する漢字に使われる部首”さんずい”に、弱が2つ並んで「溺」れるだね。人間は水に弱いもんね。最近の川には怖いカッパはいないかもだけど、見えなだけで危険がいっぱい隠れてるかも。この漢字は見た目も危ない感じするし、中学で習うようだけど覚えておくといいかもね。

2022年と2021年の事故

6月~9月に発生したレジャー中の事故について、地域ごとに発生場所や状況を掲載しています。長野県と静岡県は「東海・北陸」地域に掲載しています。

今年(2022年)の事故

期間:6月~

北海道から関東東海・北陸近畿・中国・四国九州・沖縄

昨年(2021年)の事故

期間:6月~9月

北海道から関東東海・北陸近畿・中国・四国九州・沖縄

2016年~2020年の事故

6月~9月に発生した水難事故ついて、地域別に分類し記録しています。悲しく痛ましい事故が多いですが、教訓として生かすことも大切かと思います。いつ、どこで、どのような状況で発生したか?概要のみの掲載です。

目次を開く[地域別]

2020年

期間:6月~9月

北海道から関東東海・北陸近畿・中国・四国九州・沖縄

2019年

北海道から関東東海・北陸近畿・中国・四国九州・沖縄

2018年

北海道から関東東海・北陸近畿・中国・四国九州・沖縄

2017年

北海道から関東東海・北陸近畿・中国・四国九州・沖縄

2016年

北海道から関東東海・北陸近畿・中国・四国
※2016年は九州・沖縄の掲載はありません。

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